てるくはのる は「テクノは 縷縷」


 僕は、紅白が好きで好きで、どのくらい好きかというと紅白が終わったら、その紅白を3が日見るくらいだ。

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 なんて書こうと思っていたら、受信料が「義務化」というユカイな制度になりそうだ。

 それにしても、「ミスター美しい国」が政権を取ったら、19時のニュースが「拉致問題」が

増えていることに異論はありますか。無ければ、最初に戻ります。

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ヤングボーイ・ガールたちに「紅白見るの?」と聞いたら「ええー、普通に見ないっすよ」と言っていた。

 ということは、未だに彼らにも「紅白=特別なモノ」と認識されているらしい。

 でもなあ、もう、そんなことはない。ただの「One of Music Show」だ。出る出ない、辞退などは、我々が中学生(ニューミュージック全盛時代)の

ころの話だ。スガさんのようにふらっと来て、普通に歌えばよいだけのことだ。Puffyの悲劇は繰り返してはいけない。

 でも、僕は「紅白」を重視している。なぜなら、ニューウェーブ勢が一度も出たことが無いからだ。

 チャンスはあった。

   ・春咲小紅―CMソングだったからか。今では考えられないが、当時はNHKはシビアだった。

   ・以心電信― NHKのキャンペーン・ソング。その代わり紅白前に「YMO 散開SP」OA。

   ・ライディーン― 「歌」合戦なので流れた

   ・すみれ― CMソング。

 もちろん、辞退もあったろうが残念だ。


 今年は「SMB再再結成」でユキヒロ出るよな出るよな、と思ったら、カエラがダメ。一昨年ダメだった「HISのラジオソング」も今年も

ダメ(キヨシの回復願う)。

 で、また脳内紅白で盛り上がっていたら

                              これ(右クリック)

 ああ……ついに来たか。EP-4のファンだったダンスマンでブレイクした娘が坂本の曲を歌う。ベッキーは「当時流行のテクノ・ポップを

取り入れたゴキゲンなサウンド」と淀みなく語る(余談だがベッキーは数年後の紅組司会候補)。

 


 300ヶ月振りにNHK地上波で聴いた言葉「テクノ・ポップ」、そしてアレンジは微妙だが「CPおばあちゃん」。

 ありがとう、NHK。ありがとう、紅白。公共性の高い放送なんて期待してない、大災害に強いなんて何時の話だ。

 音楽製作班が「ニューウェーブ」の精神が少しでもあるなら、多くは望まない。

 テクノは縷々と。いつまでも我々の心に流れる。

 意外に、あと10年後に「蛍の光」の指揮棒振ってるのが坂本氏だったりして。


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