EP-4はスピーカーケーブルではない。いや、ケーブルも

 あるが、maestro社のテープ・エコー「EP-4」が名前の

 由来らしい。

   EP-4newsで、この様に記した。

 しかし、この情報は、僕よりかなりの年長者から得たもので、

僕は「はぁ、ソウデスカ」とヤケッパチな相槌を打った。

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 カオルと、ある人の対談(近日アップ予定)において「EP-4の名前

の由来は?」と聞かれていた。

 「PはPOWER、あとは想像に任せます」と語った。

 


 ところが、「Found Tapes」の曲目を見て戴きたい。

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 「Elementary Poem」である。僕は、こういうカヲルの「おっと、

しまった」という所が大好きだ。

 さて、ということは「Element・Power・4」ということであろう。

 「四元素の力」とでも言うべきか。

 因みに、四元素とは「earth,water,air,fire」のことだ。


 多分、テープ・エコーの話は嘘では無いだろう。「思い入れ」を

嫌ったカヲルであったからだ。だが、ニュー・サイエンスに耽溺

していったカヲルが、型番であった「EP-4」に「意味」を見出して

しまった。このような想像をしてしまう。

 松岡正剛氏ではないが、「言霊」によりコントロールされたEPサウンド

は、シリアスの気配が濃厚になって行く。


 細野晴臣率いる「Friends Of Earth」(地球の友達)も、楽しい

デジタル・ファンクを演っていたが、或る日、細野氏が

「略すとFOE=敵になるんです、、、」と気付いてから、突然に「深刻なバンド」

に変身した。

 同様例として挙げておきたい。

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