さすらいの料理人 | ||||||||
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お料理しようよアドベンチャー。料理も女の扱いも超一流だそうで。 パッケージに堂々と書かれているのは、製作総指揮「竹井正樹」の文字。 エロゲー界最上クラスのネームバリューを持つ、彼の作った作品との事で。 俺の中では、「同級生」のゲームを原画担当と言うより、 密かに「愛姉妹」を描いたとの噂の方が大事なわけでして。 サターン版の「同級生」に煮え湯を飲まされた私に、 果たしてどんなエロを提供してくれるのでしょうか。 物語は、人里離れた洋館に、料理人として主人公が訪れるところから。 その洋館にはアイドルが多数、 ここはどうやら、アイドル養成所として機能しているようです。 あー、ハイハイわかったよ、 どうせ洋館が燃えて、アイドルと逃げるんだろ?(ネタばれ) ゲームの中身はというと、 そのアイドル供に毎日エサを作ってやるのがお仕事で、 特定のアイドルの好みに合わせた食事を作ってやれば、イベントが起こるという仕組み。 飯作るっていったって、 多数あるアイコンからチョイスするだけの話で、 他のアドベンチャーにある「会話の選択肢」ってやつの、ただ毛色を変えただけ。 例えば、アイドル達の好みが、日々の会話でヒントを出されると言うのなら、 面度くさくなろうとも楽しめたはずが、 このゲームは料理を出すときに、アイドルのアイコンで好き嫌いがわかる仕様。 わかりますか?簡単に言えば「楽」なんですよ。 食材に「にんじん」をえらんでぇ 今日の料理は「カレー」にしちゃおうかナ? 隠し味には「牛乳」なんかいれちゃったりして(^o^) でも、アイドルの顔色を窺いながら。 一流シェフなら万人が美味いと思うもん作ってくれ。 だいたいこの料理、俺が作れと言われれば作れるぞ。 飯食わせてやったんだから、俺に身体食わせろという、 なんとも美しいギブアンドテイク。 さぁいってみましょう、エロの世界へ。 あのー、大事なことを発見しました。 このゲーム、チ〇コが全く出てきません。 体位をうまいことあの手この手で替えて、描くことを無理やり拒んでます。 おっ、一枚だけ発見しました。すげー荒いモザイクかかってますが。 料理ものなんだからと期待した、女体盛りのシーン。 これがあるのが救いですけど、 本物の生クリームじゃあ駄目なんだってば。 クリームを描けるのなら精液も描けるものと思いますが、どこが違うんでしょう。 あのー、もっと大事なこと発見しました。 原画が竹井正樹氏じゃないんですけど。 おまけシナリオだけが、竹井正樹氏担当です。こっちも当然つかえない。 パッケージに書かれた製作総指揮に偽りは無くとも、 竹井正樹のお題を掲げて売ったんだから、原画を期待するのがユーザーのはずですが。 メインの原画家もいいんだけど、それはそれこれはこれでしょう。 シーン回想もできませんし、結局は全く使えないゲームでした。 冒頭に上げた「愛姉妹を担当した」と言う噂は、与太話だったんでしょう。 そういう事にしてください、これでは悲しすぎます。 |