東京タワー





 東京タワーの正式名称は日本電波塔です。1957年(昭和32年)に起工され、 わずか1年半で完成しました。高さ333mの電波塔で日本電波塔株式会社が維持管理を行っています。
 使われた鋼材は4000トン、その中には朝鮮戦争で使用されスクラップになった戦車もあるといいます。 「ALWAYS三丁目の夕日」に描かれたとおり鳶職人の手作業により積み上げられました。


 日本でテレビの本放送が始まったのは1953年(昭和28年)です。以後、テレビ局が増えて 東京地区のアンテナ塔を一本化する必要がでて東京タワーが建設されました。 やがてテレビも普及し、多くの人々は世紀の東京オリンピックをテレビを通じて見ることができたのです。

 2011年になるとアナログテレビ放送は終了し、地上デジタル放送に移行しますが、 これに伴い受信エリア確保やタワーの老朽化を考慮して新たな東京タワー建設の構想が動きが始まっています。

 幼いころからなじんできた東京タワー、最近ではイベントに合わせたライトアップもされるなどして 人気が戻ってきたようです。まだ十分使っていけると思うのですが。
 

(2006年12月)



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