9月 覚え書2000年9月へ 

7日(木) 19:00開演 ナイロン100℃ 『ナイスエイジ』 

二人一役や、時空を越えての不変性やら、こった仕掛けで私が好きなタイプの芝居だった。休憩はさんで約3時間30分の長さも、苦にならなかった。お尻は少しだけ痛くなったけど。使い古されたネタで、何が起きるかはなんとなく判るのに、それでも上手く笑わせられて、飽きもせず、ごちゃっとしがちな筋を追えた。

13日(水) 14:00開演 キャラメルボックス 『また逢おうと竜馬は言った』 

なにげなーく、竜馬の存在を受け入れてしまった。ちょっと間が悪いかなというところもあったけど、良い感じ。いくつか観たキャラメルの舞台はいつも80点な感じがして、まずまずとか無難という印象なのだけども、今回はそれ以上。全ての人物が、活き活きしていた。

14日(木) 19:00開演 グッドフェローズ プロデュース 『2.5Minute Ride』 

睡眠不足かなぁ、何度か居眠りしちゃった…、もったいない。篠井さんはやっぱり‘しぐさ’とか‘声音’とかが独特。

19日(火) 19:00開演 演劇倶楽部O‘s 『異議あり!』 

台詞とちりが多すぎ、ダンスもあまり意味なく長いよなぁ。山崎さんの5変化は面白かった。

20日(水) 14:00開演 KOtoDAMA企画 『陰陽師』  

役者、美術、衣装、照明、音楽、演出も良かった。企画も良かった。やりたい事を実現するためにベストを尽くしているのが、感じられるようだった。ちょっと若々しすぎる気もするけれど、人らしからぬ晴明像は似合っていた。

20日(水) 19:00開演 カメレオン会議 『モナ美』  

緊張と緩慢、その両方の流れが在った。身に覚えのあるような、話。

26日(火) 19:30開演 遊気舎 『JULIO』  

チラシなどのあらすじから想像できるまんまの話だった。後藤大王の作にしては、なんだか物足りない…。久保田さんはやっぱりズルイ(笑)