CONCERTO.
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
サッキュバス 無し

タイトル変えて気分一新、今度の淫声どんなかな。アイドル育成シミュレーション。

装いも新たに生まれ変わった淫声3こと「CONCERTO」、
登場キャラクターの声優をオーディションで決めるという、
アイドル育成シミュレーションである本作とリンクした、現実世界での試みは、
このゲームに対する気合が充分に窺えます。
原画も基本システムも変わらないのにタイトルを変更したのは、
この気合を表すと共に、
淫声オーディションなんてお題目掲げたら公然猥褻罪でしょっぴかれるから、と推察しますが、
タイトルが変わろうと淫声は淫声、
その気合が主に「声」方面に向かってる事を期待しながら、レッツプレイといきましょうか。
アハン声基準 可 ってすでに書いてるけどな。

諸事情によりアイドルを目指す事になった娘さん達を、
セックスしながら歌のレッスンを施し、アイドルへデビューさせる事がメインストーリー。
娘さん達の諸事情は、ゲーム中に愛を育むことでわかっていくのはこういうゲームのお約束、
お約束を詳細に語るとネタバレになるのでパスして、
主題はこの娘さん達が世間知らずだという事。
世間知らずの娘さんをレッスンと称してあんなことやこんなことする主人公では、
ともすれば鬼畜ゲームとなってしまいますが、
そこはタイトル変わってもいつもの淫声、互いの了解ある和姦色全開プレイとなっています。

されどCONCERTO、原画レベルが上がったせいか、
はたまた、
娘さん達をレッスンさせる要素が強かった前作よりも、
個人へレッスンすることで育む愛の描写を優先させたせいか、
レッスンプレイが前作までのテイスト、「バカ」でなく、「ほのぼの」としちゃってます。

前作なら、何が何でも歌わせた、数々のレッスンと称したプレイ、
例えば「バイブを咥えながら歌え」、を選択すれば、
「ああんコーチぃ、そんなごむたいな事言わないでぇ」
と、多少嫌がりつつ歌ってくれましたが、
今作で「バイブを咥えながら歌え」、とレッスンさせると、
「うふ、コーチったらぁ」みたく、相思相愛が前提のような会話が表示されます。
具体的なセリフ内容ではありませんが、ニュアンスは伝わるでしょうか。
立場が「アイドルの卵」と「その指導者」な訳ですから、
その姿勢は崩さないで欲しかった。
ままごとのようなレッスンでは、「淫声」ではなく「ただのエロゲー」となってしまいます。

個別のレッスンをとってみても、歌が必ず入ってるとはいかないようで。
例えば、美容院プレイレッスンと称して、剃毛するシーンが入っていますが、
剃毛が終了すると「今日のレッスンはこれまで」となります。
歌わせどころじゃないのかよオイ。
ここで歌って、且つ歌詞と関係無く「痛い」と言わせるのが今までの淫声、
CONCERTOは剃毛で終了。
単なるエロゲーと化してる事が、おわかりになるでしょうか。

単なるエロゲーとは言っても、エロシーンの描写がしっかりしていれば評価できますね、
そのエロシーンも精液無しでは、評価に値しません。
ワンシーンにつきCGは一枚が原則、
服を脱ぐパターンと合わせて二枚というのがたまにあり、
フラグを一生懸命立ててのエンディングエロシーンが三枚、これが全てです。
このゲーム、フラグ立てが一つのイベントも見逃してはならないという高難易度で、
キャラクターごとのエンディングを見るまで、かなりの苦労を要求します。
必然と、メインのエロはレッスンプレイ時のエロシーンとなるのですが、
それがCG一枚の汁描写無しとなれば、使い物になりません。

肝心なアハン歌はというと、
初めて淫声シリーズをプレイする方にはうけるでしょう、
しかし、これが三作目となると、いいかげん飽きます。
そこで変化球を駆使して欲しいのに、特殊エロシーンでは歌は挿入されません。
それでも歌を入れるのが宿命とばかりに、歌メインのエロシーン構成なので、
他のエロテキストがとっても淡白、
汁無し、テキストダメの、エロゲーとして不可なゲームとなってしまいました。

今までの淫声から、たった一つパワーアップしたものに、
ゲーム中のラストで、ゲーム中に勝手に主人公が学習する歌詞を使って、
メインヒロインの二人の歌を改造できるシーンがあります。
元の曲調は全く一緒で、4曲分用意された歌詞の中からフレーズごとに歌詞を選ぶ仕組み、
例えば、
エス・イー・エックス 太いアナタ
暗闇い夢の中
Dream in the dark いつの間にか
カラオケはタダニャ

なんていう、キチガイじみた歌詞も作成できますから、
この歌を歌う声優さんへのちょっとしたサドプレイ気分を味わえます。
まあ、所詮は一発芸だし、
メインヒロインの片方が、長崎さんもビックリの下手糞加減なので、
酒の肴にでもどうでしょうか。

今作は「淫声」というタイトルから脱却して、
純愛方面に力を入れた、新たな分野を開拓しつつも、
「淫声」への固執は忘れずに、喘ぎ歌を入れてしまった事から、
何もかもが中途半端なゲームとなってしまいました。
喘ぎ歌を入れる時点で、「バカ」の雰囲気は逃れられないと思いますんで、
本格的純愛ストーリーを描きたいなら、純愛一本に絞るべきでしょう。
単なる純愛ゲームなぞ俺は買わんが。
次に「淫声」を出すことがあれば、方向性をきちんと決めて出して欲しいものです、
今作のようでは、原画期待の人も、ストーリー期待の人も、
オーディション声優期待の人も、エロ期待の人も、喘ぎ歌期待の人も、
みんなまとめて裏切られてますから。

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