2012/06/17(日) NISSAN CUP 神奈川トライアスロン大会

06:30 自宅出発

朝は一人で早起き。

前日に準備を済ませていたので、荷物を積み込んで、すぐに出発。
自宅近くのコンビニに立ち寄り、朝飯を購入。
実質、自宅出発は06:40。

サンドイッチなど、食べながら目的地を目指す。
渋滞無く、順調に環八、第三京浜、などなど、で横須賀方面へ飛ばす。

08:17 日産追浜工場到着

会場となる、横須賀、日産追浜工場に到着。

本会場から少し離れた、別敷地、別棟の工場内の駐車場に駐車し、会場に持ち込むものなど準備。
バックに詰め込み、バイクに乗って、本会場へ。

08:40 会場到着

申し込み制限時間ギリギリに本会場到着。
すでに、トライアスリートと、その応援の人々で、会場は賑わっている。

早速、受付テントへ向かい、受付を済ませ、計測チップ、参加賞Tシャツなどの入った袋を受け取る。

お次は、係員に、レースナンバーを二の腕にマジックで記入してもらう。
「ウェットは、袖あり、袖なし?」
ウェットスーツが袖なしだと、上腕二頭筋のあたりに、レースナンバーを書いてくれる。
ナンバーは、算用数字だが、腕に縦書きにするのが決まり。
なぜ、そうするのかはよく知らない。
袖ありだと、手の甲に書いてくれる。
手の甲の場合、縦書きなのか、横書きなのか、よく知らない。

「袖なしです。」
両二の腕に、マーキーの黒の太マジックで、レースナンバーが書かれる。

スイッチオン。

気分が盛り上がってきたぁ〜!

08:59 トランジットエリアへ

お次は、トランジットエリアに、道具一式を持ち込んで、準備開始。

まず、自分のレースナンバーの書かれたバイクラックにバイクを掛ける。

次に、競技用の服装に着替える。
腰にタオルを巻いてトライショーツを履き、シングレットを着用して、着替え完了。
暑いので、まだ、ウェットスーツは着用しない。

次は、装備品の準備。
ヘルメットをハンドルに載せて、落ちないように、ストラップもステムに巻いておく。
スイムが終わってから、バイク以降で身につけるレースナンバーベルト(ゼッケンの紙をベルトで腰に巻けるようにしたもの)もバイクに引っ掛けておく。
わたしは、面倒なのでアイウェアは使わない。

地面には、使う順番、手前から順に、タオル(足拭き用)の上にロードバイク用シューズ、ランニングシューズと靴下、を並べる。
今回は、バイクパートは靴下無し、ランパートで靴下を履くことにする。
小雨が降っているので、念のためにビニール袋に入れておく。
サプリメント(パワージェル、アミノバイタル)と水分補給と顔洗い用に真水を入れたボトルを置いて準備完了。

09:47 晴れ間がのぞく

全ての準備を終らせて、トランジットエリアから出る。

小用を足そうと、数が明らかに不足気味の簡易トイレの行列に並んでいるうちに、晴れ間がのぞいてくる。

先ほどまでの肌寒さもなくなり、いい感じだ。

会場の掲示板には、06:50時点として、気温24.0℃、水温21.0℃、と張り紙がされている。

水温21.0℃は、ちょっと冷たいかなぁ・・・。


09:55 会場ぶらぶら

スタートまで時間があるので、会場をぶらつく。

この大会は、NISSAN CUPと銘打たれている通り、会場は日産の工場敷地内である。

出来立て(?)のZが、出荷待ち状態で、たくさん並べられている。
カッコいいなぁ〜。
リア周りのボリュームがセクシーだ。

一台、ください・・・。


11:07 YAYAさん登場!!!

会場をぶらつくいた後は、我々エイジグルーパー(年齢別一般参加枠の参加者)のレースに先立って行われる選手権のレースを見学。
スイムも、バイクも、さすが、みなさん素晴らしいスピード。

そろそろスタート時間も近づいてきたので、一回心拍を上げておこうということで、三平ぞうりで、ペタペタとスタートエリア近辺をランニングして、軽く汗をかいておく。

さて、そろそろウェットスーツでも着て準備しようか、と思っていたら・・・

「LiLiSukeさん!」

呼ばれて顔を上げると、そこにはYAYAさんが!

おぉ、嬉しいじゃありませんか、横須賀といえば、ご近所だということで、わざわざ応援に来てくれたとのこと。

「ゴールまで時間かかりますから、飽きたら途中で帰ってもらっていいですよ。」

と言いつつ、スタートエリアに向かう前に、写真を撮ってもらう。



11:36 第3ウェーブスタート

YAYAさんとひとしきりおしゃべりしてから、入水チェックのために、スタート地点に向かう。

ゲート前で、足首に装着する計時バンドを受け取り、スイムスタート地点へ入る。
一旦ここに入ると、もう引き返せない。

試泳のための行列ができている。
わたしも、体慣らしに、一回は海水に漬かっておきたかったが、行列が長かったので、パス。

そうこうしているうちに、各エイジグループのスタートが迫る。

この大会のスタート方式は、フローティングスタート。
つまり、スタートライン近辺で、浮いて待ち、合図でスタートする方式。

まず最初に、第1ウェーブ(20歳代男子)が海に飛び込み、スタート地点に向かう。
スタートラインは、ライフセーバーの2艘のレスキューボードが結ぶライン。
皆準備が整い、水面からときの声を上げる。

「ウオォォ!!!」

11:30、プワァ〜ンというホーンの音で、第1ウェーブスタート。

間髪いれず、3分後のスタートに備えて、第2ウェーブ(30歳代男子)が、次々に海に飛び込み、スタートラインに向かう。

11:33、第2ウェーブスタート。

いよいよ、私の参加する第3ウェーブのスタートが迫る。

海に脚からドボンと飛び込む。

うわぁ、冷たい!

濁って暗い海から浮かび上がる。
心臓がドキドキするのが分かる。
いやな感じ。
水はお世辞にも綺麗とはいえない。
スタートライン後方まで泳ぎ、後ろの方で海面に顔を出し、不安な気持ちを抑えつつ、プカプカ浮いてスタートを待つ。

11:36、間髪いれず、ホーンの音で、スタート!

顔を付けてクロール開始。
予想通り大混雑。
しばらくクロールで進むが、息が苦しい。
冷たい水と、大混雑の中で、心臓のドキドキが納まらない。

200mほど泳いだところで、クロール中止、顔を水面から出して深呼吸する。
コース上のブイにつかまって息が落ち着くのを待つ。

再び泳ぎだすものの、やはり、ドキドキが納まらない。
仕方がないので、またクロールを止め、平泳ぎで、コース脇でレスキューボードに跨って浮いているライフセーバーのもとまで平泳ぎ。

お、女性のライフセーバーだ・・・。

「つかまって休んでも、失格にはならないですよね?」
「なりませんよ。大丈夫ですか?」
「大丈夫。ちょっと休ませてください。」

以前にも、ドキドキが納まらないまま、全コース平泳ぎした苦い経験がある。
あれは本当にキツカッタ。
今回は、平泳ぎはイヤだ。
とにかく、一旦、息が落ち着くのを待ってから、クロールで泳いだほうが絶対に楽なはず。

休んでいると、私の3分後にスタートした第4ウェーブ(50代男子、全年齢女子)の集団が、ドンドン泳いで追い抜いていく。

そして、そんな第4ウェーブの集団からも、一人、ゼイゼイと息をしながら、わたしのつかまっているレスキューボードに避難して来る男性が一人。

息が物凄く荒い。
わたしよりも、重症だ。
こりゃ、危ないなぁ・・・などと、ヒトゴトながら、思っているうちに、自分の息が整った。

さぁ、そろそろ行こう!

泳ぎだす。
心臓のドキドキも納まり、息も苦しくない。
自分のペースをつかみ、泳ぎに専念する。

前方に大きな白い塊が一瞬見える。
クラゲだ。
バタ足するつま先に、フニャっとした感触を残して、クラゲは後方へ去っていった。

右腕の方が強いので、ついつい、コースを右側に外れがちになる。
分かっているが、なかなか真っ直ぐ泳ぐのは難しい。

多分、フラフラと蛇行しながら、一周目を終了。
ブイを回って二周目に突入。

先ほど休ませてもらったライフセーバーの脇を順調に通過し、進む。

コース上、途中で水温が暖かくなったり、冷たくなったりする。

淡々と腕を回して進むと、スイムゴールが見えてくる。

ブイを右手に左ターンすると、スイムゴールの浮き桟橋が正面に見える。
浮き桟橋には、タラップが2本。
周囲の泳者を確認し、右側が空きそうなことを確認して、全力で右側のタラップに向かって進む。


12:17 スイム終了

タラップを両手でガシッと掴む。
水面から体を上げようと二の腕に力を入れるが、体が重い。
重い。
上がれない・・・。
コース係員が引き上げてくれて、桟橋の上に上がる。
ヒフゥ〜!着いたぁ〜!

両足に全体重があずけられる。
重い。

「LiLiSukeさん、ガンバ!」

YAYAさんの声援が聞こえるが、ヘロヘロで応えることができない。


12:17 トランジットエリアへラン

桟橋から、トランジットエリアへ向かいながら、帽子とゴーグルを脱ぎ、ウェットの上半身をはだける。

応援に来ている、三菱アメリカンフットボールチームのチアリーダーの間を駆け抜ける。

「ゴー!アスリート!」

なんか独特の掛け声だ。
日産の工場に、三菱のチアリーダー・・・。

YAYAさんが先回りして写真を撮ってくれる。

ということは、YAYAさんの方が速く走っているということか・・・。


12:19 トランジットエリアでお着替え

トランジットエリアにたどり着き、まず、ウェットを脱ぎ捨てる。

喉がカラカラなので、水分補給する。
ついでに、アミノバイタルも飲んでおく。
タオルで脚の裏を叩いて砂を落とし、バイクシューズを履き、ヘルメットを被り、レースナンバーベルトを装着する。

準備完了!

バイクをラックから外して、小走りに押して、バイクスタート地点へ向かう。


12:20 バイクスタート

気分的には、ちょっと休めるバイクパート、スタート。

行ってきま〜す!

スタートして直ぐに、一個目のパワージェルを摂取。


12:50 バイク快走

バイクは、日産追浜工場内の6.6kmの周回コースを、6周する。

一部に狭路の曲がり角があって、思いっきり減速しなくてはいけないが、全般的には、とても走りやすい気持ちのいいコース。

とくに、周回コース中盤に組み込まれている、日産のテストコース、GRANDRIVEは走っていて気持ちいい。

路面状況もいいし、幅も広い。

広大な敷地の中を、うねる様に前方に続く幅の広いアスファルトを全力で進む。

大きなバンクのあるコーナーもあるが、当然、自転車では、インべたでフラットな部分を走る。

給水ボトルは2本装着したが、2本とも飲みつくす。

最後の周回の後半は少し流し気味で走行、息を整え、2個目のパワージェルを摂取。


13:44 再び、トランジットエリアへ

パイロンの手前でバイクを降りる。

楽しいバイクパートが終了。

バイクを小走りに押して、トランジットエリアの自分のスペースへ向かう。

バイクをラックに掛け、ヘルメットを脱ぎ、バイクシューズを脱ぎ、靴下を履いてランニングシューズに履きかえる。

ベルトに装着したレースナンバーを背中からお腹側にベルトごとグルリと回す。


13:46 ランスタート

ここにきて、空が晴れてきて、暑くなってくる。

ランパートは、3.3kmの周回コースを3周する。

さぁ、最後のひと踏ん張り!


08:59 トランジットエリアへ

お天気も良く、なかなか暑い。

ヘロヘロに疲れてはいるが、今までの大会で一番よく、脚が動く。

塩飴をなめながらペタペタと走る。

リレー部門に参加している、河童コスプレのランナーが物凄いスピードで抜いて行く。
トライアスロンで、コスプレは、なかなか珍しい。

途中2箇所にあるエイドステーションでは、必ず、給水のコップを2個受け取る。

一個は飲むため。

もう一個は頭からかぶるため。

3周回中、途中の折り返し地点で、輪ゴムを手首に巻いてくれる。
これで、きちんと周回を重ねているかがチェックされる。
周回を重ねるごとに、輪ゴムが、一個、二個・・・右腕の手首に徐々に増えていく。

毎周回出会えるYAYAさんの応援が絶大なパワーになる。
もっと頑張ろうと思わせてくれる。
ありがたや。


14:46 ゴール!

最後の周回。
もうすぐゴールの長い直線路。
前方彼方にゴールの横断幕が見える。

前方50mに、ランナーが一人。
さらに、その先100mにもう一人。
どちらも脚が重そうな走り。

抜ける。

最後の力を振り絞って、全力走で2人を抜き去り、そのままペースを緩めず、ガッツポーズを決める余裕も無く、全力のまま、ゴールテープを切る。

やったぁ!

ちなみに、ゴール計時は、第1ウェーブのスタートからの計時なので、わたしの場合は、これから6分(あとで分かったが7分)を引いていい。


14:50 お疲れ様でした

ゴール後にもらったバナナを一瞬で完食。

フィニッシャータオルは無かった。

ゴールの前でYAYAさんに記念撮影してもらう。

YAYAさん、応援ありがとうございました。
ほんと、力になりました。
次は、
三浦半島グルメツーリング、ぜひともヨロシクお願いします。

などなど、おしゃべりをして、長らくお付き合いいただいたYAYAさんを見送る。


15:10 追浜カレー

着替えを済ませ、サッパリしてから、受付の時にもらったカレーの引換券片手に、美味しそうな香りがしているテントへ向かう。

100円追加料金を払って、カツを乗せてもらう。

追浜カレー・・・もう少しスパイシーにして欲しい、とってもやさしい味のカレーでした。

荷物をまてめて、駐車場に帰還、帰り道も渋滞無く、自宅に帰る。

以上。


まとめ

リザルト
総合タイム : 3:10:13 男子総合順位 : 353位/完走者420名/参加者435名

スイムタイム : 0:40:38 スイム順位 : 407位
バイクタイム : 1:29:54 バイク順位 : 260位  Av.29.5km/h Max41.2km/h
通過: 2:10:32 354位
ランタイム : 0:59:41 ラン順位 : 329位

またも、スイムでトラぶってしまって、残念。
レスキューボードにつかまって休憩、5分くらいロスしていると思う。
でも、その後は持ち直して泳げたのはいい経験になった。

バイクは、とても走りやすいコースで、結構頑張れたつもりだったが、タイム的にはイマイチ。
サイクルメーター読みでは、距離は41kmちょっとあった。

ランはいつもより頑張れたと思う。
人と比べればいいタイムとはとても言えないが、初の1時間切りは嬉しい。
マラソンをやった効果が、ちょっとはでているかもしれない。

明日のために・・・
スイムパート
・水温に慣れるためにも、必ず、試泳はすべき。
・こんな水温の時のために、長袖のウェットスーツが欲しいなぁ・・・。

バイクパート
・バイクパートでは、660mlx2本ボトル体制で挑んでちょうどよく全て消費。次回の館山トライアスロンでは、きっと気温がもう少し高いだろうから、やはり3本ボトル体制で行くべき。
・水に溶かしたクエン酸粉末は今回も効果発揮。
・補給食は、走行中、スタート直後と、バイクパート終了間際にそれぞれ、パワージェルx1、計2個消費。ちょうどよし。
・靴下無しで初めて走ってみたが、特に問題なし。次回からも、バイクパートは靴下無しにしよう。

ランパート
・塩飴は効果絶大。3つくらい持って走るのが良さそう。

全般
初めて参加した大会だが、東京近郊で参加しやすいのがいい。
特に、バイクコースは、日産の自動車テストーコースが組み込まれていて、とても走りやすく、爽快。
来年も参加すると思うが、その時は長袖ウェットスーツを準備したい。

YAYAさん、熱い中、応援、そして、素敵な写真をありがとうございました!

次週は早速、今シーズン2つ目の大会。

館山わかしおトライアスロン、タテトラ。

海が綺麗な会場なので、思いっきり泳ぎたい。

梅雨よ、早く、明けてくれ。

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