正しい雉撃ち

よくもクリックしてくれました。正しい雉撃ちのページです。

セルフディスカバリー参加者にとって正しい雉打ちの方法は必須科目となっています。

ほんまか?

さて、「雉撃ち」(きじうち)の意味をご存知とは思いますが、一応解説しておきます。

山用語で、屋外、茂みのなかで大きいほうの用を足すことを言います。語源には諸説ありますが、その姿勢が、猟師が雉を撃つ時の薮の中にかがんでいる時の姿勢と似ているので、そう呼ばれているという説を私は支持します。

前置きが長くなりました。

本題。

正しい雉打ちとは、

「如何に痕跡を残さないように雉を撃つか」

につきます。

それは、すなわち、如何にエコロジカルで、自然に対してローインパクトに雉を撃つかということです。

@ とりあえずコースから外れて、人目に付かない茂みの中に入りましょう。他の参加者に恥ずかしい姿を見られては、せっかく完走しても、いやな思い出になってしまいます。その際、沢の近くは厳禁です。天然エードステーションが下流にあるかもしれません。

A 枝なり、なんなり使って地面を10cm掘りましょう。この中に用を足します。穴の深さは10cmより浅くても、深くても不可です。地表面から10cm程度の土中には微生物がたくさんいます。10cmより浅いと太陽で乾燥してますし、深ければ空気がないので、微生物は繁殖していません。彼らがあなたの残し物を奇麗に分解してくれるのです。

B すばやくかがんで用を足しましょう。別にアドバイスはありません。御自由に。

C 使った紙はライターでしっかり焼きましょう。美しい自然の中、地面から顔を出しているトイレットペーパーほど興ざめなものはありません。セルフディスカバリーでは、たばこを吸わない人もライターは必需品なのです。

D 掘り起こした土で蓋をしましょう。軽く踏み固め、枯葉など散らして完全に痕跡を消しましょう

これで完了。

上級編

Aで穴を掘る代わりに地面に半分ほど埋まっている適当な大きさの石をひっくり返して穴を作るという方法があります。石の裏の湿った部分には、上記と同じ理由で微生物がたくさんいます。ことが終わった後は、掘り起こした石を静かにかぶせれば何の痕跡も残しません。これぞ完璧な雉撃ちです。

以上です。みなさま、世話なお話ですが御静聴ありがとうございました。

正しい雉撃ちで楽しいライディング

ではまた来週。