| コスって！My Honey | ||||||||
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チンコ擦り擦り七変化、服飾デザインアドベンチャー。 男側にとって能動的なプレイ、いわゆる本番行為よりも、 受動的なプレイ、奉仕してくれるのが好みのモノグサ俺にとって、 Ｍｙハニーがコスっていただけるとは、なんとも贅沢なゲーム、 タイトルからして俺のど真ん中に直球を投げてきたからには、 打ち返さなければ罰が当たるってもんです。 あの手この手でその娘がシコシコ、そんな桃色空想を胸に、 コスって！Mｙ Handを実践してみましょう。 女性が男性のイチモツを擦ってくれる部位といえば、 代表的なものに手、口、胸、股等がありますね。 それぞれ手コキ、フェラチオ、パイズリ、素股と称されるそれらのプレイは、 どんなテクニックを擁しようと、擦ることこそ全てである男の性感を表してると言えます。 逆に言えば、擦らなければイケない男の性において、 擦る部位のパターンがこれだけ増えたことは、必然の流れでしょう。 で、My Honey達が擦ってくれる部位、主人公であるプレイヤーをイカせてくれる部位とは、 そのほとんどが膣、膣コキプレイがメインとなっています、 ただの本番なんですが。 コスって！という叫びの中には、 擦っていただけると嬉しいという受動的な願望が含まれていて、 その願望がユーザー側と同調するのがタイトルの意味であり、あり方ではないでしょうか。 本来ならば、この願望だけでなく、 画面に表示される手コキCGとMyHandが同調した上での自慰があり、 感情移入という点では最高のシチュエーションとなるはずなのに、 自分から腰を動かすような能動的プレイ内容では、 例え擦る行為自体に変わりはなくとも、願望を叶えるには至らないどころか、 そこにエロがあるから手で擦るだけの、猿に劣る状況で自慰しなくてはならないでしょうに。 凡庸なエロ内容では、自慰後に満足感よりも虚無感が襲います。 コスって！の中のもう一つの意味、 コスチュームプレイの方はどうかと言うと、 確かに色々なパターンのコスチュームが用意されています。 アイドル衣装であったり、巫女服であったり、ネコミミなんてのもあり、 バラエティーに富んだ構成、と言って差し支えないと思われます。 ただ、エロゲーにおけるキャラクターの細分化はとても進んでいて、 今はアイドル調教も巫女さんと仲良くも簡単にできる時代、 エロゲーユーザーの中に、アイドルも巫女もネコミミもメイドも海賊も好き！！ と言える方は何人いらっしゃるのやら。 巫女さんが好きとおっしゃる方は、巫女さんが着た巫女服が好きな訳で、 巫女服を着た女性デザイナーが好きな訳じゃありません。 巫女に特化されたゲームが多々あることを考えると、 所詮ウソで塗り固められた、イメクラの範囲を越えないゲームに、 食指がのびることがあるのでしょうか。 イメクラの範囲を越えないゲームと言っても、 実際にイメージクラブをシミュレートしたエロゲーも存在するわけで、 女性デザイナー達の擬似イメージクラブなんて、何をやりたいか全くわからないこのゲームは、 例え広い購買層を意図したとしても、狭くとも深いゲームが存在する限り、 軽薄短小の言葉で説明が終わってしまいます。 コスチューム好きとして評価できる点に、 着たままプレイを徹底させていることが上げられます。 よくあるアダルトビデオのように、途中でコスチュームを脱いで視聴者を落胆させる事無く、 ある程度まで脱がせて、例えばチャイナ服なら白手袋を付けさせたまま最後まで終えることは、 コスプレ好きの当然の要求であり、それを満たしてくれています。 が、もう一つの要求である、 コスチュームに精液をかけるという点を忘れたのか、 有る精液描写のほとんどが、顔射で済まされています。 擦る部位も徹底してない上、かかる部位に何が望まれるか忘れたゲームが、 果たして「コスって！！」のダブルミーニングを許されるのでしょうか。 一般受けする抜きゲーと捉えても、 精液描写が無いシーンが多くを占めたり、 テキストがWパイズリの所をCGがWフェラ、と状況が食い違ってる点があったりと、 満足いかない部分が結構あります。 まあ、それでもコスプレ実写よりもコスプレCGのが好きという方の許容範囲ではありますが、 「コスって！」のタイトルから連想されるフェティシズム、 それを満足させてくれるゲームとはとてもじゃないけど言えません。 キャラクターへのフェティシズムは整っている昨今の業界でも、 エロシチュエーションのフェティシズムはあまり考えられてない今のエロゲーシーンに対して、 このゲームに対する期待は高かったのですが、 どうやらフェティシズムなど関係無い、ただ平凡なエロゲーと化したようで、 至極残念な限りです。 回想シーンや巻戻し機能を持って、快適な抜きゲーへの徹底を図っていても、 エロシチュエーションに勝る抜きゲーへの昇華方法は無いはず。 メーカーにとってはギャンブル行為かもしれなくとも、 そんなピンポイントで攻めるエロゲーを、ユーザー、というか俺は求めて止みません。 |