2000年 下へ
4日(金) 19:30開演 流山児☆事務所 『百舌鳥夕雲町歌声喫茶』
Space早稲田の穴ぐらの感じで、変形四方囲み、ワクワクする。古いことは古いけど、それほどごたいそうじゃないホテルのラウンジみたい。入り口の丈が低くなっていたり、割と詰々の客席なのも、セットの内っぽい。美術は塩野谷さんだって、ヘ〜。客演陣を知らないので、新鮮な感じ。流山児の人々はいつもと同じ。横須賀さんで息が抜ける。関根さんはやっぱり、流山児には珍しいタイプの人だ。日替わりゲスト、メトロファルスのヨタロウさん、はまりすぎ。次回は役者として出て欲しいなぁ。
MOTHERの宮吉さんは舞台上を駆け回る、転げまわる、の大活躍。元一世風靡団長・平賀さんは、いつもながら声に爆弾がありそうでハラハラする。でも妙に女タラシのおじさん役にハマる。納得させられた
(笑)。
9日(水) 14:00開演 キャラメルボックス 『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』
こんなエピソードが出てくるなんて、とちょっとだけ驚き。近江谷太郎さんがもっと観たかった。キャラメルはいつも80点な気がする。
9日(水) 19:00開演 スタジオライフ 『黒いチューリップ』
曽世さんの坊ちゃん育ちなベルル、岩崎さんの大きっなローザ、良かった。ライフに、この話はピッタリ。豪華でわかりやすく、ドラマチック。
でもプロローグとエンディングは必要なかったと思う。河内さんは、ローザの父で看守のグリフュス役のときは、さすがに上手くて良かった。楢崎さんのもう一人の看守役も、良かったと思う。
若々しいジャン・ド・ウイット役を演じていたときと比べると面白い。
藤原さんは、説明役であり憎まれ役でもあって、大変。客席に私の名前(役名)は?って訊いていたけど、答えてもらえなかったみたい。私だったら答えられたのにな。イザーク・ボクステル!出番は多かったけど、私はもっとシビアな悪役が観たい。
28日(月) 19:00開演 MOTHERLESSCHILDREN 『グリフトの手口』
MOTHER若手修行・若手ファンサービス興行?一人ずつに見せ場があって、G2のお膳立てがうまい。エロ仕掛けな宮村さんをまともに観られない〜。
セットの中で、ラックに入れてあるチラシのキャラが気になるなと思っていたら、ちゃんとそのキャラがネタに使われていた。三上さんの凄みが可笑しいし可愛いい。
7日(木) 19:00開演 ナイロン100℃ 『ナイスエイジ』
二人一役や、時空を越えての不変性やら、こった仕掛けで私が好きなタイプの芝居だった。休憩はさんで約3時間30分の長さも、苦にならなかった。お尻は少しだけ痛くなったけど。
使い古されたネタで、何が起きるかはなんとなく判るのに、それでも上手く笑わせられて、飽きもせず、ごちゃっとしがちな筋を追えた。
13日(水) 14:00開演 キャラメルボックス 『また逢おうと竜馬は言った』
なにげなーく、竜馬の存在を受け入れてしまった。ちょっと間が悪いかなというところもあったけど、良い感じ。
いくつか観たキャラメルの舞台はいつも80点な感じがして、まずまずとか無難という印象なのだけども、今回はそれ以上。
全ての人物が、活き活きしていた。
14日(木) 19:00開演 グッドフェローズ プロデュース 『2.5Minute Ride』
睡眠不足かなぁ、何度か居眠りしちゃった…、もったいない。
篠井さんはやっぱり‘しぐさ’とか‘声音’とかが独特。
19日(火) 19:00開演 演劇倶楽部O‘s 『異議あり!』
台詞とちりが多すぎ、ダンスもあまり意味なく長いよなぁ。山崎さんの5変化は面白かった。
20日(水) 14:00開演 KOtoDAMA企画 『陰陽師』
役者、美術、衣装、照明、音楽、演出も良かった。企画も良かった。やりたい事を実現するためにベストを尽くしているのが、感じられるようだった。
ちょっと若々しすぎる気もするけれど、人らしからぬ晴明像は似合っていた。
緊張と緩慢、その両方の流れが在った。
身に覚えのあるような、話。
チラシなどのあらすじから想像できるまんまの話だった。後藤大王の作にしては、なんだか物足りない…。
久保田さんはやっぱりズルイ(笑)
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2日(月) 19:00開演
笑った、笑った、たくさん笑った。ポーターハウス警部役の有福正志さん、どーしてあの空気を保てるんだろう。
13日(金) 19:00開演
川平さんと岡本さんで興味をもったのだけど、こんなものかな〜。時代を超えて軌跡をのこす人物、という感じはする。なにか、もっと盛り上がるのを期待してしまっていた。
メッセンジャーがもっと早く登場しても、いいような気がする。
18日(水) 14:00開演
臭い、臭い、臭い…、とにかく臭う。ファーストシーンから否応なく集中させられる。そうか、呼吸(いき)もできない…ってのは、このことか?
塩野谷さんのフットワークは軽い。OK!OK!
18日(水) 19:00開演
華やか〜!昼の『アーバンクロウ』とのギャップが激しい。
最初、すごい濃いメイクだなと思ったのが、いつのまにやら気にならなくなっている。衣装やら照明やらとのバランスってことかな。
野田さんの、あぐらで起き上がりこぼし状態は可愛い。あのアングルは、そう無いな。
19日(木) 19:00開演
もっと小難しくて淡々とした感じかと思って行ったら、いい意味で拍子抜け。なんとなくいやーな、冷や汗。あの展開には気づけなかった、脱帽。
ワーナ!ワーナ!ワーナ!
25日(水) 14:00開演
そこにはいない一人の人間を巡って知らないもの同士が…というのかと思っていたら、違った。謎は謎のままなのか、いまいちすっきりしない。ちょっと間延び。男の人の感想は、違うのかなぁ。
宮吉さん、あれじゃ風邪もひくわな。
25日(水) 19:00開演
笑ったり泣いたり悩んだり、怒ったり喜んだり許したり、と忙しい芝居。でも見せるとこは、見せる。どの役にもそれなりの愛があって、いいなぁ。
後味良し。クボッティーの役は、ぼやいている(あるいはボケてる)間においしい事が転がりこむ「いるいる、こうゆう人!」って感じ。好いかも。
25日(水) 19:00開演
A NISHIDA SHATNAR PLAY『Believe』
ラストシーンが好き。天下獲りなんぞより愛する女!って信長のキャラがいい。
どうしても合体ロボを出したいんだな。あと、『面Bに到着したと仮定して』・ポーズ・はなんだったんだろう?
面白かったのだが、途中ちょっとだけ眠くなる。睡眠不足がたたっている。