2003年12月28日(日)
●TMR1
TMR1と2はPIC16F84にはなく、PIC16F628で搭載されました。又、TMR1は16BIT幅のカウンターでプリスケーラーは1:1から1:8。外部入力は RB6/T1CKIとなっております。レジスター上での存在場所は次の通りで、8ビット幅のデータを2つ使用することで16ビット幅を実現しております。
TMR1L 0EH
TMR1H 0FH
●T1CON
TMR1はT1CONレジスターで設定します。
★TMR1ON
TMR1を使用する時は1をセットします。停止あるいは使用しない時は0をセットします。
★T1SYNC
外部クロックに同期させる時は0をセットし非同期の場合は1をセットします。
TMR1CSが「0」=内部クロックの場合は無効です。
★TMR1CS
クロックソースには外部入力(RB6)の場合、TMR1CSに1を立てます。内部クロックの場合は0をセットします。
★T1OSCEN
外部発振子によりクロックを発生させたい時にオシレーターを有効にします。
1をセットする事で有効になります。
★T1CKPS0-1
T1CKPS0、T1CKPS1の2ビットはプリスケーラーの比率を設定します。設定は次のようになっています。
設定例
内部クロック入力 プリスケール 1:2
bsf T1CON,TMR1ON ; TMR1 SET GATE TIME
bsf T1CON,NOT_T1SYNC
bsf T1CON,T1CKPS0 ; 0 1 0 1
bcf T1CON,T1CKPS1 ; 0 0 1 1
上記の設定は次の記述でも可
movlw B'00010101'
movwf T1CON
●TMR2 (PIC16F84にはありません)
8BIT PRESCALE 1:1 1:4 1:16
外部入力 なし
詳細は未開拓である事と使用予定が無いため、機会がありましたらまとめます。
次回は割り込みの設定を解説します。
|