EP-4 in 「Olive」
上の記事は、今は無き雑誌「Olive」(83年)のものである。
と、簡単に書いたが僕がこれを見た時のショックは、未だに
忘れ難い。
何と言っても「Olive」である。DOLLではない。
当時の「Olive」には、特別の思い入れがある方も多かろうと
思う。「奇跡の雑誌だった」という人もいる。
「大中」、「文化屋雑貨店」から「コムデ」「Y's」まで等価
に掲載されており、またライター陣も充実していた。
多大な影響力を持つ、漫画家氏の作品にも「Olive」を
見て上京を決意する、というものがある。それほど、この雑誌の
求心力は強かった。
しかし、いつのまにか我々には、お金が無くなってしまった。
もう「Pink House」のワンピースの上にGジャンが着られない(僕は男だから
着ないが)。
そして、ファッションのメインはストリートに移る。
ファンタジーとしての「Olive」は役目を終え、廃刊に到る。
ここに、その記事を文章が読めるほどの大きさで掲載する。
カオルのルックスなら、紅白も!?と思った僕が若かった。
そんなの妄想の極北だった。
ところで、三角のカオルの写真の下のキャプションに
「ベイビー、俺たちはヤルゼ!!」
とあるが、鉄板でそんなこと言ってないだろう。