記事タイトル:UNIT−4 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: MetaNekton   
MetaNektonと申します。
古本屋で激安購入した夜想15号「特集・少年」に掲載されていた懐かし
佐藤薫氏のエッセイ「楽園喪失」読後をトリガーに検索したところ、
うーむ、こんな素晴らしいサイトが存在していたとは…

圭骸@管理人さん記述のLightとDarkとの対比はまさに正鵠を射ていますね。
EP-4の存在は、私には「Found Tapes」のフラクタル的ジャケット写真から
連想される、あの南方熊楠が虜になった粘菌や隠花植物の感がありました。
EP-4独特のDarkSideな妖しの毒気に一回でも触れてしまった者にとっては…

未だこのBBSのThreadやTabooを把握していないのですが、
佐藤氏について若干の情報を有していますが、音楽系統とは乖離した
極めて私的範疇の個人情報なので一抹の不安が…
そういえば、豪の女性は「R」さん? 「 L 」さんではなかったですか??
いや、私が記憶していたスペルが誤りだったかな。;-p

取り敢えず、UNIT4について書き込みします。
「UNIT4」の表記は、「EP-4」の様なハイフネーションは不要だと思います。
UNIT4に初めて遭遇したのは、'87年?頃の夏場の今は無き Ink Stick芝浦Factory。
(株)シャープが主催した「SHARP Presents・お初に(おはつに)」という関西他
当時新進のバンドを紹介するキャンペーン・ギグで、確かMCは久保田麻琴氏だったと思います。
その当日は3バンドの出演奏で、トリを努めたのがUNIT4。

知的クールさを拡散させるEP-4のファンクに対して、UNIT4は、リズム&ホーンセクション
が絶妙に絡んだ骨太ファンクでした。メンバーは確か総勢8名。中央に陣取ったユン氏+
2人のMCが客を関西弁で煽る煽る。ヴォイス・エフェクトにより、MC YUNG から 
MASTER MAR へと人格(笑)が転化する。このヴォイス・エフェクトは、EP-4 Flavor が
感じられて非常にグッドでした。
ちなみに、このライブ時のUNIT4のDrumsは三条通氏でした。
当時この系統のバンドは、暗黒大陸じゃがたら位しかいなかったような…

この「お初に」シリーズでは、その翌月?あたりに MEME も登場しました。
MEMEのベースは好機タツオ氏で、「Elementary Poem」や「Five to One」を彷彿させる
重低音のうねる様なベースが印象的でした。確か2人での演奏だったと記憶しますが
この当日、MIMEは2番目の出演で残念ながらトリではなかったです。
その割にはトリを努めたバンドを記憶していない…;-)

その後UNIT4は、京都のBIGBANG他のライブハウスで「FUNKATUNERAMA NITE」等を
やってました。私も数回遠征してます。;-) 
何故か自室の壁の隅に貼ったままになっている多分'88年の
FUNKATUNERAMA 7・31 MONDAY NITE VOL1 at BIGBANG のチラシには、

 featuring BAND DISCYIBER-FUNKAFORCIFID MONSTER < UNIT4 > 

のロゴが踊ってます。
また、'89年?の確か1月頃、渋谷のクラブ・クアトロや関西のクアトロ系ライブハウスで
米国から来日したファンクバンド「 DEFUNKT 」と饗宴いや共演(競演)したはずです。
このライブ、私は残念ながら都合がつかなくて行けなかったんですが、
佐藤氏以上の異形な風貌を持つユン氏率いるUNIT4が、恐らくトリを努めたであろう
DEFUNKTを喰ってしまったと思われますが…
家を探せば、当時隠し録音(もう時効か)したテープや、ユン氏や他のメンバーから
郵送されたポストカード、チラシ・フライヤーの類が出てくると思います。

以下は、私が知る範囲でのUNIT4関連リリース情報です。

 「 KYOTO NIGHT  FUNK ALTERNATIVE 」 Captain CAP-0068-L 1987

上記は、EP-4の「Any W.O.O.W.!」+「Dirac+...」が収録された

 「 KYOTO NIGHT 」 Captain CAP-0052-L 1987

と同年にキャプテン・レコードからリリースされています。
「 KYOTO NIGHT FUNK ALTERNATIVE 」では、「 Go Pumpin' 」と「 Tower-T 」の
UNIT4のナンバーが2曲収録されています。また UNIT4 参加メンバーは、

 YUNG TSUBOTAJ [Voice/Percussions]
  NOOZA TEYTS   [Drums]
  NAO HAYASHI   [Bass]
  TOWER-T       [Guitar]
  YAMSUKE E-R   [TenorSax]
  SO-WHAT       [Trumpet]
  Produced by KOUICHI HANZAWA and UNIT4

とクレジットされています。また同アルバムには、MEME の「 Rugged Trap 」という
ナンバーが1曲収録されています。MEME 参加メンバーは、

  SIN SIN TORU
  ANKO SUNDA
  KOHKI TATSUO
  Produced by MEME for Trans Action Organism

のクレジットです。さらに同アルバムに HYSTERICS なるバンドの「 Yummy,Yummy,Yummy 」
というナンバーが1曲収録されていますが、

 Special Thanks to 
  CHANCE TATSUO [Guitar]

のクレジットは、Chance = 好機 氏なんでせうね。;-)

 「 黒人と私 」アマリリス  Captain CAP-0084-M 1988

は、佐藤薫氏のプロデュース、カバータイトル中島らも氏で

  Special Thanks to 
  YUNG TSUBOTAJ : PERCUSSIONS
  MC YUNG & MASTER MAR : CHORUS

とクレジットされている実にファンキーな逸品です。

 「 ON THE CORNER OF HOME TOWN 」 UNIT4  
                                 SKATING PEARS/STACK ORIENTATION  SPCD001

は、'92年12・17の京都TAKUTAKU(漢字失念)でのライブ録音されたCD版です。
リリースは'93年、Distributed by I.D.N.@インナーディレクツ・ネットワークです。
収録曲は、

  1. GROUND FUNK
  2. DRUM SPEAK
  3. N.T.A.
  4. P.A.A.U.
  5. L.D.F. Part1
  6. NEW PUMP
  7. L.D.F. Part2
  8. GROUND FUNK REPRISE

一方、メンバーのクレジットは、

  YUNG TSUBOTAJ     [MC.CHO.PERC.]
  COTTERI           [MC.CHO.TP.PERC.]
  KONG KUWATA       [MC.CHO.SAX.PERC.]
  TOWER TEE         [G.]
  MONKEY            [B.]
  NON STOP AKIYAMA  [DRS.]
  NAGATOMI          [SAX.MC.CHO.]
  DAISUKE           [TP.CHO.]

UNIT4のメンバーは、入れ替えや改名等で一定していないところがグッドですね。
EP-4音源のCD化は、早く!と望む反面、このまま封印していて欲しかったりする複雑な心境。

な、長い;-( 徒労哉。
[2001年10月29日 7時26分9秒]

お名前: 圭骸@管理人   
レスポンスが遅れて、失礼いたしました。
unit-4は、どんなサウンドだったんでしょう。

ユンさんも、お元気だと良いですね。
また、お書き込みください。
[2001年8月28日 9時42分48秒]

お名前: NAOK   
EP−4の中でユン・ツボタジのUNIT−4は平成になっても活動していた。
(現在はどうなっているか聞いていないが…)
彼のアグレッシブなパーカッションが好きだったが、今はどうしているのだろう。
EP−4に加わる前から彼を知っていたのだが、同志社講堂に見にいったときに
ステージにその姿を見つけた時はびっくりしたものだ。
[2001年8月24日 22時49分26秒]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る