2002年 9月29日
ギバチ。
「秋田、岩手両県下から神奈川、富山県あたりまでの本州に分布。日本固有種で自然の残された清流、河川上流部から中流域にかけて生息し、主に水生昆虫をを食べている。
関東での産卵期は6〜8月石のしたなどに黄色い卵を産み付けるらしい。サイズは最大でも20cmを超えるくらい。 環境庁レッドリストでは絶滅危惧U類 」
綺麗な川に住んでいるナマズの仲間。胸鰭と背びれに毒を持ったとげがあり、刺されると、大変痛いらしい。稚魚はよく、ナマズと間違えられます。背びれとひげの本数が明らかに違います。このギバチの稚魚が最近ガサガサによく入るとの情報により、では、親を探そう。
という事で、ガサガサの達人「中本 賢氏」が登場。日も暮れた頃、ドライのウェットスーツに水
中かメラを携えて、潜ること1時間半。(右下写真)知らない人が見ると、相当怪しい風景だったと思います。
見方を変えれば闇夜に出現した頭が光る怪物。で、話変わって場所は小川が流れ込むワンド、ちょーど浅瀬だったので、私は潜る様子を岸から追いかけながら、水中カメラの照明に集まるお魚の観察をしてました。
普段みられない、テトラポットの裏やその奥など、潜ると色々見られて楽しそうです。残念ながら、今回は親ギバチの確認はできませんでしたが、キバチの生息確認ができれば、その映像を元にし自然保護を呼びかけることができるそうです。
確認できた魚種はナマズ(7〜8匹20cm以下)や、ヨシノボリ、フナ、モズクガニ、ウキゴリなど、
多々確認できたようです。撮れた映像を見ていないのですが、相当魚影が濃い絵になったと思います。 その他の写真は昼間の散策で捕らえた魚とエビです。鮎は相変わらず、小ぶりですが、この時期にこの大きさ(10〜15cm)では・・・かなり生育不良では。
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