新御神楽少女探偵団
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
elf 有り

推理だ!推理か?推理なのか!?ツッコミアドベンチャー。

元ネタコンシューマがエロを引っさげて登場とくれば、
中身を云々する前に興味を持っちゃう女の乳首とか大好きッ子なワタクシですが、
その中身がコンシューマでも隠れた良作と言われるものなら、
期待度は掛け算でうなぎ上りもしょうがないトコロ。
更に更には推理モノとくれば、
逆転裁判3どころかクロスの続編も待ってるワタクシにゃ据え膳同様の食わず損でして。
絵も見ずシステムも見ずタイトルだけで購入即決したよなエロゲーって、
3D以外じゃこれぐらいじゃないかなーと思いつつ始めてみました、
隠れた良作のエロ有り続編てぇやつを。

まあそんだけ推理ゲームを望んでる訳ですから、
コンシューマ時代の最初の作品も当然プレイしてるんですが、
当時のこいつは推理だストーリーだ如何こう以前に、
キャラクターの切り替え処理が異常にモッサリしてたりの不親切さで、
ダメギャルゲーの烙印を自分的に押してしまって1話で終了となりました。
システムの駄目さしか覚えてない状況で今作をプレイした所、
キャラの切り替えエフェクトは有り無し設定が可能だし、
プレステとは違うからCDへのアクセスも気にならないしと、
ゲーム以外の所でもプレイ出来る環境が整いました。第1関門突破です。

んで続編ものの第2関門なんですけど、いや俺が1話で止めたせいもあるんだけど、
世界観にブッチギリで置いてかれた状況でゲームスタート。
登場キャラの喋っている内容が全く掴めない、
いやそれ以前に、キャラクター紹介的なものが全く無いまま、
少女探偵団と思われるお前等のダベリで勝手に満州行き決定ですか。
んまあこんな世界設定はゲーム進めれば覚えるだろ、
とタカを括って実際その通りにはなったものの、
クライマックスではやっぱり前作未プレイだとちいとも盛りあがらない展開で、
ワタクシはプレイ後にクライマックスを迎えてます、反省の。
このゲームが単体ならテキストを責める所ですが、
“新”を買えば前2作もインストール出来るお楽しみ仕様になってますんで、
思う存分世界観を楽しみたい方は、最初の作品からプレイするのがよろしいかと。

世界観世界観と言ってますが、
本来なら大正浪漫やら江戸川乱歩やらがキーワードになりそうなこの世界は、
イメージが散乱しないで確立してるかどうかというのも、
このゲームの評価には重要な要素だと思うのですが、
正直、良い悪いで答えられません。
テキストやCGがイメージを増幅させるにいい具合で働いてるのはわかりますが、
そもそも“少女探偵団”というギャルゲー的胡散臭さは、
推理する=ロジックを解きほぐすというゲーム内容において、
ロジックの正確さにヒビを入れる設定だと思うのですが、
ま、んな事はギャルエロゲーの揚げ足とりになってしまうので。

それよりもゲーム性での世界観、“御神楽少女探偵団”に共通する、
会話する相手に対して、事件に繋がりのある台詞ならプレーヤーが推理トリガーを引く事で、
事件が徐々に解明されてく仕様だけれど、
事件に全く関係ない台詞でも推理トリガーを引くことが出来、
しかも推理トリガーの使用回数が決まっているので、
情報の取捨選択が重要になってくる。
これで推理というゲーム性を持たせてるんだけど、
前作もまんまこんななら、隠れた良作なんて言っちゃっていいのかなぁ。

台詞にアクションを起こす事でより細かな情報を得られる、
とだけ言えばシステムは“逆転裁判”にそっくりですが、
逆転裁判風に言えば、「待った!」ばかりかけて「異議アリ!」と指差せない
推理を紐解いた時のカタルシスを得られない作りなんですな。
聞ける情報は状況証拠と事件の新しい関係者ばかりで、
事件の全体像を掴む為に、ただひたすら走り回ってるだけという、
話の序盤から中盤にかけてプレーヤーダレまくりの展開です。
いや、終盤には一気の謎解きがあり、
物語の伏線も整合性も、見れば納得の開放感があるんですがね、
通常時はほぼ出てこない探偵所長がしゃしゃり出てきて、
古畑よろしく事件の解決してくれても、ストーリーの良く出来た土曜ワイド劇場みたいだし。

あっちの関係者に話聞いて、フラグが立ったらこっちの関係者の証言変わり、
正解のツッコミ入れれば一歩前身、っていうシステムは、
コマンド総当りアドベンチャーにゲームオーバーの仕掛けをつけただけ、
そう見えるんですわ。
これ、物語を推理して起こる起伏が終盤にしか無いからでしょうなぁ、
推理するから移動して話を聞くんじゃなくて、フラグの為にばしょいどう、
ガキの使いがゲーム性の殆どと言われても…ねぇ?

しかもこれ、途中の推理トリガーを間違えすぎると、
先の推理が例え合っていてもゲームオーバーになるトリガー使用制限や、
先々のエロ直行選択肢を選べない仕様になってるもんで、
えらいことリセット&ロードを繰り返しました。
や、情報の取捨選択に理不尽なものは入ってなかったのですが、
それは終わったから言える事、
少しでも見落としがあれば総当り&総トリガー&ロードの繰り返し、
大して話は進まないとわかってるので、ストレスばっかり溜まりました。

まあその苦労した分のエロシーンはなかなかのもんで、
ラブラブ和姦の2Pと来れば、芸は全く無いけれど、
一部精液が欠けたぐらいでCGの質、量共に充分です。
んが、それは最後の最後のエピローグのみのエロシーンであり、
通常に挿入されるエロシーンはと言えば、
ちょっとネームの多いエロマンガぐらいのテキスト量で決定的ボリューム不足。
事件の合間に起こるエロだから、
それこそ寝取られや縄などこっちの方がシチュエーションで充実してるのに、
ラブラブ和姦をメインに持ってきたのでは、俺的にはハイサヨウナラ。

ストーリーは面白かったのですよ、
「実は双子だった!」みたいな二流サスペンスにありがちな馬鹿ご都合主義も無く、
人物関係や動機、伏線の張られ方も見事でした。
ただ推理ゲームに期待する能動的な楽しみ方が、
ストーリーとゲーム性が噛み合ってなかったおかげで全く感じられなく、
フラグ立てという受動的なものに感じさせた時点で、
推理ゲームとしては失敗だったように思います。
まぁホント、期待する部分が間違ってたんでしょうなぁ、
推理アドベンチャーというコンセプトを優先させて買ったんだけど、
このゲームが優先してるのって、元コンシューマっつう同人的コンセプトなんだろうと、
終わって思います、ガックリ。

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