ま・ま・ゴ・ト
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
Triangle 有り

学園アドベンチャー。エロゲにありがち。

 両親がどっか行っちゃって、
お兄ちゃんなどと呼んでくれるかわいい幼なじみが
面倒を見てくれる形で同棲をはじめるんですが、
そんな同棲したばかりのバカップル奮闘記をあえて「ままごと」と表現するのは
IZAMとひなのをワイドショー通して見ている様で腹が立ちます。

 そんなお兄ちゃんですが、一応学生なんで学校に行かなければいけません。
家にいたままのんびりハメたいところですが、親が怒るし幼なじみが悲しみます。
そこで一計、学校でもハメれ。

 おにいちゃーンなどと呼ばれたところで学校の教師から誘惑があればそれに乗るし、
後輩が慕っていると知れば家庭で培ったテクニックを披露してる主人公、
朝昼晩と止まりません。
学校にばれても幼なじみにばれてもヤバイ状況なんですが、なぜかばれません。

 ご都合主義に任せきりなので、背徳感が希薄なんですね。
幼なじみと密着した状態こそが、このゲームのシチュエーションの核となり、
それによって生まれる「ヤバイ状況」でも先生やら後輩やらとなすがまま。
そこに幼なじみと他のキャラクターとの差が出てくるはずが、
オールセーフの状態により書かれる女はエロの駒でしかなくなってます。

 たしかに保健室で先生にちゅぱ、などはそそるのですが、
いかんせん上記の理由で大人の女のモチーフとして用意されただけのキャラクターとなりました。
使えないことは無いのですが、大幅減点です。

 ただし、相手が幼なじみなら話は変わります。少しだけね。

 やっぱり背徳感が無いため、盛り上がりに欠けるのですが、シーンが多数用意されています。
朝起きて一発、人目を盗んで一発、夜になったらハメ撮りで一発。
朝学校に登校したら、
「昨日の夜の俺どうだった?」
なんて馬鹿丸出しの質問を顔を赤らめながら答えてくれます。
「お兄ちゃんてばスゴいんだもん」。
ならそんなスゴいシーンを回想してもう一度見たかったし、
そんなスゴいシーンをCG使いまわすなとか思いますが。

 チュパ音もあるけど、このゲームは「お兄ちゃん」の呼び声の方がポイントでしょう。
「お兄ちゃん」ボイスコレクターにお勧め。

 正直、ミニ「Natural」。

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