お天気はガラッと変わって秋らしい日差し。紅葉した木々と空のコントラストがきれい。街路樹の栗の実がたくさん落ちている。それを子供達が道路に投げ、車が栗を踏みつぶすと「やったぁ」と喚声をあげる。
ブカレスト⇔ブラショフ間の移動手段はいつものごとくMAXTAXI。私は運転手から一番遠い最後部窓側に座る。一部始終が見えると寿命が縮む思いがするので、ここがいいのだ。
しかし、いつものごとく乱暴な運転に体調不完全な私は酔い耐えていた。すると横に乗っていた大型種の仔犬も気分が悪くなり吐いてしまった。ついでに用も足したようで車内に異様な臭いが漂うが動物好きなルーマニア人は誰も文句を言わない。不平不満は我慢せずわめくタチだが愛する動物には寛容なのだった。仔犬と買主は紅葉真っ盛りのアズガで降りた。去った後を見ると私のバッグに嘔吐物が・・・・とほほ。
19時、ブラショフ駅に到着。
いつもならバスを待つ間にジプシーの子供と、お金をちょうだい、無視、の闘いがあるので気合入れて立つのだけど今日はなんだか様子が違う。一人も寄ってこないどころが姿が見えないしセキュリティがうろうろしてる。
日本人旅行者がブラショフ駅でジプシーを殴ったことを思い出した。そのせいだろうか?