2001年8月 その2

まだ8月半ばだというのに、急に涼しくなってしまい、天気が悪い日が続いています。今日の当地は全域で濃霧注意報が出ています。夏だから”パッ〜”と行きたいところですが、なんか気分が沈んでしまいます。

「そんな気分を吹っ飛ばせ!」なんちゃって。実は今日はミニ合宿第二弾を予定していました。7月のミニ合宿では心の底から楽しい時間を過ごしましたが、あれから約1ヶ月。再度、4人で集まる機会を持つことができました。

場所は前回同様、団員の自宅、別名”とろろ小屋”であります。とろろ小屋はかなり標高の高いところにあります。日曜日の夜7時半に集合ということで、それぞれ車で出かけましたが、山を上るにつれどんどん霧が濃くなり、フォグランプを点灯しても非常に運転しづらかったです。でも、「ミニ合宿のためなら、えんやこら!」なんていう具合に、楽しい一時を過ごすためにはもちろん苦にはなりません。

とはいえ、着いた時には少し疲れてしまいました。難しい曲をいきなり弾くと、ど〜っと疲れそうなので、前回同様に気に入っている曲を数曲弾いてみました。「やっぱり四重奏っていいな!」と少し気分を盛り上げておいてから次の作業に移りました。

実は先日のビアパーティーでの演奏も何とか終了し、「次はどうしようかな?」と考えているところなのです。昨年は秋に院内コンサートを催したのですが、今年はどうしようか?。そこで今回は、今後のレパートリー決定のためにも、数多くの曲をとりあえず弾いてみるという作業を行いました。

当団はこれまで職場や他の医療施設などで、患者さんや子ども達を対象とした演奏を中心に活動してきました。ですから、いわゆる演奏会専用のホールで演奏するようなクラシックの演奏会は行ったことがありません。必ずしも音楽好きとは限らない、少なくともクラシックにはほとんど興味のない人達が対象ですので、いつも皆がよく知っている曲を中心に選曲しています。あるときは手拍子を打ってもらい、またあるときは一緒に口ずさんでもらいながら、音楽を身近なものと感じていただき、病気療養中の気分転換にでもしていただければと思っています。このポリシーは今後もずっと変わらず掲げていきたいと思っています。私達は技術的には未熟であり、レベルの高いクラシックの演奏会を開くことは、むしろ不可能です。医療従事者による四重奏団という特色を生かした活動を続けていきたいと考えています。

そんなわけで、今日のミニ合宿ではまず、童謡、演歌、アニメソング、ポピュラーなどの楽譜を手当たり次第に弾いてみました。全部で15曲位でしたでしょうか。次にこれらの中から、受けが良さそうな曲を選んでいきました。子ども向け、お年寄り向けなど用途に合わせて数曲を選定しました。初見では難しい曲もありましたが、大体の雰囲気をつかむことを目的として、遊びながら適当に弾いていきました。一年前だったら、全然合わせられなかったでしょうが、合奏という作業にも大分慣れて、何となく形になってきたように思います。

後半は、「やっぱりクラシックもやりたい!」という気分になって、「アイネクライネナハトムジーク」全楽章や「ひばり」を弾いて楽しみました。当面はこれらのクラシック曲を披露する場はなさそうですが、演奏会で弾く弾かないは別として、自分達の楽しみのためにもクラシックの曲も時には演奏していきたいとも思いました。

最後は、とろろ小屋で4人は適当にくつろぎました。コーヒーを飲んだり、雑誌ストリングを読んだり、あるいは他人の楽器を弾き比べたりと好き勝手に過ごすのも楽しいです。こんな時いつも感じるのですが、自分の楽器を他人に弾いてもらうというのはとっても面白いですね。お客さんに聴こえている自分の楽器の音は、自分自身で聴くことはできません。つまり自分で弾いている時は耳のすぐそばで楽器が鳴っているし、アゴを伝わってくる音もあるので、お客さんに聴こえている音とは違うと思うんです。他人に弾いてもらうと、「ああ、自分の楽器はこういう音色なんだ、、、」などと、改めて気付かされます。まあ、個人の技術の問題もあるでしょうけど。上手な人に弾いてもらえばきれいに聴こえますけどね。

そんなふうに、うだうだと過ごしながら、「また明日からの仕事を頑張ろう!」という気持ちになり帰宅しました。音楽って本当にいいですね。(なんともまとまりがなくなってしまった!読者の皆さん、ゴメンナサイ!)
雑誌ストリングを読む人
くつろぎの図
この楽器、弾いてみる?
たまにはバイオリンも
疲れきった図
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