弘前男4人旅日記     

5月12日、Oさんから弘前方面旅行のメールが入る。これは予てからの計画を実行に移す第1報であった。実行日の調整は、6月12〜14日と決定し行程の調整に移って行った。

Oさんからのメールで11日金曜日の夜発の行程表が届く、なんと車で弘前までを走破しようという計画である。私は飛行機か新幹線と思っていたが全員還暦越えのメンバーで車か!とちょっと心配しましたが3人交替でのドライブ何とかなるだろうと賛同しました。

そうです、この旅行の目的・メンバーの話が遅れました。会社勤めをしていた同僚達でOさんは青梅市、Sさんは羽村市、私は青梅市そしてもう一人は弘前在住のMさんで現地で私たちを迎えてくれる事になっています。なぜ弘前旅行かもこれでお分かりかと思います。

話を戻し、Oさんの綿密な行程表をもとにいよいよ当日がやってきました。

3人が合流し圏央道青梅インターをくぐったのが11日(金)の22時10分、圏央道桶川北本ICを経て東北自動車道久喜ICを通過したのが11時15分、いよいよ長距離高速自動車道に入りました。ここからは佐野SA→那須高原SA→国見SA→長者が原SA→紫波SA→花輪SAで休憩・ドライバー交替を繰り返しながら無事Mさんと待ち合わせの黒石ICに到着です。

SAの休憩は国見(12日2時25分)で軽食30分、花輪(7時55分)で朝食休憩50分の他は10〜15分程度の休憩しながら9時30分黒石ICに着きました。

ここまで、走行距離715km、11時間超のドライブでした。 

4人揃ったところで地元のMさんの運転で最初の観光地「八甲田山」に向かいました。途中の「城ヶ倉大橋」は数年前の紅葉の時期に訪れ、橋の上からの紅葉が絶景なところで車を降りてみました。

八甲田山ロープウェイは、「ゴンドラ(101人乗)に乗り10分で到着する田茂萢岳山頂駅からは、八甲田の山なみだけでなく、陸奥湾、津軽・下北両半島や津軽平野そして岩木山と360度のパノラマが楽しめます。特に初夏の新緑と秋の紅葉は見逃せません。」とありましたが、ややもやった天侯で遠方を望むことは出来ませんでしたが、新緑の中アサマイチゲが咲き、まだまだ残雪のある北国の山を満喫できました。


城ヶ倉大橋

紅葉の城ヶ倉大橋
紅葉の城ヶ倉大橋は2005年10月にツアーで訪れた紅葉の絶景でした

八甲田山ロープウェイ

田茂萢岳山の残雪

ここで12時を過ぎていましたが、お昼は黒石名物「つゆ焼きそば」とすることで、次の予定地「奥入瀬・十和田湖」に向かいます。13時過ぎには奥入瀬渓流に入り途中2か所で車を降り、新緑と紅葉の時期より水量が増し清流が泡立つ光景を写真に納めました。十和田湖では、遊覧船に乗るわけでもないので早々に出発し、黒石への帰途につきかした。

奥入瀬渓流は大勢の観光客が散策していました。
車を2カ所で止め、清流を楽しみました。

「つゆ焼きそば」は、虹の湖道の駅で味わいました。つゆ焼きそばの由来はお腹のすいたお小遣いのない中学生が焼きそばの量を増やす目的で、焼きそばにラーメンの汁を入れたのが興りとされているそうです。どんなものか想像できそうですね?(出汁のきいた味の濃い醤油ラーメン風な感じでした・・・表現できたかな??)今は、黒石市のB級グルメとして拡がりつつあり全国から「つゆ焼きそば」目当ての観光客が来るそうです。

この日は、終夜運転での疲れもありこれで宿の弘前市内へ戻りました。ここまでの走行距離は859kmでした。宿は市内のデパート内にある温泉入浴施設のある「リコルソ弘前」です。お風呂は日帰り温泉施設にもなっており広いスペースで、露天風呂もあり長旅の疲れを癒す事が出来ました。

夕食は、中華料理で生ビール2杯に留め、津軽三味線の演奏を聴きに外に出る予定もありましたが少々お疲れのため、部屋に戻りMさんからの差入れの津軽地酒「じょっぱり」で旅の計画、昔話に話が弾みました。 

6月13日(日)9時30分に宿を出発、一路日本海側の十二湖・白神山地方面に向かいました。青森も広いですね3時間を要するドライブです。リンゴ畑の続く農道をひたはしり1時間ほどで日本海にでました。ここからは、右手に青い海を見、左手道路脇は水森かおりの歌で有名な「五能線」が走っています。日本一の大イチョウを見ながら進むと、間もなく「千畳敷」という名勝に着いたところで一休みとなり岩畳を散策しているとMさんが茶店の方から呼んでいます。名物イカ焼きをご馳走してくれました。

一見、松山恵子似(私だけの感想??)のお姐さんとの話が進んでいるうちに、地場産のムラサキウニ・生岩カキの自慢話が出てついついその気になり注文。確かに現地でしか食べられない美味でした。(ムラサキウニ:500円、岩カキ800円)これが今回の旅での唯一の贅沢だったかも!

千畳敷のレストハウス「千畳敷センター
の、生うに・生岩ガキ・イカ焼きは最高でした。イカ焼きはこの辺では有名でイカ焼きを冠した道の駅もありました。

そんなわけで、ここで1時間近く休んでしまったので再出発です。十二湖には、12時40分に到着、十二湖と言われているが実際は33の池があるそうですが、取り敢えず1時間コースで、有名な「青池」が見られるお薦めコースに向かいました。カメラ好きのMさんは「アカショウビン」という珍鳥の撮影で「鶏頭場の池(ケトバノイケ)」に待機、我々3人はコバルトブルーの「青池」「ブナの林」「沸壺の池」コースを汗を流しながら散策しました。日曜日でもありここは観光バスの団体客等でかなり賑わっていました。


青池

ブナ林
遊歩道では次ぐ近くで
ウグイスが鳴いていました。
残念ながら姿は確認できま
せんでした。

沸壺の池

14時15分今日もお昼はまだです。帰路の海岸線で昼食にすることで十二湖を後にし、海の幸の旨そうな食堂を探しつつ戻っていると、Oさんが準備していた旅雑誌「るるぶ」にこの先にある「ラーメン101」の記事を見つけました。海の幸をすっかり忘れ雑誌で紹介された店に寄ってみようということになりました。

雑誌をみて東京からきたと言えば割り引いてくれるかと、雑誌を持って店に入りこの記事をみてやっと探し当てたと話しかけましたが、2人の店員は興味をもったもののそれ以上の反応なく正札通りで「焼干しラーメン」「つるつる海藻ラーメン」を味わいました。(焼干しラーメンも青森での定番ラーメンだそうです)

今日の宿泊先である岩木山の山裾の「アソベの森・岩木荘」へは、17時10分に到着。

温泉は、青森ヒバで作られた大型木造浴槽で、露天風呂もナラの木々を目前にするリラックスできる温泉でした。

ちょっと女性客向けかと思われる夕食後、津軽三味線の生演奏が8時30分からあると言うので聞きにいきました。囲炉裏のある畳の部屋で、津軽三味線本来の血筋を引いているという演者の話を挟みながら力強い糸の音を楽しみました。

6月14日(月)、いよいよ今回の旅も最終日です。

今日は、岩木山スカイライン、弘前城を始めとする市内見物で14時には帰路につく予定です。9時に宿からほど近い津軽岩木スカイラインに入りました。69のヘアピンカーブを上り海抜1,247mの八合目駐車場に着きました。駐車場は早朝にも係わらずなんと八王子、横浜などの関東エリアの車が数台停まっていました。日本百名山「岩木山」山頂を目指すハイカー達でしょうか。山登りをしない我々にとっては八合目からの景色を堪能しただけで早々に下山しました。

岩木山8合目
ここからさらにロープウェイ
があり山頂に行ける。
由緒ある岩木山神社
岩木山を背に荘厳な
趣がありました。

後は、市内の弘前城と寺町周辺の名刹を見学し、13時30分市内のソバ店「草の庄」で「ぶっかけソバ」を味わいながら2日半も各地を案内してくれたMさんに感謝しながら弘前周辺の旅行を振り返えっている間にMさんと別れる時間がきました。

弘前城では天守
に昇ってみました

アカシア

ベニウツギ

この旅行期間は天候に恵まれ半袖で充分で、少し歩くコースは汗が出るようでした。又郊外のどこに行っても白い房状の「アカシア」の木々、ピンキ色の「ベニウツギ」があちこちで満開状態で目を楽しませてくれました。 

高速道路の帰路は、大鰐弘前ICから高速にのり岩手山SA周辺からは雨模様になり、所によってはかなり強い雨に見舞われながらも6月15日(火)0時30分には久喜ICを降りることができました。我が家着は1時40分頃となりました。

そうでした、佐野SAに到着したジャストタイミングで本田がゴールしました。早速SAのテレビで確認しました。 

2泊足掛け5日で、総走行距離1820kmの車での旅行は、最長の高速道路移動、マイナスイオン一杯の八甲田山・奥入瀬渓流、十二湖への途中の真っ青な日本海と素晴らしいルートを満喫でき、又つゆ焼きそば、焼き干ラーメン、ウニ、岩ガキそれに津軽地酒「じょっぱり」もご馳走になり、なんといっても何事もなく無事に帰着出来た事は良い思い出となるでしょう。 

旅行費用は、高速道路を土曜日、深夜料金を利用した事により高速料金・ガソリン代で1人1万円弱、現地での宿泊代・昼食代・入場料等で1人2万円の合計3万円+お土産代・個人的費用で車の移動は大変でしたが経済的な旅行が出来ました。

車(HOND CR-V)を提供して頂いたOさんありがとうございました。

又、Mさん現地ではいろいろお世話になりました。Sさん高速料金の経済的利用のアドバイスありがとうございました。

又いつか皆さんで楽しい旅ができる事を期待して、弘前旅行記の筆を置きたいと思います。