ア−ムレスリングとは

ア−ムレスリングとは、一言で言えば腕相撲とほとんど変わりがありませんが、実際にやってみると、実に奥が深いスポ−ツです。

ア−ムレスリングは専用の競技台の上で行い、試合ではレフトハンド(左手)、ライトハンド(右手)とそれぞれの部門があり、その中で体重別に階級が分けられています。(各大会により階級の分け方はまちまちですが、地方大会等では軽量級65kg以下、中量級75kg以下、重量級75kg以上に分けられていることが多いです。)

試合の流れに添って、ア−ムレスリングのル−ル説明をします。(下の図を参照)


ア−ムレスリング競技台

1:相手と向かい合い、礼をしてお互いの健闘をたたえる意味を込めて、握手(競技する反対の手で)します。

2:競技する反対の手でグリップバ−をしっかり握り、競技する腕の肘をエルボ−カップの真中に置きます。

3:お互い手を握り合います。(この時、親指を人差し指と中指の間から出しても良いが、中指と薬指の間はダメ)

4:お互い同じ条件で競技するため、レフリ−が @ 手首が入っていないか A 拳の高さ(人差し指の高さ)が水平か Bお互い握り合った拳が競技台の中心になっているか C 肩が競技台と平行かを見ます。(手首が入ったり、拳が高い位置にある選手の方が有利になってしまうので、レフリーが@、A、Bをしっかり見ます)

5:4の条件が満たされたら、レフリ−の「ストップ、ゴ−」の掛け声で相手の拳をタッチパッドに付ければ勝ちです。この時、レフリ−の「ゴ−」の掛け声の前に少しでも動くとファ−ルになってしまいます。

6:その他に、主なファ−ルとしては、エルボ−カップから肘が出たり、浮いたり、又グリップバ−から手を離すとファ−ルになり、合計2回のファ−ルをしてしまうと失格で敗者となってしまいます。

7:お互いが「つり手」だと、手が離れる事が多く、この時はストラップでお互いの拳を括って絶対に離れないようにします。

8:勝負が決まると、お互いの健闘をたたえ、再度握手をして競技終了です。

以上が試合の流れです。

ア−ムレスリングでは、大きく分けて「つり手」と「かみ手」の2通りの攻め方があり、つり手とは相手の腕を自分の方へ引き付けて勝負するタイプで、リ−チの長い人に有効な攻め方です。かみ手とは手首を巻きこんで勝負するタイプで、ある程度パワ−が必要となります。
ア−ムレスリングが強くなるためには、実践練習と、自分の弱い個所をウェイトトレ−ニング等で鍛えることが必要で、コツコツと地道にトレ−ニングすると必ず強くなれます。(今まで勝てなかった相手に勝った時の嬉しさは格別です。)
   

かみ手 つり手 ストラップ


また、一般的にガラの悪そうなスポ−ツの様にも感じもしますが、そんな事無く、礼に始まり礼に終わる紳士的なスポ−ツです。
ア−ムレスリングは、文章ではなかなか説明しにくい部分もありますので、皆さんも、近くの練習会場でア−ムレスリングを一度体験してみて下さい。