DEEP VOICE
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
CROSS NET 有り

束の間の安息は悲劇への序曲、サスペンスアドベンチャー。

「ぐああああっ!ぐあ、うぐああああ!」
うひゃあ、めちゃめちゃDEEPなボイスだよ!
ちなみにこれはヤローの叫び声ではなく、
強制薬物投与の上に肛門強姦されてるロリキャラの喘ぎ声でして、
確かにDEEPな声かもしれませんがこんなの望んでないよ俺!
明るく楽しく激しいエッチを希望な僕の好みにはビーンボールなエロシーン、
このゲームの中身を象徴してるかのようです。

実際のところは、喘ぎ声がDEEPなゲームって訳じゃなく、
主人公が「声が見える」という特殊な体質から起こる惨劇、
それが「DEEP VOICE」というタイトルの由来です。
「声が見える」という設定は、テレパシストやサトリのような相手の心理を読める事とは違い、
その場で過去にあった現実を、声を通して見ることが出来る能力で、
現実を見る、すなわちストーリー上のネタばらしが、この声を見るパートで行われます。

大筋のストーリーはと言えば、
交通事故で入院する羽目になった主人公が、周りの人間の陰謀により、
人里離れた病院に入院させられる所からゲームがスタート。
入院初めの内は、看護婦さんに囲まれた静かな患者生活を送っていきますが、
夜になると見える「声」、それを通してあられもない姿を見せる病院の人々、
これが妄想か現実か区別のつかないまま、主人公は入院生活を過ごしていく訳ですが…

「声」現実と認識するよう、そして現実と闘うよう主人公を導ければグッドエンド、
妄想のままで終われば、バッドエンド。この辺はアドベンチャーゲームのセオリー、
確かにセオリー通りの選択を進めていけば、いずれは解けるゲームですけど、
「声」を限度以上見る(見える「声」も選択肢)と、
主人公の妄想が暴走してゲームオーバーというストーリーを採用しているせいで、
いたずらに難易度の高いゲームとなっています。
先程述べたように、この「声」とは現実、ネタばらし部分に相当する為、
見ないことにはストーリーが理解できない上、
選んだ「声」がエンディング分岐に関わる為、
何度もセーブして選択肢を慎重に選ばざるをえない仕様なんですね。

それなら、選択肢が表示される度にSAVEというルーチンワークを繰り返せば済むんですが、
豊富に用意された選択肢の割に、データ保存場所が10箇所しかありません。
一回はバッドエンドを見ないと、どの選択肢でSAVEすれば良いのかわからないとは、
システム周りでも難易度を高めている、不親切なゲームと言えます。

ただ、難易度の点から見ると不親切なシステムですが、
ストーリーを見せる点から見たシステムはかなり優秀。
主人公以外のキャラのボイスの有無を選択できたり、
余計なマウスクリックの回数を減らす為にハンズフリーモードを搭載したりと、
プレイヤーにモニターを見る事に集中させるよう作ったシステムは、
ゲーム性の部分を切り離して、よりストーリーに没頭させるのを狙ったゲームなんでしょう。

で、そのストーリーの中身と言えば、
いやー、久々の俺的ヒットでした。
入院生活という日常では、看護婦さんや他の患者との安らぎの日々を書き出し、
その合間に見える「声」、「声」というゲームの核心部分では陵辱一直線になるテキスト、
この落差が、不安感を倍増、即ちプレイヤーをストーリーに引きずり込ませてくれます。
「声」パートで見られる陵辱テキストも、とにかく陵辱色を徹底させていて、
主人公が第三者の視点になる事により、
指を咥えて見てる事しか出来ない、一切の救いがないまま陵辱されていきます。
ゲームの合間に見える「声」がストーリーの核心部分なので、
プレイ始めてすぐにストーリーの全体像が見えてしまうのですが、
このゲームにそういったミステリー色、又は感動色を求めるのは筋違い、
本当のサスペンスとして楽しむのが正解じゃないでしょうか。

サスペンスを盛り上げる装置のCG、及び音楽も、見事にストーリーと混ざり合ってます。
3Dで描かれた、美しくもどこか寂しげな背景、
ピアノを主体とした音楽、
まばたきや口パク、ズームアップする立ち絵CG、
全てがサスペンスストーリーへと収束しています。
……最近やったアドベンチャーが「リジェ」とか「ファイト!まこと」だからかもしれんが。

その美しい幻想感にプレーヤーを浸らせる為か、
エロシーン中の汁描写を全て光らせるのはちょっとどうかと思いましたし、
「声」パートが徹底した陵辱、
男のボイス有りでも男のアクメ声など聞かせないで、
徹底して気のふれた声の演技をさせているようなガチンコ陵辱である事も含めて、
実用するには厳しいエロシーンですが、
エロシーンですらサスペンスを盛り上げる為の装置と割りきれば、
何故か許せる自分がいます。

陵辱パート以外のエロシーン、和姦シーンもいくつか用意されていますが、
エンディングがあるヒロインに対しては、ごく普通に和姦するだけで、
俺のようなスレた男じゃコスれません。
他、妙齢おねえさまに襲われちゃうシーンがありますが、
こっちのシーンでは優しく手ほどきしてくれた上に優しいちゅぱが有り、
実用できることはできるけど、
やっぱり光る汁、そして基本は陵辱であることを考えると、
エロ目的では買わない方が良いゲームでしょう。

久しぶりにストーリーを堪能させてもらったゲームでした。
本当は「DEEP VOICE」というタイトルの意味を履き違えて、
強烈アハン声に期待したゲームなんですが、
それと違った形でも、元々サスペンス好きという俺の嗜好もあったので、
ここまで楽しませてもらえたなら充分オッケーです。
が、このゲームってタイトルで損してません?
情報が何も無ければ、DEEP VOICEというタイトルからサスペンスと想像できないですから。
例えば、人里離れた病院で起こる出来事を描いたゲームなんだから、
「サナトリウムの淫内感染」なんてどうです?

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