めいどdeおゆうぎ
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
Tri-Ster 有り 残留

トランプと麻雀で勝ったらウヒヒ。そうだ、夢天使をやろう。

俺の中では説明不要なエロいエロゲー、「夢天使」の血を受け継ぐこのゲーム、
システムは夢天使を継承しつつ、エロ原画は別に用意されました。
どーせゲーム部分は夢天使と同じようなものなんだからと、余計な期待は一切せずに、
全ての希望をエロ方面へ解き放てるよう準備万端とばかりに、
プレイを始めましょうか。
つーかいつもより気合入ってます、なんせあの夢天使、
俺のエロゲー価値観を180度変えてくれた最強エロゲーの血統ですから。

そんな夢天使の血統でも、一応ストーリーが入ってます。
「メイドロボ製作会社に勤める主人公、上司に不祥事がばれたので脅迫され、
泣く泣く従うことにします。
その脅迫内容とは『メイドロボ売りたいけど勝ってくれないあの富豪の所へお前が営業に行け』、
なんて、他の誰もが嫌がる仕事、
命じられるまま赴いた先は、何とメイドロボがいっぱい…」
あーどうでもいいですねその通りですメイドロボ相手に麻雀とかトランプとかします、
夢天使だし。

沸点が異常に低い主人公は、色々難癖つけてくるメイドロボ相手に、
てめえが営業サラリーマンということも忘れて逆ギレのオンパレード、
キレた勢いそのままに、ゲーム&レイプをレッツプレイ。
あーなんてステキな商売なんだ俺も営業サラリーマンやりてぇ、
なんて夢を与えるまさに夢天使なゲームですけど、
そこに「おゆうぎ」なんちゅう可愛らしいフレーズから来るイメージはありません。

悪い部分もまさに夢天使なこのゲーム、
トランプ及び麻雀の凶悪な難易度を誇っています。
「麻雀」ではお気楽麻雀劇画のようなすごい上がりを連続されて、
「大貧民」では初期のカードにジャック以上の絵札が無いなんてこともしばしば、
他に夢天使からの相違点として「神経衰弱」と「七並べ」が加わったとしても、
これら二つのゲームは「運」の占めるウェイトがより重く、
とても勝てるもんじゃありません。
イカサマバリバリでも、多少なりとも実力がものを言う「麻雀」か「大貧民」じゃないと、
とても勝てないし、とても楽しめないでしょう。
難癖つけたいのはメイドロボでも主人公でもなくプレイヤーの方だよとは、
まさに夢天使。

でも……楽しい♪
先のエロ部分が夢天使の系譜ということで保証されてる上、
全く勝てないほど酷いイカサマじゃなく、ぎりぎり勝てるかもというイカサマの程度なので、
知略を振り絞るにこれ以上ないお膳立てです。
道無き道を踏破していく感覚とはこのことでしょうか、
それともマゾへ目覚めでしょうか。
単に俺が夢天使に対してとことん甘いだけでしょうか。

苦難を乗り越えてのエロ、ここも夢天使と同じかと思いきや、少々毛色が違います。
何より、夢天使では、一回目にオナニー、二回目にフェラ、三回目に強姦、四回目に和姦、
とほぼ決まったパターンで用意されたエロシーンが、
おゆうぎの方では、一〜三回目までのエロシーンがあるものの、
それぞれのシーンを流れで描写してます。
自慰には不便なこの仕様、例えワンシーンが長くなったとしてもいただけません。

汁描写は一応あっても、
たまに無い部分があったりと、徹底されてません。
流れでエロシーンを見せるからでしょうか、夢天使ではフェラ後は即発射だったのに、
おゆうぎではフェラ後も体位を変えて本番プレイ、後発射、
フェラ好きプレイヤーのことをちっとも考えてくれません。

そして原画。
原画家を一本に絞ったゲームですから、この原画家が好きな方にはタマラナイ一品でしょうが、
たわわに実りすぎたチチを見ると、どうも俺のストライクゾーンからはずれてるようで。
何より、夢天使は原画家をごちゃ混ぜにしつつもエロいという、
いわば寄せ鍋を食べるような楽しさがあったものの、
おゆうぎはこの好き嫌いするチチ描写があって、レバーを食べるようなもの、
ソース(汁)がかかってるから食えなくも無いといった、寄り好みするゲームになってます。
でもソースが美味いから食べちゃうけどね。

エロ描写が長くなり、淫語もバンバン喋る辺りはまさに期待通りのそれ以上、
エロ目的で買うならなら充分に満たしてくれるでしょう。
しかし夢天使を期待した俺にとっては、肩透かしを食った感も否めません。
まぁ一度途切れたかと思えた夢天使の系譜がこうして続いた事には、
素直に喜んでおきましょうか。

原画家夢精氏だけで一本やってくれる日を待ちつつ。

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