魔法のしっぽな 第2話 | ||||||||
|
||||||||
メルヘン世界で起承転、オールムービーアドベンチャー。 フォレスターから分裂したメーカー、フォルストとSITHのどちらを正統派と称すなら、 そりゃもう明らかに、”しっぽな”を作ったSITHである訳ですよ。 ポリゴンのテカリ具合や、フルムービー構成、汗等の汁(っぽさ)描写、 それに意味不明のストーリーなんかも。 要するに、ストーリーの意味さえ理解できれば、 真の意味での正統派3Dエロアドベンチャーが名乗れる訳ですよ。 で、この”しっぽな”はストーリーの理解を深めてもらう為に、 4話構成の別売りにしたんだ、と納得してますから、 説明不足な上での意味不明だったのが、説明した上での意味不明になるのなら、 それもフォレスターっぽさかなーと好感が持てるんですよ。 いや、この”第2話”がますます意味不明になってるという事じゃなく、 かといってエロシーンがパワーダウンしてるという事もなく、 全四話構成の過渡期と考えるなら、これはこれでアリかもしれませんけど、 俺、こういうゲームはちょっと許せないなぁ。 ストーリーのおさらい。 「魔法のかけらを無くしたエミルちゃん、その運命やいかに!?」 というのがのほほんほのぼのと、 別の言い方をすればダラダラと続くのが本作であり、 その合間に出てくる、魅惑的っちゅーか幻想的っちゅーかヤクちゅーが作ったんじゃ、 と思われるよな素敵なキャラクターを楽しんだり、 フォレスター時代にはありえなかった、スムースなカメラワークによるムービーで贈る、 不自然に揺れる乳を様々な角度からシューティング!するゲームと思ってくれれば、 間違い無いゲーム、というかゲームとして間違ってるというか。 第1話ではそれなりの冒険を経て見つかった”魔法のかけら”、 今回は開始五分で見つかる省エネストーリーからエロムービーが始まりました。 こんな嗜好錯誤の全く無いストーリー構成じゃ、 全四話にする意味、ひいてはフォレスターが分裂した意味が全く無い気がしますが、 始まるのがエロなら文句は言えません。 エロムービー構成はまた独特で、 2次元エロアニメゲームにもあるような、一定のアニメをループさせる事をやらずに、 大体はおニューのカットを用意して楽しませてくれます。 まあ一部はループしますがほんの一握り、 おかげで、始まりから射精までのムービーが短く感じますが、 エロシーンにダれる事も無いです、これは好みの問題でしょう。 フォレスターの継承者としての要素に、その特異な汁表現を挙げましたが、 ここで言う汁とは必ずしも精液の事ではありません。 激しい運動をするんですから当然汗をかくわけで、 そういった、本来ならば液体まみれのSEXを赤裸々に描く為、 フォレスターは処女作「EDEN」の頃から液体表現には気を配って来ました。 もちろん、”しっぽな”も水疱瘡の痕と思う程に汗表現はバッチリ、 更には、んなわけねぇだろとツッコミを入れたくなる噴水の如き潮吹きも、 おまけにゃきしめんと見紛う精液までも。 って精液は進歩してないのな、あぁ性根までもがフォレスター。 となんだかんだ言っても、俺はこのゲームのエロシーンを結構気に入ってます。 好みの問題としたムービー構成も、俺はループするよりも好きだし、 フェラ→フィニッシュもきちんと装備されてるし、 何よりフタナリになるからこそ、エロもエロとして機能するんだと。 前作も今作もフルボイスの”しっぽな”、 男のアクメもバッチリよ♪ってなノリでエロをやられたんで、 しかも犯るのがヤクちゅー製作おサイケさんばかりなもんで、 エロスよりも笑いが優先してましたが、 今作は主用メンバーの一人がフタナリ(ネタバレなので秘密♪)になるもんだから、 エロに余計な邪念が入ってこないで済みます。 ま結局、潮吹ききしめんなんですがねー。 で、終わりの6800円。 ってちょっと待てよ何だよこれナンデダヨー!な30分が過ぎると、 このゲームは心底ムカツク次回予告なんぞを残して終わりますホントにナンデダヨー!! このフタナリエロシーンと、いやもう一つフェラシーンが入るけど、 その3カットしかないフェラムービーをワンシーンと数えても、 実質2シーンしかエロが入ってません。 しかも、ラストのラスト、ここでエロがあるだろうと前振りしておきながら無いストーリーは、 発売を前倒ししたとしか思えないというかそうだろ?ん? よく見たらチチ揺れで誤魔化すだけの全く上がってないポリゴン技術もそうだけど、 エロを妥協してまで4話構成で出すつもりか?おい。 ストーリーの妥協に関しては茶々を入れても文句は言わないつもりだったが、 エロの妥協なら話は違う、というか単なる低コストダメゲームじゃねえか。 教訓。CD一枚の3Dゲームは警戒しましょう。 何を今更。 |