2002年2月16日

今月に入って、2度目の雑記更新デス。

そして、皆さんお解りの通り

某イベントが、先日地球上を支配しました。

そう、黒い悪魔が力を付けて甦る時。

バレンタイン・HELL



男性諸君、いかがでしたか?

学校では? 職場では?

女性諸君、いかがでしたか?

本名は? 義理は?


貰えたのなら、それも良し。

渡せたのなら、それも良し。



しかし、皆さん考えて頂きたい。

義理チョコを貰って嬉しいか?と

単純に、甘党ならば喜ぶだろう。



一つ、聞きたい。


男性諸君、貰って嬉しいか?

愛も想いもこもっていない、

ただのチョコレートで嬉しいか?

「俺は、チョコレートじゃないぞ」

そう思った奴。

歯を食いしばって、一歩前へ出ろ。


無論、チョコレート以外であってもだ。



女性諸君、渡して嬉しいか?

愛も想いもこもっていない、

ただのチョコレートで嬉しいか?

「私は、チョコレートじゃない」

そう思った奴。

誰かに渡すべき物を置いて、一歩後ろへ下がれ。


無論、すべて頂く



だが、本当に義理でチョコレートを渡すな。

一体、何を期待しているんだ?

来月にある、ホワイトデーのお返しに?

みんな、製菓会社の誘惑に負けるな。

ホワイトデーなんか、モロ会社が作った日じゃねぇか。


そういうバレンタインデーの起源は、どうなのか?

調べた結果を多少報告。



元はキリスト教の聖人。

聖バレンタインが居たとか
イタリア語でヴァレンティーノ、フランス語ではヴァランタン

この人が処刑された日が、そうバレンタインデー


処刑された理由は、

3世紀頃のローマ皇帝クラウディウス2世が

軍備の充実に向け、

兵士となる若い男性の結婚を禁じてしまったが、これに反対。

結婚を希望する若い男女のために

密かにに結婚式を行い続け、発覚して処刑。


でも、処刑される前に

入牢中に牢番の娘と恋に落ち

女性に宛てた手紙に

"From Your Valentine"

と書き残した、と。

コレが、バレンタイン・カードの発祥。



殆ど話は同じなのだが、

イタリアのテルニという場所に、

同名の人が居たとも言われている



で、人が1人死んだからって

そんなお祭り騒ぎになる訳でもなく。


やはり、習慣に取り込まれやすいように

加工やら、されてるんですね。



2月15日に行なわれていた古代ローマの

ルペルカリア(Lupercalia)祭があった。
ルパカリアとも書いてあったが。どっちだ?


これは豊穣と多産を祈る春の祭典。

この祭りの前日2月14日に、

女の子の名前を書いたくじを男の子が引いて、

当たった娘を祭りの間のパートナーにする、という風習があった。



話は変わるが、クリスマス。

一般的に知られているクリスマスは、

やはり、「キリストの誕生祭」なのだろう。

しかし、このクリスマス。

元は、何処かの国の民俗行事。

ソレを、キリスト教の布教の為に

取り入れただけなのだ、と。



話を戻そう。

んで、バレンタインも似たような物で

民俗宗教などが定着している所に

後から来て「キリスト教を信仰しなさい」

って言っても、浸透する筈もなく。


ルパカリア等を利用して、

なるべく元の形を崩さないように

定着させていったんでしょう。



で、後はご存じのとおりの製菓会社。

売るためだか、なんだか知らないが

チョコレートの特売日にでもしたのか?


元々、多宗教な日本。

なんの苦労もなく、広く一般に取り込まれました



さて、チョコの話に戻ろう。

しかし、何故 渡すのは一方通行なのだろう。

女性から男性へのチョコレート。

んな事してるのは、日本人くらいじゃないのか。


でも、考えてみる。

男は、自ら気持ちを表すか?

比べてみても、女性の方が表していると思われ。

だからなのか。 女性から男性への一方通行。

そして、ホワイトデーにて貰ったから返す。

なんて、日本人的発想なんだ。



なんだか、いつも通りのまとまりの無い文章だが

さて、ここまで読んで頂いて ありがとう御座います。


簡単にまとめると、

貰ったから、返さなくてはならない

義理チョコなんか、止めましょうよ。


何もお返しを期待せず、

お祭り騒ぎを楽しむので有れば

渡す時に、一言だけ言っておきなさい。

「お返しは、いらないから」と。

でも、返すのを考えてしまうのが

日本人的発想なのでしょうか。



まぁ、何も貰ってない俺が、

こんな事を考える事自体、

変ちゃ変な話なんだがな(藁)

と、最後を締めくくってみるが、いかがか。