演奏会だより

病院祭での演奏
    2001年10月21日(日)

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午前中の出張演奏会を終えた我々4人はお昼のお弁当をご馳走になったあと、再び我々の職場である病院に戻ってきました。この日は、私達の職場の”病院祭”です。その余興として午後3時からロビー・コンサートを行う予定になっていました。到着したのが12時半ぐらいでまだまだ時間があることから一旦解散。展示の手伝いをする人、家族サービスする人、一人練習に励む人、行方不明になる人、、、など様々です。

都合で開演が3時半になったため3時から直前の音合わせを行いました。うんうん、なかなかいい感じ。特にリズム、躍動感が大切な”The Entertainer”はちょっとしつこく練習する。

合間にちょっと会場を覗いてみると医学講演が行われていましたが、お客さんはあまり多くありませんでした。「え〜!こんなに少ないのー!?ちょっと冴えないな〜!」と内心ブー、ブーもの。

さあ、いよいよ3時半になり医学講演も終了、我々の出番です!!、、と、丁度その時、何処からともなく、お客さんが続々と集まってきてくれています!「やっほー!!これでなくっちゃ!!!」と俄然やる気も湧いてきます。結局、ず〜っと向こうの廊下の方までも聴いてくれている人が居るほどで、150人ぐらい来ていただいたでしょうか。

いよいよ演奏会のはじまり、はじまり〜〜♪♪

例によって団長のチェロ担当:大塚のとぼけたような司会進行で最初の曲「瀬戸の花嫁」の紹介があると、会場からオーッ!の歓声が。「今日のお客さんは反応がいいな〜!」。もう、やる気満々へとボルテージがさらに急上昇。この曲は、下の3人がロング・トーンの和声を作る中で1stバイオリンが親しみやすいメロディを奏でるもので、しょっぱなの曲としては大いに役立ちました。何しろみんな緊張してますから、こういう簡単だけど聴き栄えのする曲はありがたいです。

盛大な拍手に送られて2曲目「ゆうやけこやけ」、3曲目「故郷」。場所が病院ですから、お年寄りが多いので、こうした昔なつかしい童謡も取り入れています。我々の演奏も練習の時以上にいい感じで、会場のお客さんも一緒に歌っているのが聞こえます。こういう会場との一体感って、いいですねー♪♪

さあ4曲目は、お子ちゃまお待ちかねの「ドラえもんのうた」!!弾んだ楽しい曲で、大人も十分楽しめる曲です。あまりの素晴らしさ!?に、演奏が終わらないうちに拍手が湧き起こります。「早くやめろー!」の拍手ではないのは当然です!!!

次はちょっと趣向を変えて、モーツアルト「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」から第2楽章。団長:大塚の長男が通っていた幼稚園では、これが便所掃除の時に流れていた!?らしい。どういうわけか、1stバイオリン担当:新行内は、練習の時にはこの曲になると、とりあえず弾いています、、、というような気の抜けた演奏をしていることが多かったのですが、さすがに本番ではなかなか気合が入っていた。うん、感心、感心!!、、、というより、いつもそのように弾きなさい!!

6曲目は、”The Entertainer”。アメリカ風のリズム感豊かな曲で弾いていても楽しく、自然に体が動いてくる。直前の練習が効いて、いい感じの演奏になりました。

ちょっと日本のおじいちゃん、おばあちゃんには馴染みの薄い曲が並んだので、ここらで日本に戻ってきて「みかんの花咲く丘」。これは、後半、転調してからちょっとゴチャゴチャしやすいので要注意だったのですが、本番はまずまずの出来でした。これもお客さんが一緒に口ずさんでくれて、こちらも気分的に助かった、、、というのが大きかったようです。

本当は「みかんの花咲く丘」が最後の曲のはずだったのですが、会場の雰囲気がとっても良くて、調子に乗ってしまって「みかん、、、」で終わらず、本来はアンコール用だった曲を「えー、続きましては最後の曲で、、、」と紹介する大塚。そう、美空ひばりの名曲「川の流れのように」です。この曲も後半に転調してからが、ちょっともたつくことが多く、やはり前半と比べると今いち、、、でありました。でも、お客さんはとても喜んでくださり、事前にサクラをしこんでおくこともなし自然発生的に「アンコール!アンコール!!」のお声がかかり、午前の演奏会でやったディズニーの”It's a small world”を急遽演奏することに。

この瞬間、1st担当:新行内以外のメンバーの頭によぎったことは、「まさか新行内氏、楽譜がない、、、なんてことはないだろうな!?」ということでした。なにしろ新行内は楽譜の整理が得意中の得意で、練習の際にも、”楽譜がみつからない”騒ぎは日常茶飯事。午前の出張演奏会の時も行きの車の中で、他のメンバーから曲順を教えてもらいながら、楽譜を整理するというビッグぶりを発揮していたのです。

非常に幸運なことに、新行内も楽譜を手元に持っていて、すぐさま”It's a small world”の演奏開始。この曲は、丁度いいテンポ感と親しみやすいメロディで、何処で弾いても好評を博すのは実証済み。この日も、すぐに観客から手拍子や歌が巻き起こり、万来の拍手の中、演奏会は終了したのでありました。

めでたし、めでたし、、、、。

追記:文中に登場しませんでしたビオラ担当:小川と2nd担当:川上も、ちゃんと演奏に参加しておりました。何しろ弦楽四重奏ですから。彼らは控えめながらも、内声部を支え、演奏に彩りを添えておりました。念のため、、、。

プログラム
 ・瀬戸の花嫁
 ・ゆうやけこやけ
 ・故郷
 ・ドラえもんのうた
 ・アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより第2楽章
 ・The Entertainer
 ・みかんの花咲く丘
 ・川の流れのように
 ・It's a small world(アンコール)
↓ 職場の広報誌に掲載されました