小説1


タイトル 指輪物語(J・R・R・トルーキン)
お奨め度 ★★★
評論 現在、巷に溢れる様々なファンタジーRPG小説の元祖と呼ばれる古典です。
TRPGの元祖であるD&Dの元ネタでもあり、全てのファンタジーRPGの辿り着く元でも
あります。
そんな訳で興味を持ち読みましたが、(何度も)
・・・あまり面白く無い・・・。
・・・と言うか訳判らん・・・。
まあ、今のライトファンタジーな世界に慣れてると、相当辛いものがありました。
『言霊』に付いて知っていると多少判りやすくなります。
基本的に冒険物語なんだけど、むしろ戦争物語です。
途中でパーティが分散してしまい、場面が二手に分かれるのが状況を判り難くしてますね。
まあ、ファンタジー系の原典とも言えますから興味があったら読んでも良いかなと。
でも、興味無かったら読まない方が良いって言い張ります(笑)
この作品、最後に一言。
魔法使いの爺が騎馬に乗って剣振り回して一騎打ちするなぁ〜(爆)
しかも、騎士より強いし


タイトル ロードス島戦記(水野 良)
お奨め度 ★★★★★★★
評論 日本のファンタジーRPG小説の元祖のような物・・かな?
TRPGが原作って事になってます。
日本のファンタジーでクラスや種族のイメージにかなり大きな影響を与えました。
(グループSNEがかもしれんが)
シリーズ通しての主人公はパーンですが、第3部ではやはり、スパークがメインでした。
ってわけで影が薄くてオルソン可愛そうでした(笑)
その後のスパークを主人公にした新シリースや過去を題材にした、
ロードス島伝説シリーズもあります。
RPGが好きな方は読んでみたらよいかと思います。


タイトル スレイヤーズ(神坂 一)
お奨め度 ★★★★★★★★★
評論 ある意味、現在の日本のファンタジー小説の流れを作ってしまったもの・・かも?(笑)
主人公が最初から最強?な感じでキャラクターと勢いを重視でストーリーは、
後からやってくるような感じです。
最初の巻で魔王を倒してしまい、その後は魔王の腹心とか部下とか考えてみると、
無茶な流れでしたが、それも又良し(笑)
作者の後書き自体も面白く、本当に最後まで楽しめます。
こういったのが読書感想文の課題とかに選ばれると面白いと思うんですがね。
そうすれば、読書離れも減ると思うのに・・。
まあ、感想を読む先生が苦労しそうだが気にしない事で(笑)


タイトル 戦国覇王伝(中里 融司)
お奨め度 ★★★★★★★★
評論 関ケ原から始まる歴史IF小説です。
この人の作品は、超人的な人物が活躍するものが多いですが、
この作品も例外ではありません(^^;;
主人公は政宗です…が、秀頼の方が印象強いっす(笑)
10歳の天才児って設定なんだが…(汗)
とりあえず、楽しいので読んで損は無いです。
あくまで娯楽と割切って読むと良いです。


タイトル 黎明の艦隊(檀 良彦)
お奨め度 ★★★★★★★★★
評論 太平洋戦争の歴史IF小説です。
もちろん、例によって日本軍になって米国を叩くって物です。
真珠湾攻撃を回避し、ハルノートを受諾するところから始まります。
それにより2年間の時間的余裕を得て、日本海軍を航空主兵へ転換します。
陸海軍の対立は相変わらずですが、航空機の機種統合は行われました。
その結果、連戦連勝とまでは行かないまでも勝利を続けます(^^;;
結局、最後は敗戦ですけどね(笑)
原爆の前には勝てんかった。

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