一戦目の終了後、出番を待っていると 突然の大雨。これで中止か・・・?と、雨宿りしながら考えていたが
雨も止み、少しぬかるんでしまったが ゲームは再開された。
一戦目を勝利し、続いて第二戦目。
今の雨で、車が泥や雨で汚れテンションが大幅ダウンしてしまったカタナを引きつれ
今回は別フィールド、セミオート戦へ。
各自、自軍フラッグに集まり 開始の合図を待ち作戦は、一戦目と同じく
センターフラッグを手に入れた後 防衛に徹する事に。
開始の合図と共に、再び数名が疾走した。今回は、前に出すぎると 弾幕が張れない為
囲まれたら即死亡に繋がる為、走っている時も周りを警戒。
センターフラッグが見えそうな付近までたどり着くと、
思いっきりスッ転びました
後ろに続いていたカタナと接触しつつも、姿勢を立て直して、フラッグを目指すべく腰を上げた。
が、頭を上げて前進すると、既に敵に包囲されて慌てて下がった所に弾が飛んできて、いきなり死ぬ所だった。
微妙に確認できたのは、センターフラッグを手に入れた事。
後は防衛に徹するだけなのだが、
ただでさえ弾数が100発制限でセミオートオンリーな戦いで
防衛しきれるものなのか・・・・。
そう思いつつ、近くの横たわったドラム缶の陰に隠れ敵の様子を伺いつつ、脳内で作戦を練る。
同じ場所で、同じチームの子供ら2人が居たので少し話して見ると、
敵チームの司令塔の人間を、少しは知っている様子。
「あの人なら、時間少なくなったら全員で突っ込んでくる。」とか「敵のスナイパーライフルは、前回のフラッグ賞の景品だ。」とか
確かに、俺でも時間が少なくなったら 全員で突っ込むだろうな。と、同じ考えだったので
そうならない様に祈りつつ、立ったり座ったりして
敵の位置を把握しようと試みるが、失敗。
こちら側は、ブッシュ(茂み)が多すぎて少し動いただけでも揺れでバレるし
今のように、一瞬立ち上がって見回しても、茂みが邪魔で把握もできなかった。
ただ、解っている事は 右側に敵が二人。障害物の裏に隠れている事だけは 確認できた。
問題は、左側の人数だが・・・・
とりあえず、G36Cで障害物の裏に居る敵に撃ってみるが適当に撃ち込んでいると、弾切れ・・・・・。
ん? もうそんなに撃ったのか?
ノーマルマガジンは50発入るはずだが
単発で、そんなに撃った覚えもないのだが
しかも、目で確認できる程 弾速が無い弾が、数発飛んでいるのも気になった。
弾の切れた銃を背中に回し、ショルダーホルスターから銃を抜く。「お前だけが頼りだ、相棒・・・。」
そういい、アウターバレルに口付けを
した訳ではないが、残りの武器が、HOPも付いてない
MGC製M93Rが一挺しかないので
左の敵に当たれと、適当に乱射。
直ぐに弾がきれて、銃も敵に投げた(嘘
弾数、20発くらい
隣の味方も撃っているが、敵を倒した気配も無いので右に居る敵を確認すると、障害物から前進していた。
あ〜・・・・撃たなきゃ良かった。
そう思いつつ、身を伏せて ある提案が浮かんだ。
「3人で突撃しないか?フラッグ取りに」
即答で却下されました(苦笑
すると、目の前にいた味方が一人昇天した。ドラム缶に隠れていても仕方ないので
右の敵の場所を確認したら、少し前に出るか・・・
弾も無いし、隙を見て突っ込む。
そう思いつつ、茂みの影から覗いてみると
パスン。
そんな音が聞こえると同時に、目の前に飛び込んできた敵の姿。予想以上に接近されていて、油断しまくり。
貫かれた腹を押さえつつ、抱く殺意も抑えつつ
スゴスゴとセーフティーの方へと歩いていった。
暇なので、安全な所から見ていると「距離、詰めてくよー!」とか
「正面に一人動いたぞ!」とか
ちゃんと指示が出てるから、周りも無理に動かないし意思の疎通は大事か・・・・と思っていると
味方の一人が、背中を向けて後退。
それを逃さずに狙う敵。
・・・・が、ヒットコールはなく 無事に逃げ切れた味方。よし、よく逃げた。まだ人は居るぞ・・・。
と、考えを吹き飛ばす様に
「今の奴ヒットだろ、ゾンビしてんじゃねぇよ!!」
・・・・・・ん?
まぁ、確かに 俺も当たったか?と思ったんだが(苦笑続いて、敵の発砲音が聞こえ
「おい審判ちゃんとやれよ、おい!!!」
・・・・・・・おいおい。確かに、ゾンビされるのはウザイが
審判に文句言っても良いのかよ?(汗
しかも、ココのチームって ショップの店員が殆どじゃねぇのか?と
審判に文句言ったら、普通は退場モンなんだが
結局、殆どの味方は撃ち殺され自軍フラッグも奪われてゲームは終了した。
後々で知ったのだが、ターマとカタナのガスガン、
ルガーP08とスタームルガー(KSC製M93Rだっけな)は
1,2発撃った時、銃に込められた殺意・・・
もとい、ガスが一気に抜けて ただの飾りに成り果てていたとか。
それなら、俺、ターマ、カタナの三人でさっき子供らに提案した、「走ってフラッグゲット作戦」を
決行できたのではないのだろうか・・・
そうすれば、もしかしたら勝てたのかもしれない。
セミだから、3人で走れば 狙いを定めれないし
フルなら、2人くらいでバラ撒けば 確実に全員喰らうし。
一人でもフラッグを手に入れれば、勝利も手にする事ができたのだが
やはり、意思の疎通は大事なんだな〜。と思ったゲームだった。無線でもあれば、楽なんだろうけど
ターマ、カタナの2人とは 距離が空いていたので
声で確認なんてとれないし・・・。
つか、隠れていた時は 2人が何処に居たのかすら 解らなかったのだが
2回戦目、敗北