最後の腕木式信号機

2004.01.31 東海地区最後となった腕木式信号機を見るため、
明知鉄道岩村駅(岐阜県恵那郡岩村町)へ。

1月27日JR東海名松線家城駅の腕木式信号色灯式へと変わり、
東海地区で唯一残ったのがこの明知鉄道である。現在岩村駅と明智駅に存在しているが、
この明知鉄道の腕木式信号機も今年度中になくなってしまうようである。
 ※ ↑ 2004.3.23限りで廃止 特殊自動閉塞化でタブレットもなくなった
岩村駅
 
下り出発信号機 下り場内信号機
止まれ 進め 出発 止まれ

ほんの数年前まではローカル線なら全国どこでも、15年位前ならば幹線クラスでも見られたが、
路線そのものの廃止や合理化で急速に置き換えが進み、今やJRでは北海道石勝線清水沢駅と、
東日本八戸線の数駅。津軽鉄道など私鉄数社を含めてもほんの僅か、いよいよ風前の灯火である。
 ※ 清水沢駅は2004.3.7限りで廃止 

  通過信号機(下)のついたタイプ(因美線のもの・・1999年までに廃止)

現在、日本で通過信号機が存在するのは秋田県の小坂精錬のみ。
(旅客営業は1994年に廃止。現在貨物輸送のみ)









TOPページへ