2004年 3月18日(木)
●デジタル温度計の概要
今回は液晶ディスプレーを入手しましたので、低消費電力、電池駆動、小型化を目指した2チャンネルのデジタル温度計を製作しました。家には3つの水槽があります。この中は多摩川で捕れた淡水魚なのでシビアな温度管理のいらない魚種ではありますが、アクセサリーとして温度計をつけて見ようという訳です。バイクのエンジンの温度計測にも応用を予定しております。前回までにPIC16F819で電圧の測定が出来るようになっておりますので、今回の新規設計はLCD制御、バッテリーパワー制御、温度→電圧変換の部分になります。
●LCD制御
購入したLCD表示器は表示部16桁×1行、電圧5V、価格300円のタイプで購入時
に添付された説明書通りに、信号を送ってやると、制御が出来る便利な物です。
7セグメントで製作するよりかは断然お得で、簡単です。
16桁×2行や8桁×2行のものでも、制御はほとんど変わりません。
・接続方式
LCDとはパラレル通信によって制御しますが、その時のデータ量であるバス幅で
4ビット/8ビットを選択できます。
もちろんマイコンのポートには限りがありますので、
迷わず4ビットを選択します。若干8ピットの方が制御
は楽になりますが、一度ソフトを作ってしまえば次回も
使用できますので、転用が出来るコマンドを作りました。
・イニシャライズ
LCDはパワーオンリセットでイニシャライズをかけることが出来ますが、念のため
専用のコマンドを作りました。「詳細は下のソースコードをごらんください。」
・特殊命令
表示位置、画面クリア等表示制御コマンドを用意しました。
・文字表示
1文字表示、文字列表示のコマンドを用意しました。
●バッテリー制御
オートパワーオフ(約3分)、プッシュスイッチによるパワー制御を搭載しました。
電池駆動の時、電源の切れ忘れに対して、自動に切断します。
●回路図とファームウェア
2009年 2月22日
回路図は「2チャンネル温度計」 ファームウェア「4チャンネル温度計」
ファームウェアは4チャンネル仕様になっております。
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