2004年 8月 2〜3日(月) 晴れ 長野県川上村 千曲川源流域
久しぶりの千曲川。夏季連休を利用して平日、一泊二日で行ってまいりました。今年は水量が少ないようですが(地元談)、定期放流もあるのでちょっと期待。
しかしながら、次の放流はお盆の直前で8月9日頃の話です。今は一番少ない時期と不安材料は残りますが、まずはガサガサしてみました。
おぃ。釣りじゃないのかよって。まぁまぁ、まずはいるか、いないかを調査するのはこの方法が一番手っ取り早いのです。
●ガサガサとルアーフィッシング
ガサガサでは岸際の岩やバイカモの周辺をガサってみると、10cmほどの
イワナが入りました。次に流れの速い瀬では岩の下からカジカがいっぱい捕れます。周辺の石にはヒゲナガカワトビケラ(黒川虫)がいっぱい付いており何匹か採取していると
網に勝手にカジカが入ってくるくらいです。
地元のおじさんも2m四方の大きな四手網でカジカを捕っていましたが、※ガサガサしてはいけない場所かもしれませんので、すべてリリースしました。ガサガサでは好調な出足、なので夕方からルアーで釣って見たのですがいや〜渋い・・・。やっと掛かったと思ったら、バレてしまう始末。
残念、明日がんばる事にし今日は終了としました。
●川上村の気候
ここ、川上村は標高が1200mほどの高原なので日中と朝夕の温度差がかなりあります。日中は強い日差しで30℃以上にもなり、すぐに日焼けしてしまいます。
逆に朝夕は16℃と肌寒いくらいです。又、千曲川の水温は15〜16℃とかなり冷たくイワナが棲める訳だと納得する温度でした。これでも地元の子供たちは元気に泳いでおりました。以前、私も娘も入ったことがありますが、根性ないので数秒で陸揚げでした。
●2日目
車中泊を経て2日目の朝 5時ごろ、あたりも明るくなり茜色の朝焼けで目覚めました。
昨日はルアーで惨敗でしたので、今度はフライで行きます。まずはドライを付けて流しておりましたが一向にあたりがありません。う〜ん。
それでは基本に戻り、黒川虫に一番近いフライ、リーチ#14を結びました。この川、黒川虫がたくさん居ますので、もしやと期待して数キャスト。
すると瀬で大きいあたり、やった〜と思って上げて見ると25cmほどのハヤでした。がくっ・多摩川で釣れるとうれしいのですが・・・ 今回の目標はイワナ。
その後、やっと釣れたのが、ガサガサ、サイズのかわいい岩魚。これはまずいという事で、#10にフックアップをしたのですがその後も、10cmほどのイワナはかかってしまいます。
でもフライが当たったようで、20cm位のイワナが3匹掛かりました。一段落していると、近所の子供たちがガサガサ&水泳で釣りどころではなくなってしまい、仕方なく一緒に、ガサガサです。
結果、イワナ、カジカ、カエル、なんとシマドジョウも確認できました。お盆放流の直後はほんとうに、もっと釣れるんですよ。当たり前か・・・。
●写真はスライドショー形式でアップしました。
今回、写真が多いのでスライドシステムをオープンウィンドーに追加しました。
8月2日分 全22枚 「スライドショー」
8月3日分 全19枚 「スライドショー」
●使用ルアー
5g、7g 金/銀スプーン 4〜5cm ミノー
●使用フライ
カディス #14 オイカワ用ミッジ #20〜24 リーチ(蛭)黒 #10〜12 アント(甲虫系) #14〜18
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