GT300にいつまでたってもS2000が登場しない理由



S2000といえば、Hondaが99年に世に送り出したFRスポーツ

詳しい説明は私よりみなさんのほうが詳しいと思うので省略



そこでGT300である

GT300はGT500よりもさらに身近なマシンがバトルを繰り広げていて
参加車種の多さがそのバトルをさらに見ごたえのあるものにしている


MR-Sやシルビア、RX-7やセリカなど中排気量といわれるジャパニーズスポーツが
フェラーリやポルシェなどのスーパーカー勢に挑む姿は、まさに弱肉強食
(こっちの説明もたいした説明ではないな)

トヨタならスープラ→MR-S、セリカ
日産ならフェアレディZ、GT-R→シルビア、フェアレディZ

と、うまいくらいリンクするのである

ところがホンダとなると・・・
NSX→NSX・・・あれ?

となってしまうのである



そこで、生まれるのが

「なんで、S2000がGT300に出ないんだよ〜」という声である



たしかに、S2000がGT300に参戦すればもっと盛り上がるような気はする


それでもHondaはS2000を投入しなかった



なぜか・・・




まず1999年というS2000デビューのタイミング

1999年シリーズを思い出してみると


GT500ならともかくGT300はプライベーターのためのクラスであった


正確に言えばGT300にワークスのにおいがしてきはじめたような年であったということ


Hondaはプライベーターが活躍するようなGT300にワークスの手を入れるべきではないと考えたかもしれんばい



プライベーターのためのクラスとはいえどnismoはデビューしたてのS15を投入している

熟成の進んでいないS2000を投入したところで

不振が続くとなればイメージ的な問題がつきまとってしまうということも危惧されるだろう






そもそもS2000はレース向きのクルマではない

これはオープンボディであるからとかそんな問題じゃあない

Honda50周年を記念したモデルでもあるS2000を
モータースポーツのイメージにはつなげたくなかったのではないだろうか


逆にモータースポーツのイメージをつけたいインテグラtypeRは
新型デビューと同時にHondaワークス体制で十勝24時間になぐりこみ、1-2フィニッシュをしてみせている


S2000はワークスが動かしてレースで戦うことはついにはなかったのである

やはりドライビングフィールを楽しむクルマとしての明確な位置づけを必要とされたのではなかろうか











S2000の本当の実力

私はS2000の発売当時の各種雑誌を読んでいてこんな記事をみつけた
S2000開発者の言葉だ


「S2000がレースに参戦するとして、現在考えられるのはGT300です。
しかし、それではNSXより劣ってしまう。GT300で総合優勝するためには時間を要してしまいます」



・・・・!!

どうやら本当の理由はここらへんにありそうだ
GT300にS2000が参戦するとなれば
どうしてもGT300<GT500となってしまう

つまりS2000<NSXというイメージをユーザーに埋めつけてしまう、ということらしい

性能だけではない魅力をアピールしたいのである






これで、なんとなくではあるが解決の兆しが見えてきた



一件落着である





























ん?・・・待てよ・・・


よく考えてほしい。もう一度先の開発者の言葉を読み返してみよう・・・


「GT300で総合優勝するには時間を要してしまいます」


・・・!!!

逆を返せば時間をかければGT300で総合優勝するクルマをHondaは作れるのか!?

総合優勝ということは、どういうことか・・・?



シリーズチャンピオンだろうか・・・?


いや、違う!



GT300のマシンがGT500の全車をカモる(表現古い?)ということだっ!!


つまりGT300でシリーズチャンピオンを獲ってもS2000<NSXという方程式は崩れない
そのために、GT300のマシンが総合1位にでもならなければ、ということだったのだ!



ようするに
HondaはGT300のS2000でシルビアやRX-7はおろか、
GT500のスープラやNSXまでをも喰らい尽くそうとしていたのだ!(当時)






















末恐ろしいぞ、Honda・・・























もちろん、実現は無理ですね
ワークスが本気でGT300に乗り込んできた近年、Hondaもそろそろかもしれません・・・




追記・・・

どうやら2004シリーズは無限(M-TEC)がGT300に乗り込む模様