2003年 2月23日
まだまだ、寒い今年の冬。春が待ち遠しいのですが、花粉だけは勘弁してください。と言ってもどうにもなりません。
さてさて、今日はミノーの重心移動システムのお話です。ミノーは流線型で細く、フローティングタイプは特に軽く、又リップ付きで、
風の抵抗を受けやすい構造なので、ウエイトの位置によっては飛行中回転し、この影響で失速。飛距離が延びないルアーとなります。
これはキャスト時、ウエイトがルアーのテールに移動すれば、よく飛ぶルアーとなります。市販品では珍しくありませんが
ウッド製では強度、配置など色々あり、今まで半端な構造で効果もいまひとつの状態でした。今回はエィヤ~って感じで、
作ったのがアウターフレーム方式。フレームをボディ外に配置したことです。これにより、ウエイトの移動範囲が広がり、
効果的な重心移動が行われます。問題はフレームの強度ですが、フレームにはΦ0.9mmステンレスバネ線を使用し、フレームを収める溝や、各アイの周囲を瞬間接着剤等で
補強する事で対策しております。写真 左上と上中。
その他は現在製作中のトップウォーター、オイカワカラーです。
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