バイナリィ・ポット
ブランド アハン声 ちゅぱ音 運命
オーガスト 有り

絡むバーチャル掴んだリアル、サ店へようこそアドベンチャー。

キュートな絵ヅラとロボット耳がスジにはウケそうなこのゲーム、
萌え好き以外はちょいと厳しそうな気配がプンプンしますが、
徹底した萌えがあるなら、そこに破壊力抜群なエロが存在する場合も多々あるわけで、
そんな期待を半分に。
残りの半分は、2月発売の処女作でブランド名オーガストとつけた心意気と、
個人的なウェイトレスへのリベンジということで始めてみました。
新興ブランド1発目は大体ハズレが多いエロゲーの中で、
どんなパフォーマンスを見せてくれたんでしょうか。

主人公は喫茶店の店長となって、部下と一緒に仕事したり一緒にハメちゃったりするんですが、
仕事ばっかりしてれば狙ったあの娘をゲッチュ出来るわけじゃありません。
他のウェイトレスゲームと違う所に、
ネットワークゲームというバーチャル世界が存在するストーリーであり、
バーチャルとリアルを行き交うことで成立する純愛という、なかなか興味深いストーリーです。
こういった二重世界をテーマとしたストーリーは多々ありますが、
このゲームの場合はあくまで「ネットゲーム」という舞台設定をしており、
変に「夢の世界」とか「妄想の世界」とかにするよりも、
想像できる範囲のSF世界ですから、より親近感を覚えます。
そう、リアル世界も大事に描きたいのなら、この設定は大いにアリでしょう。

が、設定自体は良いとしても中身のテキストが突飛じゃ、設定を生かしきってると言えません。
事実、このゲームの仮想と現実は、ストーリー終盤まで独立した形で描かれており、
終わり近くになってやっと交錯するというもの。
このゲームの主題であろうウェイトレスさんと純愛萌えーとは、
現実世界で行われるべき行為であり、
それ目的にやるなら、独立した仮想世界など邪魔以外のなにものでもありません。
もっと具体的に言えば、仮想世界中には凌辱シーンも存在しており、
純愛ゲームという根底があやふやになってしまっているような。

現実世界の方のテキストに目を向けますと、
なんというか、ゲーム業界には
「ウェイトレスさんとのイロハ」っつう雛型テキストが存在するんじゃじゃないかと勘繰るような、
ウェイトレス純愛ということで想像つく展開のオンパレード、
悪く言えば平凡、良く言えば安定してるテキストと言えましょうか。
そこには当然のように可愛いけど料理がヘタな女の子が在り、
「君の料理は不味い」と言えば好感度ダウン、
「頑張ろう」と励ませば好感度アップ、
本音と建前なら建前が大事の恋愛模様っつーか選択肢が繰り広げられます。
俺の経験から言えばタマにゃ不味いと言わんと女はつけあがるぞ、とも思いますが、
そういったごく普通の展開は、今までのウェイトレスゲームが示す通りのものが期待でき、
更にはキュートなCGで+αといったところでしょう。

そのキュートなCGは、主に顔面方面で俺の好みから外れてますけど、
顔面だけじゃ評価できません、このキュート顔あってのウェイトレス服ということで、
トータルで見た場合の評価はとっても高いです。
でも、通常時に画面に表示される立ちキャラはパッケージ並みのクオリティを誇ってるのに、
一部のイベントCGで、このクオリティを半減させるような塗りのCGが存在します。
このゲームはイベントCGの絶対枚数が少なく、
必然的にイベントの多くがエロシーンを占めることになりますが、
俺のメインの目的であるエロCGばかりがこんな目にあってるなら、
立ちキャラクターでエロイメージする方が元気になる、立ちキャラで勃つ!という、
エロゲーを買うに見合わないコストパフォーマンスになるんですが。

イベントCGが少ない、それはエロシーン自体も少ないということ、
一般的な純愛ゲームのように、SEXしたらエンディングという流れですんで、
一キャラにつき基本的にワンシーンずつのエロしか用意されてません。
個々のエロCGも少ないわ、純愛和姦で濃いエロは望めないわで、
制服を着たままという基本は守られていても、エロ目的でプレイすると損を見ます。
だけどコレ、エロゲーとしての目的はきちんと果たそうとする努力が見られるんですね、
精液完備、純愛ゲームでは珍しく、フィニッシュ汁をきちんと描写してます。
まぁその汁ものような白い液体をただCGに被せてるだけなんで、
エロスを感じさせるには至りませんが、
それでも、メガネ女との本番シーンにおいて、
パイズリ→射精→メガネに精液かかったまま後背位→射精、
をCGで描写するところなんか、
そんじょそこらのエロゲーよりエロに徹してるんじゃないでしょうか。

も一つ、本来なら別のコンテンツで紹介するべき喘ぎ声なんですけど、
このゲーム、とても上手い声優さん達を使ってます、
他のサイトを見たところ、声優目的でゲーム買ってる人もいたとか。
俺の聞いた限り、確かに上手いものの、
純愛ゲームという弊害から喘ぎ声のテキストが薄く
そっち方面のエロ方面に期待しても、期待に添えるかは疑問です。
はっきり言って、ちゅぱ音は抜群に上手い、
というか聞いてるこっちが切なくなるような薄くそして柔らかいちゅぱ音であるものの、
これも純愛ゲームという弊害のおかげで、フェラシーンが少な過ぎ、
俺のような人間は疼いたままで回想してしまうことでしょう。

システム面でも目立ったバグは無く、
新規ブランド1発目からこれだけ完成度の高いゲームを出したことに驚きです。
あえて言うならオフィスのお局さまの如く、
「新人クンなんだからもっと元気良く自分をアピールしなさい!」
みたいなウザい難癖になるんですけど、
安定した純愛ゲームを作っていこうというブランドなら、これはこれで充分だと思います。
更にはここから先、精液のあるF&Cという路線を歩むなら、
俺は草葉の陰からこっそりと応援していこうかなーなんて、
ま、純愛路線を貫くのならあくまで草葉の陰からなんですがね。

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