【授業目的】
外国人留学生のための科目。歴史を中心に日本の社会や文化について基礎的な知識を獲得するとともに、その特質や海外諸国との共通点・相違点について、理解を深める。

【授業概要】
前近代の歴史（古代・中世・近世）を中心に、テキストとビデオプロジェクターを用いた講義とディスカッションによって授業を進める。教室の外でも学習の機会をつくるため、また見学プログラムや自己体験プログラムをとり入れる。

【授業計画】
１． 東アジアの変動と古代国家の成立
２． 律令制度と中国文化の本格的導入
３． 摂関政治と荘園体制の成立
４． 院政の展開と武家政権の成立
５． 執権政治とモンゴルの来襲
６． 鎌倉幕府の滅亡と南北朝の内乱
７． 室町幕府の政治と国際関係
８． 下剋上と自治の展開と民衆文化の発展
９． 戦国の争乱とヨーロッパ文化の流入
10． 織田・豊臣政権と幕藩体制の成立
11． 江戸幕府の支配と鎖国体制

【成績評価方法】
授業への貢献度（出席と意見表明など）と授業中の小テストや小レポートおよび期末レポート

【テキスト・参考文献】
テキスト：プリント配布
参考文献：授業中に紹介

【履修上の注意等】
  期末レポートのテーマ設定については、担当教員にかならず相談すること