【多摩のちょいスポット:017】
 

竹の花公園

竹の花公園

 八王子駅から北の方向の浅川に近い新町にある小さな公園です。何のことはないただの公園ですが、 ある資料を見ていてここが江戸時代の初期に刑場であったと知って気になりました。 もともとは「竹の鼻」と書き、甲州道中起点の日本橋から12里にあたる一里塚があり八王子宿の東の入口に 位置しています。言い換えれば宿場のはずれです。八王子宿は多摩地方の中心であり、 甲州と江戸とを結ぶ交通の要所でしたから千人同心なども活躍し、治安維持にあたったと思われます。 そしてその結果のお仕置きがここで・・・。ちなみに浅川を挟んだ向かい側には鈴ヶ森、小塚原とならぶ江戸三大刑場の 大和田刑場があったということです。
竹の花公園一里塚跡

 この一里塚跡は八王子市の指定文化財になっています。街道は八王子宿への敵の侵入を妨げるため この付近で鉤の手(クランク)に曲がっていました。一里塚の前の道が突き当たって市守神社側に折れ、 甲州街道に向かっているのがその名残です。また公園の隣には江戸時代中期に活躍した八王子出身力士の 八光山権五郎に縁のある永福稲荷神社、別名竹の鼻稲荷神社があります。

(参考資料:「八王子千人塾レポート集」)

 (2009.8)



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