オリンピック記念宿舎





 上の画像は1964年(昭和39年)に東京オリンピックが開催されたときに 代々木に設けられた選手村の宿舎を空撮したものです。(朝日新聞社提供)

 1945年(昭和20年)まではここに陸軍の練兵場がありましたが、 終戦とともに米軍に接収され家族宿舎、いわゆるワシントンハイツとなりました。
 オリンピックの開催にあたり米軍から返還を受け、建物を改修するなどしてここにオリンピック村 を作ったのです。(建物自体は1947年ごろの航空写真と同様の配置であるため、 大幅な改修はしていないものと思われます)


 それから40年、現在この場所はきれいに整備され樹木のしっとりと落ち着いた 代々木公園になっています。

 その公園の明治神宮側の隅のほうに当時の宿舎が一棟だけ保存されていました。
 

(2006年11月)



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