日本橋三越本店





 三越の先祖は江戸時代の有名な呉服店「越後屋」(ゑちごや)です。日本橋の 三井グループにあって「三井越後屋」から三越となったものです。1904年(明治37年) に設立された日本最初の百貨店、デパートメントストアです。
 日本橋本店の本館(左の画像)は1914年(大正3年)に建てられ、その後1935年(昭和10年) に増改築がされて「東京都選定歴史的建造物」になっています。なお、新館(上の画像)の完成したのは 2004年(平成16年)のことです。


 三越のシンボルである「ライオン像」は1914年(大正3年)、本店と同時に誕生しました。 待ち合わせの場所として親しまれています。


 建物の内部は豪華絢爛そのもので大きなアトリウムの中央に「天女(まごころ) 像」がそびえ立っています。


 この中央ホールからのメイン階段に大理石(フランス産赤斑大理石とイタリア産卵黄色大理石) がふんだんに使用されていますが、よく見るとアンモナイトなどの化石がはっきりと確認できます。



 (2006年10月)



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