−2006/01/09 UP− ■□■MUSIC or DIE −2005−■□■ 音楽は生きる糧。 2005年も素晴らしい音楽に満たされることが出来ました。 「MUSIC or DIE」は、その年、僕がどんな音楽を聴いてきたか、 サクサクッとご紹介していく企画です。 それではどうぞ。 #1.ベスト・アルバム・オブ・ジ・イヤー ![]() くるり:『NIKKI』!!! 2005年の最高の1枚は、くるりの6thアルバム『NIKKI』です! もうぶったまげました。やっぱりくるりはやってくれました。 正攻法なロックンロールで編み上げられながら、目の前に広がるのは前人未到の地平。 キラキラしたロックンロール・ワールドがはちきれんばかりに凝縮され、 鼓膜を融解して脳内に広がります。 この国のトラディショナル・ロックの決定盤! 素晴らしすぎる! #2.tsuyoが選んだ今年の5枚。 ベスト・アルバム・オブ・ジ・イヤーはくるりの『NIKKI』に輝きましたが、 今年も傑作アルバムが多かった!中でも今年リリースされたアルバムで、 僕の心を揺さぶりまくったアルバム、ベスト5を紹介!! ![]() 左から。 くるり:『NIKKI』 今年のベスト・アルバム。くるりが織り成す唯一無比のバンドサウンドに骨抜きです。 1曲目『Bus To Finsbury』からラスト『(It's only) R'n R workshop!』まで、 キラ星のような名曲ばかりのぶっちぎりのロックンロール賛歌。 アルバムを構築する全ての要素が眩しすぎるぜ。すごいぜ、くるり! SINGER SONGER:『ばらいろポップ』 2005年のミュージックシーンにおける最高の事件。いや、最高の奇跡。 Coccoが帰ってきた!しかもSINGER SONGERという最強のバンドを引き連れて。 そして『ばらいろポップ』という最高のアルバムを僕らに届けてくれた。 愛の強さを混じりけなしに信じきり、届かないこと、報われないことも孕みながら、 純真に、そして覚悟を決めて、このアルバムは愛を鳴らしている。 まっしぐらの愛を響かせた『ばらいろポップ』。まさに奇跡っす! サンボマスター:『サンボマスターは君に語りかける』 俺は今ロックをやりたいのだ!! その熱すぎるロック魂で颯爽とミュージックシーン現れたサンボマスターのNEWアルバム。 とことん熱く、とことん切実なメッセージに泣きそうになる。 ばしばしのロックサウンド、山口のシャウト、美しすぎる歌詞がいっしょくたになって、 つんのめりながら爆走する。緊迫したコミュニケーション。怒涛のロックンロール。 魂打ち鳴らすサンボマスターのロックを聴いて僕は、 嗚呼、素晴らしい。と思ったわけですよ、皆さん! Mr.children:『アイ・ラブ・ユー』 待ちに待ったミスチルのNEWアルバム。その出来は全く予想していなかった類のものでした。 今までのどのアルバムとも似ていない、正に「ワン・アンド・オンリー」の世界観。 構成とかメロディーとかやってることは思いっきりミスチルの王道なんだけど、 ここ最近のアルバムに顕著だった「覚悟」のようなものがなくなっているかわりに、 全身の力を抜きまくったような風通しの良さと、オソロシイほどの空間の広がりを、 このアルバムは獲得している。何だかやわらかいナニカがどんどん大きくなって、 聞いているこちら側を支配する。「異色作」にして「大傑作」。こんなミスチルもステキ! ソウル・フラワー・ユニオン:『ロロサエ・モナムール』 日本最強の「ロック自警団(C)鹿野淳」ソウル・フラワーの待望のNEWアルバム。 今回もソウル・フラワーは極太のロックサウンドで、政治力学で上塗りされた世界地図を引き裂き、 「正常な世界」を取り戻すため「これが願いや!」と厳然と提示。 戦火の鎮まらない世界、フ抜けた日本に、ソウル・フラワーの希望がぶちまけられます。 中川は、「売れんで良かった。だから今やりたいことができる。」と言うけれど、 本来、こーいうアルバムが売れるべきなんだってば! どこまでも、いつまでも。歌は自由を目指す!!!!! #3.ベスト・アンセム・オブ・ジ・イヤー ![]() SINGER SONGER『初花凛々』!! 「2005年、この1曲」は、SINGER SONGERの『初花凛々』です! CoccoがSINGER SONGERという新たな仲間を連れて帰ってきました。 そして最初に届けられたのは、瞬間にして目の前の景色が変わるほどの幸福感に彩られた、 キラキラ輝く極上のポップスでした。それが、Coccoの再始動1発目が、 こんなに光り輝いたポップスであることが、何よりも嬉しい。 ジャケットでも、PVでも、Coccoはずーっとニコニコ笑ってて、 このバンドの誕生がどんだけ奇跡的なのかがふるふると伝わってくる。 ハローハローとsinger songerが歌う。ハローハローと歌う。 それだけで十分。十分すぎるアンセムです。 おかえりなさーい!! #4 tsuyoが選んだ今年の10曲 今年も震えるほどの名曲が数多く生まれました。 ここでは今年リリースされた曲(シングル・アルバム含む)の中から、 僕が感動しまくった曲を10曲に絞ってみました(順不同)。これだあ!!
えー、何とか10曲に絞ってみました。 こうして見ると錚々たるナンバーがズラッと並んでおります。 正に僕の「2005年セレクション」。 ほんと、感動しっぱなし。感化されっぱなし。 『初花凛々』は今年のベスト・ナンバー。アルバム『ばらいろポップ』でもトリを飾っていて、 イントロのギターから眩いばかりのポップ・ワールドが幕を開けます。 音楽を奏でる喜びと誰かを想うことの強さがキラッキラに輝きまくる至高のナンバー。 高らかに響き渡ったSINGER SONGERの産声に、胸が震えます。 『歌声よおこれ』はNEWアルバム『サンボマスターは君に語りかける』の1曲目。 のっけから爆発するサンボマスターのスピリッツ! 正にトップバッターを務めるのに充分すぎるロック・ナンバーでしょう。 「歌声よ響き合って僕らの罪よ祈りとなって明日を変えてくれ」 ロックを奏でることに対して、強烈な衝動と切実な祈りを誰よりも自覚する 山口の文学性漂う歌詞も見過しちゃいけません! 『暴れだす』は今年初冬にドロップされたシングル。ここ最近、新曲を出す度に それが決定打になってしまうのがウルフルズの最近のスゴさですが、 この曲もウルフルズのバイタリティが最大限に発揮されたナンバー。 けれど、これは「内省」の歌。疾走するビートに乗せて、 どうしようもなくダメな自分の中で込み上げてくる熱いキモチが描かれているのです。 「あぁ胸が暴れだす暴れだす誰かそばにいて」 胸の奥深くから発せられる「どうにもわからんキモチ」をトータスがシャウト! そして歌詞では描かれない「その先」が、流した涙とともに開けるの・・・。 暴れだす!暴れだすーーーーー!! 『スーパースター』は今年リリースラッシュとなったくるりの通算15枚目のシングル。 もちろんアルバム『NIKKI』にも収録されてます。もう何も言うことはないんじゃないか。 くるりが、くるりしか出来ない文体で、くるりならではのアンセムを生んだ、と。 スーパースターへの憧憬と、僕らの些細な世界。なんのひねりもなく紡がれた歌詞とメロディーは、 この広くて小さい世界を祝福しているように聴こえます。 くるりに出会って良かった。何かふと、そんな気にさせてくれる名曲。 『BOHBO No.5』は、夏にドロップされたサザンの最新シングル。 夏と言えばサザンなのであります。僕はこの曲をひたちなかの暑さにまみれて浴びました。 しかしエライ曲だな、と。サザンならではと言うか、大体「ファイトだバキューン」だの 「やらせてクィーン」だのだね、ふざけてますよ。ふざけてるんだけど、サザンだから格好が ついてしまうという。その凄さ、その恐ろしさですね。この曲に関しては。 こーいう曲に説得力を持たせてしまうのが、桑田佳祐、そしてサザンがモンスター・バンドたる 所以なのだな、と。こう言っちゃ何ですが、ガキの聴く曲じゃないです、実は。 『未来』は言わずと知れたミスチルの新曲ですね。4曲入りマキシシングル『四次元』に収録され、 アルバム『アイ・ラブ・ユー』にも入っております。「生まれたてーの、ぼーくらは」ブクブクブクブク。 ポカリが乾いた体に浸透していくのと同じように、この曲もお茶の間に真顔で浸透しました。 2005年、日本のテーマ曲だったんじゃないか、と。桜井としては最早タイアップは 「どーでもいい」範疇のことなんだろうけど、実際に流れると、まあ大した浸透性です。 そーいうところがいちいち凄い。ミスチルは。 間口の広さと、その先に広がっている一筋縄では行かない世界観。 当たり前のことですが、15秒間だけ浸っている場合じゃありません。 しっかりフルで聴いて、『未来』と名付けられたこのポップソングの本当の凄さに気付きましょう。 それにしても相変わらず桜井の歌詞は字数が多いです。 『トリッパー』は、本人も出演して話題となった映画『CUSTAM MADE 10.30』の テーマ曲となったナンバー。残念ながら僕の住んでいるエリアでは公開されず、 DVD化を待つ日々ですが、その代わりひたちなかでナマで聴いちゃったぞ、と。 そん時は、「おおお!新曲じゃないか!これが『トリッパー』か! めちゃめちゃカッコ良いじゃないかっ!!」と、僕はそりゃもうノリノリでした。 で、最初っからバキバキのロックンロールだったライヴとは違い、 シングルはまずは弾き語りから入る渋いアレンジ。しかし、盛り上がったら一気にドーン! もひとつドーン!!ガリッガリのロックサウンドが口を開けます。もう最高ッす! 毎回毎回、民生の音は理屈抜きにカッコ良いっす!文句なし!! 『松葉杖の男』はアルバム『ロロサエ・モナムール』に収録された1曲。 中川が亡き友へ贈った曲で、神戸生まれの映画好きの男の生涯を、 中川ならではの優しい視線で綴った名曲です。そこに見えるのは、自分の内なる痛みに耐え、 銀幕に身を委ねた男の魂の静けさ。まるでドキュメンタリー・フィルムのように、「松葉杖の男」の 静かな熱情が胸に広がります。ポップなメロディーと、中川のダミ声。 それは男の生き様を中川が抱きしめているようにも聴こえます。 たった一人に贈った歌が、聴く人の記憶に暖かく刻まれる。珠玉の追悼歌。 『Sanctuary』はアルバム『THE CIRCLE』に収録された1曲。曲の構成は『SAFTY LOVE』や 『WILD LIFE』、『ZERO』など、原点回帰したような構成になってるんだけど、 今現在のB'zがやると、とんでもない破壊力を獲得してしまう。TAKの重量級のメロディーに、 稲葉の不穏な歌詞が乗っかり、ゴシックなギターと稲妻のようなシャウトが凍りつくような戦慄を残す。 サウンドも猛々しく、ハードロックというスタイルの凄さを改めて感じさせられた1曲。 あのー・・・何しろカッコ良すぎる。震えました。 『風の子』は「和」をコンセプトにしたミニアルバム『浅い夢』に収録された1曲。 矢野絢子の音楽的な、そして言語的なバックボーンってどうなってるんだろうか? ヘタすりゃ単なる童謡モノとして終わるパッケージを、 こんなに鬼気迫るほどのクオリティに仕上げてしまった。だけど曲の印象はあくまでも「素」。 聴いてみたら矢野絢子以外の何物でもなかった。「和」というコンセプトを彼女はしっかりと取り込み、 自分の中のワン・オブ・ゼムとしてフツーにぶつけている。そしてそのテンションの高さと、 曲の持つエモーションは見事と言う他ない。聴きまくった1曲。 #5 2005年、こんなライヴに行きました。 部屋でじっくりとCDを聴き入るのもイイですが、やはり最高なのは生!ライヴでしょう。 ・・・が、地元に引っ込んだおかげで、ライヴに行けるチャンスが激減! 今年はライヴ1回、フェス1回でした。 もっとライヴに行きたーい!! ■4月20日 ULFULS '05 TOUR SURVIVE! at 長野県民文化会館中ホール■ ウルフルズが長野に来てくれました!鈍行電車にガタゴトと揺られ、参りましたのは 長野県民文化会館。ココ初めてです。席はスタンドの後ろの方だったんだけど、 「大きめのライヴハウス」と言ってもいいほどのキャパで、ステージがとても良く見える! 一発目からいきなり『バカサバイバー』!!そしてアンコールのラスト『いい女』まで、 激しくも優しいA・A・Pの、圧巻ロック・ショウタイムでした。特に中盤、「もうやるか!」の 『暴れだす』以降の出し惜しみ一切ナシのガチンコな流れにはまいった!トータスはどこまでも ソウルメンで、ケーやんのギターはギラギラにファンキーなギターを掻き鳴らし、サンコンの ドラムはオソロシイほどオットコ前でよ、ジョンBはすげえクールなチョッパーっぷりでしたよ。 「問題ベーシスト」とか言われてましたけど。トータスに。MCも地方サービス満点で楽しかったし (『笑えれば』のプロモが上田ロケだったので、その話とか。ジョンBのMCが面白かったっす。)、 演奏はそれはそれは素晴らしかったし、アレンジはめちゃめちゃカッコ良かったし、『ええねん』で 泣いたしさ。素晴らしかったのだよ、そりゃあもう!長野県民文化会館中ホールが豪華絢爛な ファンク・ディスコと化しました。『ブキー』から『しあわせですか』への入り方、『しあわせですか』の 暴走力、『A・A・Pのテーマ』の完成度、『愛撫ガッチュー』の疾走感、『まいどハッピー』で放たれた 至福・・・etc。あああ、カッコ良かったっす。俺たちはー!「ウルフルズ!」きみたちはー!「お客ー!」 ここはー!「長野ー!」合言葉はー!「A・A・P!」「A・A・P!」「A・A・P!」 ウルフルズ!やってくれたあ! ■8月7日 ROCK IN JAPAN FES. 2005 at 茨城県ひたちなか市国営ひたち海浜公園■ 今年も行ってきましたよ!「ROCK IN JAPAN FES」!!3年連続の参戦です。 今年から「SOUND of FOREST」というステージが出来、3ステージでフェスは幕を開けたのですが、 結局去年と同じく、グリーン・ステージに入りびたりでした。 ギンギンに太陽が照りつける中、フェスの祝祭空間に身を浸しました。すごかったあ! サンボマスターの熱気。エレカシの男っぷり。民生のシャウト。アジカンの突き抜け感。 坂本龍一の珠玉さ。そしてサザンの破格ぶり。もう最高でしたッ! くわしくはレポートを読んでください。果たして、2006年は行けるのでしょうか? 4年連続参戦を果たせるんでしょうか?でも、すごく行きたーい!! #6 2005年、こんなDVDに震えました。 最後にDVDの感想です。CD以上に欲しい作品が買えないDVD。(何故ならお金がないからさ。) でも下に挙げた3枚はどれもこれも買ってよかった!やったね!!という至福のDVDでした。 それではご紹介します。
* * * * * * ・・・というわけで、2005年の僕の音楽事情はざっとこんな感じでした。 数多くの素晴らしい音楽に満たされたおかげで、何とかかんとか日々を送っています。 上に挙げた以外でも、レミオロメンの『ether』、100sの『OZ』、ケツメイシの『ケツノポリス4』、 バンプの『プラネタリウム』、民生の『COMP』、フジファブリック、エレカシなどなど、 たくさんの名盤・名曲に触れることが出来ました。 やはり、音楽がない人生なんて、僕は考えられません! 以上、すっかり長くなっちゃいましたが、 tsuyoの2005年「MUSIC or DIE」でした。 2006年も素晴らしい音楽に出会えますように!
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