Mt.Hutt(ハット山)

mt.hutt

北半球と逆の季節で楽しめるとあって、近年NZのスキー場は国際的にも注目の的。ハット山は、クライストチャーチから日帰りできるスキー場として人気が高いです。
私には雪質云々はわからないけれど、山頂にあるスキー場はとても見晴らしがよく、滑れない人にも一見の価値あり(?)。日本のスキー場は山に囲まれているイメージが強いですが、ここは山のバックに平野が広がっています。

さて、NZでスキーを楽しむために超えなくてはいけない壁、”Tバー”。(写真)文字通りT字型のバーを二人一組で腰に当て登っていきます。斜面を滑り登るというちょっと変わったシュチュエーションもなかなか楽しいものですが、終点に着くまでは緊張します。特に体格差のある人とペアーになると、バーが背中まできてしまい、重心をとるのに一苦労、上に着く頃には筋肉痛になりそうな事も。
コツはスタート地点を乗り切ること、かな? 思いのほか強く引っ張られるので、いかにバランスを崩さずバーに身を預けられるか、でしょう。なーに、心配ありません。2、3度転べば慣れます(?)。

山頂にある見晴しの良いハット山スキー場、でもちょっとだけ困った事もあります。道路の氷が溶けないと、天気が悪くなくてもバスが運休してしまう事があるのです。初めてのハット山行きで、バス運休を聞いた時は、”なんでぇー”とみんなで憤りましたが後日この地を訪れた際、そのスリリングな山道をみて納得しました。ガードレールのない雪道、怖いですよーー。