多摩川の源流

多摩川最初のひとしずく
急登から笠取小屋まで　さて、登頂は続いて最初の分岐点。コースの選択です。「なだらかで遠い道」と、「急登で近い道」、あなただったら、どっちを選ぶ？私は急登にしました。時間に制限もあったので、ここは一発気合で登る事にしましたが、なだらかなコースを見ていないのと、急な登りとわかっているので、それほど苦にはならず、なんなく難関突破。(ちょっとオーバーか)その間ミズナラの森を抜けましたが、樹齢300年以上の巨木が並び、青い空とまだ葉をつけていない巨木とのコントラストはなかなかのものでした。途中からまた沢沿いのコースとなり、一歩で渡れる多摩川(水干沢)の横道を歩きます。石も綺麗な緑色のコケをまとい、水々しい渓相でした。

究極の選択	ミズナラの原生林	ミズナラ樹齢３００年か
さて本筋に戻り、山小屋である笠取小屋に到着です。出発地の作場平口から、ここ笠取小屋までは３．２Km、ここから水干までは1.5Kmとすでに２／３きております。山小屋おやじの話では「ここからはきつくは無いよ」との事でしたので気持ち足取りも軽くなります。しばらく行くと、左右が高原のように開けた側溝を進みますが、なにやら白いものが所々に・・・。雪のようです。まだ溶けないんですね。どおりで沢の水が冷たいわけです。ただ、体感温度は動いているので、それほど寒くは感じませんでしたが、やはり後でわかりました。後ほど・・・
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