月4 東アジア文化論 (前期)


◎レポート2
  内容:下の6)〜10)の授業テーマから1つを選び、授業内容を要約し感想や意見をつける。自分で調べた内容でもよいが、出典を明記すること。
  字数:1200‐2000字(400字×3‐5枚)程度。様式自由。参考文献・HPを明記すること。
  期限:7月14日の授業。最終期限は7月22日。授業以外の提出は研究棟3階日本語コース共同研究室の事務助手に提出し判を押した受領書を受け取ること。


【授業目的】
東アジアにおいて各地域を特徴づける文化的個性が、実は相互の交流のなかで歴史的に形成されてきたことを理解する。独善性や先入観を相対化し、多民族共生の時代にふさわしい自他の文化認識を、受講者が培うことを目指す。

【授業概要】
春学期は、【T】東アジアの相互認識、【U】当初から見た東アジアの文化交流の2部構成。【T】では日本・中国・韓国の人々が、相手の国や人間をお互いにどのように観ていたか。その相互認識の歴史的変遷や東アジアの共通性や相違点について考える。【U】では、それぞれの国の周縁に位置する島嶼の歴史から、東アジアの文化交流を多面的に跡づける。講義形式だが、ビデオやOHPなど視聴覚素材も多用する。

【授業計画】
4月 7日    ガイダンス
4月14日 1)戦争と敵国イメージ
4月21日 2)東アジアの自他認識@ エスノセントリズム
4月28日 3)東アジアの自他認識A 中華思想
5月 5日    こどもの日
5月12日   ふるさと講
5月19日 4)東アジアの自他認識B 浄穢観念
5月26日 5)中世日本の「在日外国人」−博多と奈良
6月 2日    レポート1 作成日
6月 9日  6)海から見た東アジア交流@  東南アジアからきた縄文人
6月16日 7)海から見た東アジア交流A  円仁と張宝高
6月23日 8)海から見た東アジア交流B  平安時代の船旅
6月30日 9)海から見た東アジア交流C   沈没船は語る−東アジアの水中考古学
7月 7日 10)海から見た東アジア交流D   東アジアの港市と島嶼
7月14日   レポート2 提出日

【成績評価方法】
出席点(1回1点)と2回のレポート(各20点)の合計。50点満点。
レポートは、1)〜5)と6)〜10)の授業テーマから1つを選び、授業内容を要約したものに、さらに自
分で調べた内容を加え、1200−2000字(400字×3−5枚)程度にまとめること。

【テキスト・参考文献】
テキスト:プリント配布       参考文献:授業中に紹介

【履修上の注意等】
授業情報はインターネットでも流すので、パソコンや携帯でもチェックすること。
 
 

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