JR拝島駅

 青梅線の拝島駅は八高線の駅でもあり、五日市線の始発駅でもあります。さらに西武拝島線の 始発駅でもあるため乗り換え客が多く、近年の混雑を緩和するためもあって駅全体が橋上駅に改修されます。 このため長年使われてきた地下連絡道と跨線橋が閉鎖されることになりました。


 駅の南口(上の画像)はJRの駅舎となっていてすでに改修工事にかかっていました。 そして北口は西武線の駅舎となっていて跨線橋連絡通路によって結ばれています。


 各ホームと南口、北口を結ぶ跨線橋連絡通路はこの8月(2007年8月)に閉鎖されます。


 そしてもうひとつ、JRのホームのみを連絡する地下通路があったのですが、 こちらはすでに(2007年5月)閉鎖されました。 かつては狭いだけの地下道でしたが最近は壁に明るい絵が描かれて少しは気が安らいでいました。


 さて気になるのは駅の東側に広がる広大なヤードを横切る日本一長い踏み切り (「倉庫前踏切」と「八高倉庫裏踏切」)の運命です。駅の橋上化工事が完成した暁には南北を結ぶ自由通路も 完成するのでこの踏み切りは閉鎖されることになってしまうようです。 多分これは地元住民が反対したところでだめなのだろうと思います。
 (2009年5月31日の終電通過後に閉鎖されました。)
 

 拝島駅はJR貨物の駅でもあり、在日米軍横田基地へ専用線を使用して鶴見線の安善駅との間で 週に何回か石油輸送貨物列車が運行されています。
 このほかの駅の特徴としては、昭島市と福生市の両市に跨ること、玉川上水の分水(拝島分水)が 駅構内(地下)を流れていること、新たに造られる駅舎は5代目であること、などが挙げられます。
 

(2007年8月)



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