淫声2〜DANCE MIX〜 | ||||||||
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今度の主人公はギター野郎。指テクでユニット育成シミュレーション。 今度の淫声はユニット一つ。 レッスン対称も4人になって、当社比125%アップ、 ついでに顔の細さも125%アップ、別のたとえで25%カット。 目をキラキラさせればエロゲー基準を満たすと思ったら大違い、 続編って、原画レベルが低下するものなんでしょうか。 今回はユニットを育てるということで、4人全部を調教、じゃなくレッスンします。 4人全員を歌って踊れるスーパーアイドルに育て上げましょう。 リアルワールドの4人組みユニットと言えば、 「スピード」や「マックス」なんかを思い出します。 ということで、結成されたユニットの名称は「ブルマックス」。 「アヌスピード」でもいいと思うが、語呂が良かっただけでしょう。 まず最初のお仕事は、スポンサーへの挨拶回り。 ここはスポンサー様の顔を立ててあげましょう。ついでに股間もペーロペロ。 このシーンはオープニングのワンシーンで、 これだけ書くと「バカエロ」の一言で終わってしまいそうですが、 この「バカエロ」シーン一つで、前作からの雰囲気が一変しました。 前作では、オープニングの説明不足から、 「世間知らずの小娘を騙して性欲と金儲けの道具に使う」 といった雰囲気が、全編通して感じられました。 レッスン内容全部エロ、というバカを通すなら、 こういうワンシーンがあるだけでも、印象はずいぶんと違うものになりますね。 そんな心地よいバカを味わいつつ、レッスンシーンに移ってみると、 あら、パワーダウン。 前作のレッスン選択は「どんな状況でも歌え」等、 レッスンの中身をある程度推測できたものが、 今作は一段階から六段階と表示されるだけで味気なく、 レッスンをしてみないことには分かりません。 何をやるかじゃ無くて、誰をやるかを焦点にしています。 レッスン内容も、「お風呂でレッスン」といったぶっ飛んだものは無くなり、 前戯や挿入といった、ごく普通の中身になっています。 そういうエロは他のエロゲに任せておけばいいのに。 何より、アハン歌が減ったのは痛い。 単によがりながら歌を歌うだけの話で、宴会芸の域ですね。 お風呂で歌ってエコーを効かせるといったものから、 股間をマイクに見たてての発声練習など、 前作に有ったバリエーションは、ことごとくカット。 前作のファンには物足りない内容です。 評価できるところといえば、汁描写が増えたところ。 だけど、口内射精したら乗り移られるような物体X汁なんて、お呼びでありません。 原画レベルが下がったと書きましたが、 この塗りの汚さも、それに一役買っているようです。 育成の結果が問われる時がきました。 新人コンクールで歌い、大賞を取るのが目的なんですが、 「淫声」での結果とは、アハンアハンといかに歌うかこそ大事。 その為にステージで自慰をするボーカル(選択可)、はやしたてる観客達。 このシーンも笑えはするけれど、観客の男達の野太い声が入っているからで、 特別素晴らしい淫声が聞ける訳ではありません。 こういうやり方は汚い。 続編ということなので、どうしても前作との比較が目立ってしまいました。 前作での飛ばしっぷりが心に響いたからこそ、このような批評になるのでしょう。 偏った嗜好であるはずの「淫声」なのに、 普通のエロゲーにシフトチェンジしてしまったのは、残念でなりません。 「淫声」の基本に戻って、「淫声3」を発表してもらえないでしょうか。 その時こそぉぉ!!是非ちゅぱ歌をぉぉ!! |