あやしい組合員、再び北へ 最終日


 こんちは。とうとうこのレポートも最終日に入りました。皆さんお疲れでしょうが、私もへろへろです。それでは、行きますか。

10/11(月) 8:00
 起床。寒い。やはり北の地の朝はつらい。でも、最低気温が氷点下になるかもしれないとテレビで言っていたが、そこまでは いってないようだ。窓を開けてみる。昨日は真っ暗でわからなかったが、本当にただの住宅地だ。車も走ってなければ、 人も歩いていない。今回の旅でわかった事は、宿泊は駅から徒歩圏内。そして、最低ラインの料金では厳しい(ここリフホテルは6000円)。
10/11(月) 9:20
 ロビー集合。ここは、シルクホテルとは違いロビーがある。昨晩、頼んだタクシーは9:30の予定なので、缶コーヒーを飲みながら 待つことにする。しかし、落ち着く暇もなくタクシーが到着してしまった。慌てて乗り込むがこぼしてしまった。トホホ・・・

10/11(月) 10:45
 ORO到着。帰りのバスの時間を確認する。メインR前と最終R後しかない。困ったもんだ。入場券を買い中に入る。さすがに 南部杯である。指定席は売切れだし、10時開放の一般席にも列が出来ている。とりあえず、コインロッカーに荷物を詰め込み、 場内を一回りして、前回と変わりないことを確認する。1Rまで時間があるので食事にする。"北の長老"は焼きそばセット。おじさんは 名物ジャンボ焼鳥とビールには寒すぎるので、チューハイを頼む。チューハイ250円は安いと思っていたら、タカラの缶チューハイが そのまま出てきた。これだと高いなぁ。酔っ払った足取りで馬券を買いに向かう。突然電話が鳴る。あやしい組合員Kちゃんからだ。 働いているらしい。南部杯の馬券を頼まれる。1番人気は外すようだ。10:45第1Rスタート。当然のようにやられる。 2R、3Rもやられる。"北の長老"は2Rを取ったようだ。前回の反省から堅い馬券で勝負していたが、今日はちょっと違うみたいだ。 F競馬場ではカツカレーを食べて万券を取ったことを思い出し、食べに行く。"北の長老"もたまごカレーを食べている。うーっ、 おなか一杯だ。4Rやっと的中。カツカレーは偉大だ。

 広場へ向かうと、南部杯の前にイベントがあるらしい。よく見ると大川慶次郎さん、井崎修五郎さん、原良馬さん、 テシオ(岩手競馬の雑誌)のおねえさんの大予想があるらしい。そして司会は淑子さんだ。なんてラッキーなんだ。遠くまで来た甲斐が あった。おじさんが生淑子さんを見るのは2回目である。前回は10数年前、有馬記念の追い切りを美浦のトレセンに見に行った時 である。このときは、追い掛け回してサインを頂いた。「ミスターシービーに憧れて」と書いてあった。おじさんの宝物である。 そして、おじさんが本格的に競馬を始めた頃、淑子さんも夕焼けロンちゃんから、競馬中継に移動したのである。競馬に関しては 同期なのである。早く7Rが終わらないかなぁ。
 競馬で取ったり、取られたり。JAZZのコンサートに耳を傾けたりしているうちに7R終了。ステージに向かう。 もう、人で一杯だ。井崎さんの暴走に、大川さんの突っ込み、暖かく見守る原さん。そして、話をまとめる淑子さん。素晴らしい。 いろんな話が出た。メイセイがフェブラリーSを勝った時に関係者が涙を流して喜んだ。それを見ていた周りの人も感動して、 もらい泣きをしていた話はおじさんも涙が出そうだった。最後にK競馬場で行われる白山大賞典の予想を聞く。おじさんは大川さん。 "北の長老"は井崎さんと同じ予想になってしまった。"北の長老"の顔が曇る。いったんステージは終了。次は8R後の南部杯予想だ。

 白山大賞典は堅く収まり、二人とも的中。でも、ガチガチだった。再びステージへ向かう。隣にはダイヤモンドコアの馬主さんが 立っている。ダイヤモンドコアは川崎所属、鞍上は竹見さんだ。新聞(当然のように岩手馬。"北の長老"はケイマイ)に神奈川代表と 書いてある。全然人気は無いが、おじさんの狙いの1頭である。大川さんの予想が発表される。なんとダイヤモンドコアの名前が 挙がった。馬主さんもビックリの表情である。その後の予想大会では1番人気のニホンピロジュピタの取捨で激論が交わされていた。 途中、地元のバンチャンプ(南関でも走っていた)の名前が挙がるとお客さんは大喜びするし、原さんが大川さんに突っ込みを入れる という珍しい光景もあった。第予想会も終了し、淑子さんにカメラを向けた。後ろから歓声が上がった。わからないままシャッターを きる。"北の長老"に聞いてみると、淑子さんがVサインを出してくれていたみたいだ。よくわからなかったので確認すると、確かに Vサインだ。他に撮ってる人はいなかったから、おじさんのためにやってくれたのだろう。ありがたいことである。しかし、 おじさんは気がつかなかったので、お礼を言うことができなかった。申し訳ない。なので、ここで書かせていただきます。

淑子さん、ありがとうございました。

 さぁ、メインの南部杯だ。パドックは人で一杯で見られない。スタンド側に移り入場を待つ。人気はニホンピロ、キョウエイマーチ、 ウイングアローのJRA組に、地元の期待を一身に受けるバンチャンプ(メイセイが無事なら気が楽だろうなぁ)。ダイヤモンドコアは やっぱり人気がない。

 そして、本馬場入場。ダイヤモンドコアと竹見さんも堂々と入場。キョウエイマーチが桜花賞馬なら、ダイヤモンドコアだって 桜花賞馬だ。しかも、乗ってるのは世界の竹見さんだ(場内アナウンスでも竹見さんだけ、さん付けだぞ)でも、やっぱり人気が無い。 最近の成績がひどいからなぁ。とりあえず、単複と総流しを少しだな。

10/11(月) 16:10
 南部杯スタート。キョウエイマーチが飛び出す。でも、サカモトデュラブもフジノカズサオーも行かない。単騎になってしまった。 長い長い向こう正面の直線。動きはない。3コーナーを回って、4コーナー手前でニホンピロが上がって来る。そして、もの凄い 大歓声とともにバンチャンプがまくっている。この時の声援は本当に凄かった。岩手のファンの心意気には感動した。しかし、 バンチャンプの頑張りもここまで、ニホンピロがキョウエイをあっさり交わして先頭に立つ。キョウエイも最後まで頑張り通した。 少し離れてウイングアローが外を回って3番手。と思ったら最内に1頭いる。見たことのある勝負服だ。竹見さんだ。神奈川代表の 意地を見せてくれ。同時にゴール。写真判定になったが、結構あっさりと確定。残念ながら1歩及ばなかった。でも、地方馬最先着 だし、よく頑張ってくれた。次は暮れのロジータ記念かな? バンチャンプも5着に踏ん張った。レースよりも岩手のファンの人 が印象深い南部杯であった。

10/11(月) 16:40
 本命サイドの決着だったので払い戻しに時間がかかり、やっとの思いで外に出る。無料バスに乗り込む。発車時間は17:10。 でも、もう満員。しかし、発車しない。なぜだ? もうこれ以上は乗れない。運転手さんもエンジンをかけている。でも発車しない。 定刻通りにバスは発車。岩手の人は時間に厳しい。そして、また大渋滞に巻き込まれる。なぜ"北の長老"はバスにこだわったのだろう?  いつもの"北の長老"ならタクシーで帰るはずなのに。やっぱり、昨日もエロエロ遊びをしなかったからだろうか? 考えているうちに 眠りに落ちてしまった。

10/11(月) 18:00
 眠りから覚める。エアコン直撃になっていたせいか、頭が痛い。周りを見ると真っ暗である。しかし、繁華街に入っているし、 もう少しだな。PHSが震えている。どうせ、Kちゃんだろうし、バスの中なので無視する。新幹線の時間まで1時間ないので ちょっぴり不安になる。

10/11(月) 18:15
 M駅到着。新幹線まで30分弱。中途半端な時間なので、"北の長老"がヨーデル号のチケットを購入したところであっさり解散。"北の長老"は 10日後には横浜に現れるので、あまり未練は無いようだ。時間も時間だし、お弁当とお土産を買おう。コンコースに入りお弁当を 探す。しかし、売ってない。酷いところになると、店を閉めちゃってる。OROの後半は何も食べてない。悲しい。ひもじい。 しょうがないので、飲み物とお土産を少々買ってホームへ。とほほ・・

10/11(月) 18:40
 新幹線に乗り込む。今回はカモノハシではない。こまちである。唯一の心配事、B席の問題も解決した。さて隣は誰だろう。 またまたラッキーなことにおねえさんだ! 年のころなら25歳といったところか。ちょっとわくわくするが、お姉さんはあっさり 眠りについてしまった。起きてたとしても、別に何するわけでもないのだが・・・。 それでは、小橋選手の本でも読みますか。 ずんずん読む。どんどん熱くなる。やっぱり小橋は熱い。凄すぎる。いつでも前向きだ。人間こうでなくてはいけない。 本を閉じた頃には大宮を過ぎていた。

10/11(月) 21:30
 東京着。外に出る。やっぱりこっちは暑いなぁ。上着を脱いで、東海道線のホームへ。ビールを飲もうか迷うが、飲んだら遠くまで 行っちゃいそうなので諦める。

10/11(月) 22:10
 横浜着。安心したせいか疲れがドッと出てきた。歩くのやだなぁ。ってことはタクシーですね。

10/11(月) 22:30
 帰宅。PC立ち上げ、あじゃらに行き密告する。やっと任務完了である。結構ハードな任務であった。
 次の任務は、来年の「あやしい組合員、もっと北へ 〜ラベンダー畑で毛がボーボー」だったなぁ。それまで我慢できるかなぁ?



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。あやしい組合員はこれからも非合法活動に励みます。