妖幻天女
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
scoop 有り

クイックスなんて嘘じゃねえか、碁盤の目塗りつぶしゲーム。

ちなみにクイックスとは、
南京玉簾をかわしながら、四角いフィールドの陣地を取っていくゲームです。
「淫内感染2鳴り止まぬナースコール」を遊んでいただくのが早いですね、玉簾と違うが。
「妖幻天女」上のゲームは違います。
碁盤の目のフィールドを、碁盤の目上に進んで、碁盤のマスを塗りつぶすゲームです。
碁盤の目ってのがポイントで、
クイックス本編は、フィールド上を自由に動けるはずが、
このゲームではカクカクとしか動けません。
陣地の取り方も、クイックスでは徐々に陣地を広げていく形ですが、
このゲームではどこからでもマスを取ることが出来ます。
ストレス溜まりまくり&爽快感無し。

でも、クイックスに引かれてこのゲームを買ったわけではなく、
エロゲーにあるまじき雰囲気のCGこそ、このゲームの購入動機となったわけでして。
塗りが「ポポロクロイス物語」
たとえボケにも程があるとお怒りの方もいらっしゃるでしょうが、
俺がそう感じたので仕方ありませんってば。
もちろん顔の造詣は違います。きちんとエロゲーしてますんでご安心を。

一応ストーリーの方も触れておきます。
「天界に行くために4つの塔に行って宝珠を手に入れる」
この塔の中で、いわゆる「クイックス」が繰り広げられていきます。
ゲーム本編以外はアドベンチャーパートで進めて行き、
そこで例の独特CGが拝める仕様なんですね。
CGも独特なら背景も毒々と徹底されています。
バックの背景CGに見られる「塔」が、「太陽の塔」な出来でして、
こういうものは他でやってくれ。
アートかぶれの雰囲気読めないバカ、じゃなかった天才が降臨されたんでしょう。

前衛芸術っぷりはエロシーンでも遺憾なく発揮されます。
主人公は悪魔という設定でして、肝心なときに使い魔なるものを呼び出せます。
肝心なとき、それは当然エロシーンのことで、
使い魔こと「蛇」を、触手っぽく、娘さんの体に這わせます。
娘さんも反撃に転じ、その蛇にしゃぶりつきます。食べるんじゃないですよ。
「おおぅ」、感じる主人公
ああ、なんかのプレイのつもりだったのね。
蛇と男根の形は、見ようによっては似ているかもしれませんが、
CG上で映される蛇はあくまでも蛇、うろこも牙もついてるんですよ。
こんなことで俺の想像力を使いたくありません。

まぁ結局は本物をおしゃぶりすることになり、俺としては一安心です。
フィニッシュが近づいてきました。こうなればScoopという会社は安心です。
CGが切り替わって、…ナンジャコリャァァ!
解説「CG全体が黒白反転、真っ暗な背景CGと共に、輪郭だけの女が描写される。
目も鼻も描かれないその女は、唇と精液だけが浮かびあがっている。
その唇は、暗いCGの中際立って紅く、背景と見事なコントラストを描いている。」
挑戦状ですか?

抜けるアートを目指したっていうコンセプトは、加納典明の方向性ですね。
彼はお上に挑戦状を叩き付けましたが、
Scoopはユーザーに挑戦状を叩き付けました。
ボクらは敵じゃないから、そんなケンカは売らないで。
寝返っちゃうヨ?

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