雲鷹(うんよう)丸

 雲鷹(うんよう)丸は東京海洋大学品川キャンパス(旧東京水産大学)の前身である 農務省水産講習所の練習船として1909年(明治42年)に竣工し、 1929年(昭和4年)までほぼ20年間の実習航海や研究航海に供されました。
 


 東京海洋大学は2003年(平成15年)に元の東京商船大学と東京水産大学とが統合され 名称が代わっています。

 雲鷹丸は廃船となった後、戦後の混乱期を通じて長いこと放置されていたのですが、 1962年(昭和37年)にこの地に移設・補修されて保存設置されました。 そして1998年(平成10年)に登録有形文化財として指定されました。



 総トン数:444.22トン、長さ:41.2mの勇姿は夜間にはライトアップされ、 天王洲アイルのちょっとした夜景スポットになっています。
 

(2008年4月)



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