【授業目的】
歴史の分野で卒業論文を作成する学生を対象としたゼミ。個々の受講者がもっている問題意識や心の中でいだいている結論をへの見とおしを、学問的な客観性と説得力を持つものにするため、報告と議論を繰り返しおこなう。
【授業概要】
前期は、まず論文の書き方を学ぶ。その上で自分の研究テーマについて、先行研究の整理と問題点の発見、そして自分の意見や展望についての報告を、各受講者がおこない、参加者全員で討議する。夏季休暇中に、1回目の下書きを完成させ、後期には、その検討を繰り返しおこない、卒業論文にふさわしい内容を備えるよう議論していく。
【授業計画】
前期
1.卒業テーマの掘り下げ
2.文献・資料の探し方
3.論文執筆の約束事
4.資料・文献の引用
5.アウトラインの報告と討論@
6.アウトラインの報告と討論A
7.アウトラインの報告と討論B
8.アウトラインの報告と討論C
9.アウトラインの報告と討論D
10.アウトラインの報告と討論E
11.アウトラインの報告と討論F 12.前期のまとめ
後期
1.問題設定の再検討
2.構成の再検討
3.先行研究との整合性
4.論証と結論の整合性
5.執筆に向けての報告と議論@
6.執筆に向けての報告と議論A
7.執筆に向けての報告と議論B
8.執筆に向けての報告と議論C
9.執筆に向けての報告と議論D
10.執筆に向けての報告と議論E
11.執筆に向けての報告と議論F
12.執筆後の反省と課題
【成績評価方法】
期末レポートと授業での報告内容、および出席情況と議論への貢献度
【テキスト・参考文献】
プリント配布
【履修上の注意等】
報告者は必ず詳細な報告レジュメを準備すること。またレジュメは1週間前までに下書きを作成し、担当教員のチェックを受けること。