−第7幕− 「絶望の丘」
*
僕はただ願って目覚めた 魔法のような幸せは何処?絶望の丘で立ち尽くす
*

カッコー カッコー カッコー カッコー カッコー カッコー

[ 初ST*ぴか ]  外で車の音がします。

[ 日比野 太三 ]  「…うん?警察署と往復するには早過ぎないか…?」
[ 逢坂 まこと ]  「ご帰還?」
[ 初ST*ぴか ]  バタバタと玄関から入ってくる二人。顔色は芳しくない。
[ 桂木 一平 ]  「最悪だ…土砂崩れだよ」
[ 原田 洋二 ]  「土砂ねぇ、雪で?」<崩れた
[  篠田 晶 ]  「ここの所、天気が良かったので…地盤が弛んでたのかもしれません…」
[ 逢坂 まこと ]  「うーん・・・」
[ 桂木 一平 ]  「どちらかというと、風で大木がなぎ倒された感じだな。車は無理だ。更に悪い事に、吹雪いてきた…道路の復旧は大分遅れるだろうな」
[ 高宮 優一 ]  んー、るーにーちゃの容態が気になるのよぉ。部屋に様子を見に行きたい>ST
[ 初ST*ぴか ]  外は雪が吹きつけています。うん、いいよぉいらっしゃい>宮
[ 高宮 優一 ]  「るーにーちゃん、具合大丈夫?」>るー
[ 造木 竜太郎 ]  「ああ…警察はどうだった?」
[ 高宮 優一 ]  「道で土砂崩れが起きてて、ダメだったみたい」>るー
[ 造木 竜太郎 ]  「そう…ごめん、もう大丈夫。リビングに戻るよ」
[ 高宮 優一 ]  「薬とか持ってこようか?」熱はあるのかな?>るー


[ 造木 竜太郎 ]  「この度は、このような大変な出来事に巻きこんでしまいました事を、心からお詫び致します(ペコリ
[ 造木 竜太郎 ]  「桐谷先生は、とても良い方でした。後輩を大事にし、沢山の先明るい未来を持つ若い探偵を育て…何故このような事になったのか、検討もつきません…しかも、警察には連絡がつきません…」

寡黙な洋二だが一つ気になる事があった

[ 原田 洋二 ]  「・・・・・なぁ、竜太郎?」>るー
[ 造木 竜太郎 ]  「…はい」>洋二
[ 原田 洋二 ]  「警察の連絡さ・・・・・・・お前の使ったら?」<携帯>るー
[ 日比野 太三 ]  「…をを。何で忘れてたんだ?竜太郎携帯持ってるんじゃん」
[ 造木 竜太郎 ]  「…すみません。無くしました」
[ 原田 洋二 ]  「無くした・・・?」<携帯
[ 造木 竜太郎 ]  「ええ…多分、昨日車から降りた時だと思うんですが…昨晩から見当たらないんです…」

再び現場へ

[ 逢坂 まこと ]  「・・・死体の様子でも見てこようか」(いろいろ観察しながら もう一度離れへ)
[ 日比野 太三 ]  「警察は来れないんだし、保存とかもうしなくていいんじゃねぇの?」
[ 逢坂 まこと ]  「それでもするのが一般人の義務だ」
[ 初ST*ぴか ]  まず裏口。3人の往復の靴跡がありますね。外は1時間前に比べ大分明るくなりましたが風は吹雪きに変わっています。猛吹雪ではないので、少し先なら大体見えます
[ 初ST*ぴか ]  何を見ますか?>まこ
[ 逢坂 まこと ]  往復の靴跡ってのは他にゆーいちやら、その他大勢やらでぐっちゃぐっちゃになってませんか?(笑)
[ 初ST*ぴか ]  いや、その他大勢は現場保存の為に離れには行ってません。
[ 逢坂 まこと ]  「そこらへんを調べてメモをとっておくように」(指令(笑))>ゆーいち
[ 高宮 優一 ]  「そこらへんって…やっぱりそこらへんですか?」(笑)>まこと
[ 逢坂 まこと ]  「僕の下でバイトしているからには カンが備わっているだろう」(笑)
[ 初ST*ぴか ]  まぁオマケとして、3組の往復足跡はくっきりとした形で、他のをふんずけていない状態で残っているとしよう
[ 初ST*ぴか ]  更にオマケだ。死体発見時刻は5時、死亡推定時刻は2時、雪が止んだのは3時
[ 高宮 優一 ]  「…あい、わかりました。『そこらへん』調べてみます」じゃあ、調べてみるかぁ(笑)>まこと

まことの命により這いつくばって足跡を検証した結果、
優一は3組の往復足跡の内、
一つだけ微妙に変な足跡があるのを発見した。

うん?これは女物の靴かなぁ…
まことさんは革靴だから、この足跡だ。
僕のはバッシュタイプのスニーカーだから靴底が特殊ですぐ分かる。

そうなると残りのこれは…
スニーカー。女物だ。

その、多分「あの人」の足跡は、
よく見てみると凄く不自然に感じてくる。
まず、内股、外股が乱れているように見える。
足並みが揃っていないのだ。

更に見ると、重心も変なような気がしてきた。
随分つま先とカカトに力が篭っているような、
特にカカトはかなり強く擦れている。
つま先を先に落として、カカトを最後に上げる歩き方?
そしてバランスが悪い歩き方?

これは…前後を逆に履いているのか?

[ 原田 洋二 ]  「そーいや、太三の言ってたアンジが厨房でって何時頃だっけ?」>太三
[ 日比野 太三 ]  「うー?何時だろなぁ…1時ぐらい?」
[ 原田 洋二 ]  「1時か・・・ほぅん・・・・。そん時雪が積もってたのかなぁ(考)」
[ 原田 洋二 ]  死亡時刻の雪の量はドレくらいでした?<聞いてたら申し訳ない>ST
[ 初ST*ぴか ]  死亡時刻の?それはわからないよ流石に。誰も見てないもの>洋二

[ 初ST*ぴか ]  表で二人(まこ、宮)がごそごそ調べている所に…
[ 日比野 太三 ]  「あの…逢坂、さん」
[ 逢坂 まこと ]  「・・・うん?」
[ 日比野 太三 ]  「あの…その、俺…」(告白ではありません)
[ 逢坂 まこと ]  「どうした、青年」
[ 日比野 太三 ]  「あの…別に疑ってる訳じゃ無いんですけど…なんか、一平さんの様子が変なんです」>まこ
[ 日比野 太三 ]  「俺、あの人の探偵気性って凄く憧れるものがあって…いつもこういう不可解な事が起きると、突っ込んで謎を解くのがあの人なんです」
[ 日比野 太三 ]  「それが今回は…現場も見ようとしないし、なんか、凄く、事件に触れること自体避けているように思える」
[ 逢坂 まこと ]  「それは知ってる。僕が欲しいのは桐谷氏が「殺された」って言う証拠、なんだ。このまま警察に任せれば自殺になる。様子がおかしいのが、何か知っていることから来るんなら警察で自白してもらうだけだ」
[ 日比野 太三 ]  「でも、桐谷さんを殺したのはアンジさんなんじゃないですか?」
[ 逢坂 まこと ]  「殺した、という証拠がない。さっきも言ったとおり、自殺の線が一番濃厚だ。あえて殺されたと考えても可能性がゼロではに、ということくらいしか・・」
[ 日比野 太三 ]  「…俺、もう一つ、見た事があるんです」>まこ
[ 逢坂 まこと ]  「ほう?」
[ 日比野 太三 ]  「夜中の酒盛りの話なんですけど…アンジさん、遊技場でずっと寝てたんですよ」
[ 逢坂 まこと ]  「ふんふん」
[ 日比野 太三 ]  「凄い爆睡のしっぷりで…起こしたんですけど、全く意識が戻らなかった。だから一応、蒲団だけかけておいたんですけど」
[ 日比野 太三 ]  「それが大体…2時頃、でした。それだけです」

太三は肩の力を落とし、裏口から中へ戻った。
そして、まことは再び離れへと向かい
他殺の決定的証拠を手にする。

机に乗り上がり注意深く死体の様子を確認すると、後頭部の付近に血が滲んでいた。
滴り落ちる程ではないが、ねっとりとした粘液質な黒い血液が付着している。

彼は確信した。
桐谷は殺されたのだ。

[  篠田 晶  ] 「あの…皆さん、外、寒くないですか?何か温かい飲み物でもお入れしますので中に…」

身体中に降り積もった雪を払い落としながら、
優一は雪に遮られる裏口に目を見張った。
ふと、そう声をかけてきた晶の姿が、
なんとなく竜太郎と背格好が似ている気がしたのだ。
きかない視界の所為か、
彼女の低い声も、一瞬だけ、竜太郎に声をかけられたような錯覚に陥った。


[ 高宮 優一 ]  「どうもいろいろと…気になることがありすぎます」>まこと
[ 逢坂 まこと ]  「…たった今、殺人だと決め手があった・・・」

晶を竜太郎と見間違えたのは、
あの髪型の所為だ。
竜太郎の髪は男にしては長く、頬を覆うように伸びている。
そして、晶は結っていた髪を下ろし、
肩口に付くか付かないかの長さ。
髪型だけで人を見間違えるなんて、普段はあり得ない事だけれど
今のように視界が遮られていたり、
真っ暗闇だったりしたら…
もしかしたら、有り得るのかもしれない。
優一は頭を抱えた。



[ 初ST*ぴか ]  …さて。
[ 初ST*ぴか ]  そろそろ事件は幕を閉じようとしています。皆さん最終調整に入ってください(笑)互いに意見交換するも良し、更なる情報を探すも良し、お好きなように。
[ 初ST*ぴか ]  まず、今一番いい線をついているのは宮ちゃんだと思います。観察力、運が高いのはやはり得です。
[ 原田 洋二 ]  (解んねぇーっ(汗))
[ 逢坂 まこと ]  「さて、後は・・・(悩)」
[ 逢坂 まこと ]  「…ふぅ」
[ 逢坂 まこと ]  「・・・さて、謎解きでもしようか」



−第8幕− 「ゲノム・コントロール」
*
予想通りの展開を待つのさ 何もかも与えるから
4つのアルファベットが組み変わる 全ては記号の並びで決まる
*
そして探偵は犯人を指摘する。

[ 逢坂 まこと ]  (しないとダメなのだろうか(笑) )
[ 初ST*ぴか ]  (うん。誰かにしてもらわないと、別の誰かがしちゃうよ)
[ 原田 洋二 ]  (頑張ってね☆)

[ 初ST*ぴか ]  桐谷夫妻を除く全員が、食卓に集まっています。晶の焼いたトーストとスクランブルエッグが全員の目の前に配られているが、誰も手を付けようとはしない

[ 逢坂 まこと ]  「まず、桐谷氏が殺されたこと。これは確実、という事にしておく。仮に自殺だったとしたら、全部茶番だし笑い話ですむからこの可能性は今は考えない」
[ 逢坂 まこと ]  「まず僕が起きて離れへ最初に行ったとき、裏口から出て離れへ移動する晶嬢の姿はみていない」
[ 初ST*ぴか ]  びく、と晶の身体が震える
[ 逢坂 まこと ]  「そして僕も離れへ。晶嬢が帰る。この時点で足跡は三本。しかし、一本の足跡には奇妙な点がある。そうだね?」>ゆーいち
[ 原田 洋二 ]  「・・・・・・」無言で、トーストへ手を伸ばす
[ 高宮 優一 ]  「ええ、足並みが…揃ってなかったんです」>まこと

[ 桂木 一平 ]  「足並み?」
[ 原田 洋二 ]  「ん? 後ろ向きに歩いたとか?」(モグモグと)
[ 逢坂 まこと ]  「一度、離れへ行き桐谷氏を殺害、その後離れへ行った時の足跡の上を正確にたどって裏口へ戻る」
[ 桂木 一平 ]  「…なるほど」
[ 逢坂 まこと ]  「僕を呼び、自分は三度同じ足跡の上を歩いて離れへ行く。そして、僕が離れへ行って死体を発見。連絡に戻る晶嬢の足跡は一本追加。これで合計三本だ」
[ 桂木 一平 ]  「しかし彼女の靴はスニーカーだろう?靴の裏の模様まで確り合わせて性格に往復する事が、果たして可能だろうか」
[ 逢坂 まこと ]  「もちろん不可能だ。だが、雪が降っている。多少の誤差は覆い隠してくれるさ」
[ 桂木 一平 ]  「2度3度踏み荒らした靴跡というのは、もっと乱れているものだ。綺麗には残らない…」
[ 桂木 一平 ]  「一つ、重要な点を見落としていないか?」
[ 逢坂 まこと ]  「と、言うと?」
[ 桂木 一平 ]  「それは桐谷氏の体重だ。彼の中年的体型を見て、女性が持ち上げられるだろうと思うだろうか?」
[ 逢坂 まこと ]  「殺害は晶嬢である必要はないんだ」
[ 桂木 一平 ]  「…何?」
[ 逢坂 まこと ]  「彼女のスニーカーをはいて動ければいい。もちろん、晶嬢に後から僕を案内させるんだから、彼女と通じている必要はあるがね」
[ 造木 竜太郎 ]  「…つまり?」
[ 逢坂 まこと ]  「無理をすればサイズの小さい靴に脚を通すことは可能だ。ただ、それをすると足跡の・・・。かかとの部分がすれたり、妙な体重のかけかたをしてしまう。そして、ちょうどそんな風に歩いた後がある。そうだね?>ゆーいち
[ 高宮 優一 ]  「ええ、足跡は丁度そんな感じでした」>まこと
[ 原田 洋二 ]  (モグモグ。トースト食い終わり)

[ 日比野 太三 ]  「つまり誰かが…彼女の靴を履いて、あの足跡を付けた…?」
[ 逢坂 まこと ]  「晶嬢と協力した男性が桐谷氏を殺害、後は先ほどの通り。と修正すれば問題はなくなる」
[ 日比野 太三 ]  「でも、逢坂さんを起こしに来たのは晶さんなんだろう?
[ 逢坂 まこと ]  「だから晶嬢と協力しているんだ。裏口まで戻りどこかへ隠れる事は十分に可能だ。風の音が邪魔をして物音なんて聞こえない。」
[ 造木 竜太郎 ]  「君は…あの一本の足跡を何度も使い、君を起こしに行くような危険を犯したと言うのかい?」
[ 逢坂 まこと ]  「信じたくはないね。むしろ、一度だけ通ったと思いたい」
[ 造木 竜太郎 ]  「それじゃ無理だ…足跡を正確にマーキングするなんて、どう頑張っても無理がある。ダブついたりね。宮ちゃん、靴跡にだぶついた跡はあった?」
[ 高宮 優一 ]  「いえ…無かったです」>るー
[ 逢坂 まこと ]  「雪はふっていた。正確にマーキングする必要はまったくと言っていいほどにない。それにね、死亡推定時刻の関係から 一度だけ通ることは不可能だ」

惜しい。
竜太郎は勇猛な探偵に見えぬ様、顔を歪めた。
本当に惜しい所まで辿り着いた。
もう黙っていられるのも時間の問題だろう。

そして、最後の閃きが降っておりた。

[ 日比野 太三 ]  「空を…」
[ 逢坂 まこと ]  「空?」
[ 日比野 太三 ]  「空を、飛べばいいんですよ。」
[ 高宮 優一 ]  「あっ…3階の展望室?」
[ 日比野 太三 ]  「空だ…俺達がどうして空を飛べないのか考えると、体が重いのが一つの理由だと思うんです」
[ 日比野 太三 ]  「でも、靴だったら?」
[ 高宮 優一 ]  (あう、全然違うか(^^;)
[ 日比野 太三 ]  「靴だったら…投げる事によって、飛べるんじゃないですか?キャッチボールの要領で…」
[ 逢坂 まこと ]  「つまり、犯人は桐谷氏を殺害後雪が降るのを待ち、ちょうど降り止んだ時に靴を投げてもらい一本だけ道筋をつけて戻る? 犯人はどうやって、雪の降る時間・降雪量を予測したんだ?大雪警報がついている雪山で?」
[ 日比野 太三 ]  「違う、俺が言いたいのはそうじゃない…ああ、上手く言えない…けど」

[ 原田 洋二 ]  「・・・・・出番、なさそうだな(立ち上がり)」
[ 原田 洋二 ]  「竜太郎、携帯ドコでなくしたンだっけ?」>るー
[ 造木 竜太郎 ]  「え、あ…多分、多分だよ?車を降りた時…だと。でも多分、無いよ。雪も降ってるし…」>洋二
[ 原田 洋二 ]  「降りた時ねぇ・・・・・。ちょっと携帯探してきまっさ」>ALL
[  篠田 晶 ]  「無駄よ!!そんな所探したって出てきやしないわ」>洋二
[ 原田 洋二 ]  「車、の辺だよな・・・・・(ぶつぶつ) 何で、探してないんだろ?鍵、貸してくれる?<車」>晶
[  篠田 晶 ]  「え…?どうして車の鍵が必要なの?」
[ 原田 洋二 ]  「だーから、調べるってのに・・・・<車内」>晶
[ 造木 竜太郎 ]  「いや、車内では無いよ、きっと。雪の中だ」>洋二
[ 原田 洋二 ]  「・・・・・(首ひねりつつ)だから、探したのか?車?」>るー、晶
[  篠田 晶 ]  「さ、探したわよ!さっき一平さんと警察に行く時…!探したに決まってるじゃない!」
[ 逢坂 まこと ]  「・・・・」(ちょっと傍観)
[ 原田 洋二 ]  「悪いねー、ワガママなんでね、自分で確かめないと納得できないんだわ。鍵」(手出して)
[  篠田 晶 ]  「駄目よ…絶対貸せない!嫌よ!!」
[ 原田 洋二 ]  「いいよ、中にあったらガラス壊すよ?」るー

[ 造木 竜太郎 ]  「…いいよ。好きなだけ、どうぞ。」鍵を手渡す
[  篠田 晶 ]  「竜太郎さん…!」
[ 原田 洋二 ]  「はぃ、どーも」(受け取り、出て行く)
[ 日比野 太三 ]  「俺も行く」後を追う
[ 初ST*ぴか ]  沈黙が落ちる
[ 原田 洋二 ]  「来るなー(笑いつつ)」>太三
[ 日比野 太三 ]  「イイだろうがよぉ。ちょっとキョーミあるんだよっ」空元気っぽいですねぇ
[ 原田 洋二 ]  「興味もつな、変なの」>太三
[ 初ST*ぴか ]  暫し・・・・・・・・・・・・
[ 初ST*ぴか ]  やがて、車の方から太三が戻ってきます
[ 初ST*ぴか ]  すたすたすた…まこを通り過ぎ、宮ちゃんを通り過ぎ、一平の前でぴたりと立ち止まる。んで…バキッ。 殴ってしまいました。
[ 日比野 太三 ]  「俺、わかった…全部。そんで、あんたの事見損なった…ワゴンのトランクから…出てきたんだ。俺が、アンジさんに掛けてやった毛布と…アンジさんの、髪の毛」



そうして、事件は解決した。
多くの謎が残っているとお思いだろうが、
勇猛果敢なプレイヤーに残りは推測していただきたい。

結局よく分からなかったという人の為に、
以降解説編を儲けることにする。


[ 原田 洋二 ]  洋二も戻ってきましたー
[ 初ST*ぴか ]  (バカ、タイミング遅いんだよっ(笑))
[ 原田 洋二 ]  (だから、トイレに行ってるって!(おぃ)
[ 初ST*ぴか ]  (NPCにこんな重大なセリフ言わせてどうすんだっ!お前が言え!(笑))
[ 初ST*ぴか ]  ここで重大な、メンバーの靴のサイズをお知らせします。
[ 初ST*ぴか ]  太三…28センチ
[ 初ST*ぴか ]  一平…25センチ
[ 初ST*ぴか ]  るーたろ…26センチ
[ 初ST*ぴか ]  晶…24.5センチ
[ 初ST*ぴか ]  ちなみに桐谷氏は26、アンジは24です
[ 初ST*ぴか ]  うい。最終質問は?
[ 逢坂 まこと ]  (いくつか解せないところが)さっきの雪の上の足跡。とその関連のトリック。
[ 初ST*ぴか ]  はーい。では最後、謎解きです。



−幕間− 「パウダー・スノウ」竜太郎の日記より
*
哀しすぎるほど痛みの無い終わりがまた来てしまった
何が僕をこうさせるのだろう?地獄へまた近づいていく
*
この事件はそもそも、僕等若い探偵の不甲斐無さより生じた情けの無い話が発端だった。
僕はあの日、空を見るのを諦め、自室へ戻った。そこで内線が鳴り、酷く動揺している晶さんの声を聞いた。晶さんは僕に「助けて欲しい」と懇願した。僕は彼女が何をしたのか大体の見当はついていたが、それに応じた。
僕の役目は簡単だった。まず、来客の逢坂氏のドアをノックし、入る。そして部屋の明りは点けず、声を潜めてこう言うのだ。
「晶です。電話が鳴っているんです」
それだけだった。

僕は素早く彼の部屋から出、自室に身を隠した。彼は暫く迷っていたようだが、やがて離れへ向かった。僕はただひたすら、彼女達が上手くやる事だけを願っていた。
恐らく彼女達はアガサ・クリスティのトリックをそのまま引用したのだと思う。
まず、桐谷氏の部屋に二人で押し入り、彼を殺害する。そうして、晶さんを彼の部屋に残して…もう一人が、彼女の靴を履き、後ろ向きで帰る。裏口についたら靴を晶さんに投げ、晶さんはひたすら待っていれば良かったのだ。
晶さんと靴が合う容疑者は、一人しか居ない。
それで、全てだ。
しかし僕も殺人を犯した事に変わりは無い。そして、アンジさんが見殺しにされるのも、僕は…黙って見ているしか、術は無かったのだ。



−終演後− 「撤収」

[ 初ST*ぴか ]  カーテンフォール。はい、おしまいです。
[ 初ST*ぴか ]  はぁ、まぁこんな感じでどうでっしゃろ
[ 逢坂 まこと ]  うん、なかなか。
[ 原田 洋二 ]  アンジって何で殺されたの? 共犯じゃなかった?<晶と
[ 初ST*ぴか ]  ワインボトルに睡眠薬が入ってた。酒好きだったアンジが絶対に夜抜け出し、あれを飲むだろうと算段を付けていたのは晶でしょうね
[ 逢坂 まこと ]  はじめてにしては上出来だ。はなまるあげやう(笑)
[ 初ST*ぴか ]  わーい。ありがとうございます(照れ
[ 逢坂 まこと ]  ただ何百ページも使って少しずつネタをちりばめて行く推理小説のトリックをRPGに出すと解けない(笑) 特にアガサだのエラリーだのは(笑)
[ 初ST*ぴか ]  それが面白い所なんですよね★すぐバレちまうと思ったのに★
[ 高宮 優一 ]  んー、足跡の辺りでこけたよなぁ。
[ 初ST*ぴか ]  いや、宮ちゃんすっごいいいセン行ってたのに。

[ 原田 洋二 ]  で〜、なぜ殺されたの? 元々殺される側だったの?<アンジ
[ 初ST*ぴか ]  だから、アンジが殺したと思わせたかったんだよね。>洋二
[ 逢坂 まこと ]  確かに足跡はコケたな。こちとら、てっきり足跡重ねトリックかと思ったのだ。
[ 逢坂 まこと ]  雪がふってる時なら、完全に正確に上を踏み歩く必要はない。十分重ねられる(笑)
[ 初ST*ぴか ]  殺害時刻は2時前後でしょう、それから首吊る工作して、表に出たら雪が止んじゃってるよ…っていう事だったのかもしれません
[ 高宮 優一 ]  何を調べる必要があって、何を調べる必要がないのか、って分からないから、あれやこれややって時間潰しちゃうのよね(^^;
[ 逢坂 まこと ]  あと、もう一つ。最初にるーたろと晶の入れ替えがある時、やたら晶の行動がすばやいなと思ってはみたんだが、新人GM故のイージーミスだと思って流してしまった。ぴかぽんをなめてたな、すまん(笑)
[ 初ST*ぴか ]  くす、当然狙ってましたよ(笑)
[ 高宮 優一 ]  ああ、どの時点で足跡が何組ある必要がある、ってのを完全に見切ってなかったや。
[ 逢坂 まこと ]  後、次やるときはNPCに謎解き役させないよーにね(笑)お疲れ様ー。って、ごめん、眠い(笑)

-------- [01:129:逢坂 まこと]  が終了しました。

[ 初ST*ぴか ]  だってさぁ、ねぇ。なんかもう駄目っぽかったし(酷
[ 高宮 優一 ]  でもー、こーゆーのは面白いやーねー。
[ 高宮 優一 ]  「今回の問題はこれ!」ってな一発のみだとやりやすい(笑) 五竜亭【謎】みたくに
[ 初ST*ぴか ]  いや、次々と起こる殺人っていうのに戦々恐々しません?(笑)
[ 高宮 優一 ]  それはあれ、セッション1回には入りきらないように思うの(笑)
[ 初ST*ぴか ]  そうなの(笑)今回も厳しかったわ〜結局二人しかやれなかったし
[ 高宮 優一 ]  アンジは単なる殺され役だと思ってたんだもん(笑)
[ 初ST*ぴか ]  あの足跡トリックだったんだよね〜、惜しいなぁ本当に
[ 高宮 優一 ]  アンジが共犯なんだ、って分かればもっと楽だったんだろうなぁ。
[ 原田 洋二 ]  てぇか、共犯ほぼ全員(苦笑)
[ 初ST*ぴか ]  うん。太三以外ね(笑)
[ 原田 洋二 ]  これって、突発的な事件なんだよねぇ? それとも、計画?
[ 初ST*ぴか ]  どうだろう…一平や晶の間では計画的だろうなぁ。竜太郎は巻き込まれただけっぽいね
[ 高宮 優一 ]  風邪ひいたのは、普通に風邪ひいてたのね(笑)<るーたろ
[ 初ST*ぴか ]  いや、あれはほら、共犯しちゃったから一応戦々恐々としてたの(笑)
[ 高宮 優一 ]  僕、風邪ひいたと思って、「あー、外出たのかなぁ?」なんて思って。

[ 原田 洋二 ]  毛布ごと捨てれば証拠は消せるのにね。一緒に捨てるとか<アンジと
[ 初ST*ぴか ]  だってさ。アンジはあくまで「遭難した」っぽく見せなきゃいけないんだぜ?るーたろ宅の毛布が出てきちゃオカシイだろう
[ 原田 洋二 ]  別々に捨てれば。一緒に捨てる理由もないんだし。
[ 初ST*ぴか ]  万が一。見つかったらね。だってああいうのって、一斉に山狩りとかするんでしょ?嫌だよー見つかるよー
[ 高宮 優一 ]  見つかったとき、やたら怪しくない?(笑)<もーふ
[ 初ST*ぴか ]  そうそう。
[ 原田 洋二 ]  燃やしちゃえよ 毛布なんだから(笑)
[ 高宮 優一 ]  吹雪いてる中だと辛いんじゃない?
[ 初ST*ぴか ]  だから、朝食終わったらそうするつもりだったの
[ 原田 洋二 ]  あぁ、でも洋二等が車探し出したって訳か。爪が甘いですねぇ(謎)<朝食後に
[ 初ST*ぴか ]  だって、そんな暇あった?まこちゃんと宮ちゃんは現場検証してるのに、キャンプファイアーなんて
[ 原田 洋二 ]  別に、帰って来るのが早いって言ってるんだし。 遅れても大丈夫だよ。理由なんざ作れるでしょ。
[ 初ST*ぴか ]  吹雪いてきたのもまぁ原因の一つではあるわな。そのうち暖炉ででも燃やそうと思ったんでしょう

[ 初ST*ぴか ]  私が一番恐れてたのは警察に通報に行く際、「一緒に行く!」って誰が言い出すかとヒヤヒヤしていましたが
[ 高宮 優一 ]  その辺りで「携帯は?」だと良かったんだろーか
[ 初ST*ぴか ]  うん。竜太郎の激しい動揺っぷりが見て取れたと思います(笑)
[ 原田 洋二 ]  携帯は、誰も突っ込まないとSTも悩んでおられたからね(苦笑)<竜太郎の携帯
[ 初ST*ぴか ]  まぁ、一緒に行く!って人が居たら、それも殺しちゃうつもりだったんだけど
[ 高宮 優一 ]  別に大した事してない(ぉぃ)のに、さも主犯のように動揺するなんてぇ(笑)
[ 原田 洋二 ]  気が小さいのです<プロフィール
[ 高宮 優一 ]  困ったおにーちゃんだ(笑) 心配しちゃったぢゃないか(笑)
[ 高宮 優一 ]  もーちょっと圧力かけてたら、いろいろ喋ってくれたかもしんないやね(笑)<るーにーちゃ
[ 初ST*ぴか ]  そうだねぇ…気弱だからね。でも最終的に「犯人は僕です!僕がやりました!後は誰も悪くないんです!」的中学生日記のオチが待っていたのです(笑)
[ 高宮 優一 ]  それは無理だ(笑)<一人で

[ 原田 洋二 ]  所で、まこちゃん。 晶の声を間違えていたけど。やっぱり、初めに「晶です」と言ったから間違えたのだろうか。
[ 初ST*ぴか ]  耳元でボサボサやったぐらいだしなぁ。
[ 高宮 優一 ]  まことさんは、「似てる、っても男の声に気付かないか?」とか言っておったものですが。
[ 初ST*ぴか ]  でもあの人、寝惚け眼の第一声でそんな判断できるのかなぁ?(笑)私なんか誰かに起こされた時、最初に言われた言葉って理解できなかったりするもんね。神経が寝てて
[ 初ST*ぴか ]  更に「誰、あんた」って家人にすら聞いたりするしね(笑)
[ 高宮 優一 ]  いやあ、ぴかぽんさん=まこと とは限らないわけで(笑)

[ 高宮 優一 ]  考える楽しみがあっていいやね。でも、もーちょいボリュームは落とした方が。
[ 初ST*ぴか ]  ヴォリュームですね。ういっす勉強します。
[ 高宮 優一 ]  あんまり分からないだらけだと混乱しちゃうのよ。今回は「他プレイヤーが味方かも分からない」まで行ってたし(笑)
[ 初ST*ぴか ]  (笑)最終的にあれはウソだった訳ですけど(笑)
[ 高宮 優一 ]  僕なんかね、一時期まことがなんかするんじゃないか、って思ったさ(笑)
[ 初ST*ぴか ]  わはは(笑)なんか行動自体怪しげだったしね(笑)>まこ
[ 初ST*ぴか ]  だってさ、PL3人NPC4人だったら犯人絞られちゃうじゃん!つまんないじゃん!(笑)
[ 高宮 優一 ]  いや、むしろ三択ぐらいでもいい(笑)その三人が全員グレーなら十分悩むんじゃない?
[ 初ST*ぴか ]  そうかぁ…そうなのかぁ、難しいなぁ小説と違ってなぁ…
[ 高宮 優一 ]  だってー、小説だと自動的に解決するじゃないかー(笑)
[ 初ST*ぴか ]  今回だって時間はかかったけど一応自動的に解決してたじゃないかーNPCが謎解いちゃったしさぁ(笑)
[ 高宮 優一 ]  それじゃだめなんだよぉ(笑) プレイヤーが解決するのが基本っしょぉ(笑)
[ 初ST*ぴか ]  だって解けないじゃないかぁああ(笑)六時になっちゃったしさぁああ。泣きたかったよこちとらぁああ(笑)
[ 高宮 優一 ]  なんというか、プレイヤーはマスターが思っている以上にバカなんだって(笑)
[ 初ST*ぴか ]  (笑)うん、凄くイイ勉強になった。(酷)>プレイヤーはマスターが…
[ 高宮 優一 ]  プレイヤーは、何もない平地でもすっころぶんだ(笑)
[ 初ST*ぴか ]  で、凸凹道も平気で突っ切るのよ…(笑)
[ 原田 洋二 ]  思った通りに動かないのが、プレイヤー(謎)

[ 初ST*ぴか ]  足跡の所さぁ!!宮ちゃん起きた時にもっと検証してくれよぉお!!とどれだけ叫んだ事か(笑)
[ 高宮 優一 ]  でも、基本的にはざこざこ踏み荒らすよね(笑)
[ 初ST*ぴか ]  いや、基本的には迂回だろ!!足跡は現場保存の一環なんだからぁ(笑)
[ 高宮 優一 ]  ゆーいちはその当時殺人が起きてるなんて知らなかったんだぞぉ。ただ単に「大変だ」と聞いて行ったんだぁ(笑)
[ 原田 洋二 ]  予想、もしくは予知夢(死)
[ 初ST*ぴか ]  そういうのは「カン」だろ「カン」!!(笑)
[ 高宮 優一 ]  まぁ、冬で雪が降ってて、別の場所への道、ってったら足跡が関係するのは基本だけどさぁ(笑)
[ 高宮 優一 ]  プレイヤーが思うことと、キャラクターが思うことは、基本的には別なんだ(笑)
[ 初ST*ぴか ]  うう、「地で行ってほしい」ってゆってんのに…(笑)
[ 高宮 優一 ]  その語の意味は、「プレイヤーとキャラクターの『性格』が同じでOK」という意味になるはずだぞぉ(笑)
[ 初ST*ぴか ]  え、駄目かしら?>同じ
[ 高宮 優一 ]  いやね、「性格」は同じでも、「行動」は一緒にはならないんだ。

[ 高宮 優一 ]  結局、まことの性別は分からずじまいか?(笑)
[ 初ST*ぴか ]  えっ男じゃないのっ(笑)>まこ
[ 高宮 優一 ]  性別不詳、とか言ってたような(笑)
[ 原田 洋二 ]  男でしょ?(汗)違うの?
[ 高宮 優一 ]  二十前後くらいの性別不祥。性格は理論家…だけど、虚弱体質(笑) 職業:学生(笑)「逢坂まこと」 漢字が誠なのか、真琴なのかは不明(笑)ってね(笑)



−客出し後− 「Finale」製作者の独白

という訳で、ぴかぽん初STセッションは無事終わりを迎えた訳です。
参加者の皆様、私の拙いセッションに遅くまでお付き合い頂きありがとうございました。感謝感激雨アラシ。(謎
最後に、私のトリックが穴だらけで意味わかんねーよ!という人の為に完全ネタばらしをしたいと思います。

まず桐谷氏を殺したのは桂木一平・篠田晶。桐谷夫人も二人で殺し、竜太郎は殺人幇助です。
桐谷氏を殺害するに至ってのトリックは本文を読んでいただければ分かると思いますが、婦人については「想像にお任せ」的終わり方だったのでここでちゃんと言い訳させてもらいます。

彼女が酒好きで、夜中こっそり酒を飲みに来るのではないか…と推測し、晶はたっぷりの睡眠薬入り特製ワインを厨房のかなり目立つ所においておきます。
長い宿泊予定の間、彼女が酒を飲みに抜け出した日──それが、事を起こす日です。
そしてその晩、彼女は離れから本館へやってきて、一人酒盛りを始めます。幸運な事に、雪はまだ降っていません。
さっさと彼女が眠ったのを見計らい、雪が降らないうちに一平と共に桐谷氏を殺害し、自殺に見せかけます。殺害の傷があるのにわざわざ自殺に見せかける事で、いかにも素人が即席で思い付きそうな荒い手段だと警察に思わせたかったのでしょう。

夫人が桐谷氏と口論の末殺したとするためには、生き証人となる夫人は邪魔な存在になります。彼を宙吊りにし、さて彼女を始末しようという段階で、不運な事に雪が降ってきました。
吹雪で大降りになるのならば足跡など掻き消えてしまいますが、なんとそれはほんの僅かな粉雪で、今にも止まん勢いで弱々しく降っています。彼は慌てた事でしょう。何しろラジオでは「大雪」と言っていたのですから。

そうして彼が打ち出したのが足跡トリックです。彼は何としてでも屋敷へ戻らなければなりません。アンジが生き残ってしまえば何もかもがパーだからです。そうして晶は竜太郎に協力を要請し、一平は晶の靴を履き後ろ向きで帰り、靴を彼女に投げ返し、居間で眠るアンジをワゴンのトランクに乗せます。
もしかしたら、この段階で竜太郎の「黙殺」という第2の殺人幇助があったのかもしれません。

後は本文の通り。竜太郎を使い逢坂氏を起こし、足跡トリックは完成です。
逢坂氏が耳栓をしてくれた場合、晶のフリをしている竜太郎は自ら彼の耳栓を外すか、外すようジェスチャーで示した事でしょう。彼が耳栓を使っている事を知っているのが竜太郎のみで、何故起こしにきた晶がそれを指摘出来るのか?
そう後々で入れ替わりトリックの証拠付けを行いたかったのです。結局彼は耳栓しませんでしたが(笑)

そしてプレイヤーは気がついていたでしょうか?
その段階で、一平の屋敷から車への足跡の往復が残っていたのですよ。しかし通報に行くと抜け出した彼がそれを潰して行くのは当然です(笑)消えて無くなってしまいました。
一平と晶はトランクで眠っている夫人を乗せ(恐らくもう凍死していたでしょう)どこか遠くへ捨てに行こうと考えていましたが幸い土砂崩れで警察は来れそうにありません。そこらに放っても、警察がやって来て死体を見つける頃には胃の内容物など分からなくなっているだろうと算段を付け、崖から彼女を棄てます。それで計画は終わりです。

如何でしたでしょうか?
人物の裏事情(殺害動機)なども用意していたのですが、表現しきれませんでした;努力不足です。

これで、全ての謎が解決したと思います。
次回はもうちょっと単純な短いものをやろう…。今から参加者募集ですよっ(笑)
それでは、お付き合いありがとうございました。


参考資料
 島田壮司「異邦の騎士」
 倉知淳 「星降り山荘の殺人」
 法月綸太郎「雪密室」
 PIERROT「パンドラの匣」「PRIVET ENEMY」
 Plastic tree「パペット・ショウ」「Parede」

SPECIAL THANKS *** RYU・れびやたん・ムシズキ


END

















−予告編− 「そしてパレードは続く」

優一の仕事始めは、事務所の郵便受を開ける事だ。
結局ダラダラと探偵事務所に就職してしまった彼は、もう何年この作業を続けているだろう。
如何わしいチラシ、出所不明の請求書、有名大学の封筒に入った分厚い資料、特に通常と変わり映えの無いそれらの中から、二つのシンプルな封を見つける。

 拝啓
初霜の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
ところで皆様ご存知でありましょうか、今年は有名な「獅子座流星群」が見る事のできる幸運な年であります。
かねてから星好きな僕としましては、流星群の到来を祝うべく、ささやかではありますが星空の望める別荘地でパーティーを開く事に致しました。
お時間ございましたら、お誘い合わせの上是非ご参加ください。

「あれ?……これって……」

FIN.