今年は、バイクコースに、応援の人が入れないようになっていた。
残念ながら、LiLiSuke父の、バイクシーンの撮影リベンジ、ならず。
バイク40kmは、5kmの周回コースを8周だ。
バイクにまたがり、全力でペダリングを開始。
興奮しているのか、いきなり40km/hのスピードが出る。
・・・が長くは続かない。
TTバーを握り、巡航スピード35km/hくらいのペースで進む。
最初のターンを左に曲がると、風が向かい風になる。
ここでも、がんばって30km/hをキープする。
しばらく進むと、滑走路脇のクランクコースに入る。
ここは、距離調整のために作られた部分で、パイロンで作られたコーナーのターンを繰り返す。
スピードがガクンと落ちる区間。
最後の180度ターンの後は、立ち漕ぎで周回コースに戻る。
向かい風がきついが、TTバーを握って姿勢を出来るだけ低く保ち、徐々にスピードを上げていく。
コースが狭くなるが、直線路でスピードをさらに上げていくと、バイクのスタート地点に戻ってくる。
こんな感じで、一周、終了。
二周目に突入。
海岸沿いの直線路でスピードを上げる。
トップ中部にガムテープで止めた一個目のパワージェルを剥ぎ取り、補給する。
なかなかいいペースで走れている。
平均スピード30km/hを越えているはずだ。
2周目・・・3周目・・・4周目・・・5周目・・・6周目・・・あれ、何周目だっけ?・・・7周目。
いい感じで周回を重ねる。
一周、5kmのはずだが、サイクルメーターでの読みでは、少々短いようだ。
最後の周回、8周目は前半は飛ばし、後半は少しペースを緩める。
トップチューブから、二つ目のパワージェルを剥ぎ取り、補給する。
最後の直線に入り、右ターンをすると、海に向かって視界が開ける。
バイクゴールへの分岐を右に分かれて周回路を離脱、トランジットエリアへ向かう。
腕にはめたタイメックスを確認する。
ここまでで、1時間50分少々。
去年の自己記録を更新できそうだ。
バイクを降りて、押して走って、自分のスペースに戻る。
途中、ヘルメットのあご紐をはすして走っていると、オフィシャルに注意される。
いったん立ち止まり、あご紐を締め、また走る。
自分のスペースに到着、バイクをラックに掛ける。
ヘルメットを脱ぎ、バイクシューズを脱ぐ。
地べたに座り込み、タオルで足を拭いて、靴下を履き、ランシューズを履く。
レースナンバーベルトをぐるりとまわして、レースナンバーを前面にずらす。
ランスタート
塩飴を口に含んで、ランスタート。
ラン10kmは、2.5kmの往復コースを4周回する。
前回の横須賀のトライアスロンの時よりも足が軽い。
太陽が照っている。
帽子を忘れた。
暑いが、去年ほどではない。
前方に、チアガール+チアボーイの集団が見えてくる。
「がんばれぇ!」
応援に応えて、右手を上げて前を通り過ぎる短い区間、ちょっとだけ速く走れる。
がんばって走る。
調子もいい。
脚に力が残っている。
わたしとしては、かなりいいペースで走っている。
が、どんどん抜かれる。
皆、速いな・・・。
マイペースでスタスタと走って、一周目の往路終了、赤いパイロンをターンし、給水所に立つひしゃくを持っている人に向かって、頭のてっぺんを指差しながら、近づく。
バシャ!っと、ひしゃくで頭から水をかけてもらう。
背中まで冷やっこい!
給水テーブルまで走り、コップの冷水をもらって、口に含む。
復路へ。
長い直線路を走っていくと、またまた、チア集団が右手に見えてくる。
「がんばれぇ!」
応援は嬉しいが、まじめに走っているので、手を上げる余裕無し。
ランスタート地点に戻り、コーンを周って、2周目。
家族が応援してくれているとすれば、この近辺のはず。
姿を探しながら走るが、見つからない。
給水所で、コップを2つ取り、一つは頭からかぶり、一つは、こぼしながら飲み干す。
2周目の往路ターン。
またまた、頭から水をかけてもらって、復路へ。
3周目、チア集団がいなくなっている。
それほど暑くないので、今回は、ターン地点ではひしゃくで水をかけてもらわない。
コップの冷水を頭からかぶるだけで十分、シャキッとする。
復路、フェンス越しに走るバスの車窓から、チア集団が手を振っている。
まだ途中ではあるが、東京へ帰るのか・・・。
「りりすけぇ!」
4周目に入る、ゴール側、ターン地点の手前で、わたしの名前を叫ぶLiLiSuke父の声が聞こえる。
応援する父の姿を発見。
見えなかったが、他の皆も近くで応援してくれているのかな?
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