演奏会だより

ビアパーティーでの演奏 2001年8月10日(金)

皆様、今年もやってまいりました。ビアパーティーでの演奏!
いろいろないきさつがございましたが、結局やりましたよ!(いきさつについては8月の雑感をご覧ください。)

プログラム
・アイネクライネナハトムジーク 第一楽章
・君を乗せて(天空の城ラピュタ)
・愛の挨拶
・アイネクライネナハトムジーク 第二楽章
・好きになった人
・川の流れのように
・イッツアスモールワールド(アンコール)

出演(←イチイチ書かんでもよろしい!)
・第一バイオリン 新行内 健一
・第二バイオリン 川上 武
・ビオラ 小川哲史
・チェロ 大塚隆幸

もう8月の雑感はお読みになりましたか。まだの方は、まずそちらをお読みになってください。そこに書きました通り、8月1日にオープンしたばかりのホテルのロビーにて行いました。これまでは、じゅうたん張りの会場で音が響かず何度も苦い経験をしている私達にはもってこいの場所のように思いました。

ビアパーティーの乾杯後、早めの時間帯に演奏できるよう設定してもらいました。まずは宴会場内のステージ上で挨拶しました。そして、「今年はロビーで演奏しますので興味のある方は、そちらへお越しください」と伝えました。でも、みんな楽しくビールを飲んでいるのにわざわざロビーまで出てきてくれるのか?誰もきてくれなかったらちょっと寂しい、、、などと思いは巡ります。たった1人でも2人でもいいから、聴きたい人だけ来ていただければと思っていました。


挨拶後、楽器を手にロビーへ。すると、次から次へとロビーへ人が出てきてくれたのです。あえて数えませんでしたが、50人くらいは集まったでしょうか。ちょっとざわついていましたが、何とも嬉しいではありませんか。

さっそく第一曲目、「アイネクライネナハトムジーク」より第一楽章です。この曲は、以前もプログラムの冒頭で演奏したことがあるのですが、一曲目で緊張している時には指がなかなか回らないのです。オープニングにはふさわしい曲だと思うのですが、そういう意味では難しいですね!曲が始まると、大理石で敷き詰められたロビーなのでもっともっと音が響いて良いはずなのに、非常に聞こえづらい印象でした。一番困ったのは、他のパートの音がよく聞こえないことでした。第二バイオリンとビオラのきざみなど、かなり苦労しました。でも逆にそれって、お客さんにとっては細かいズレがわからないかな?などと、勝手な推測のもと何とかクリアーしました。弾き終わった後の拍手の感じからは、そこそこの演奏はできていたのかなとも思いました。

2曲目、「君を乗せて」は後半はとっても劇的に盛り上がるのですが、どうやらその雰囲気を感じてもらえたようで、これもまあまあの拍手をいただきました。3曲目の「愛の挨拶」は、今回の新曲ですが、やっぱり難しいですね。この頃になると、お客さんも会場とロビーを出たり入ったりしてかなりざわついてきていたので、余計に聞こえづらくなっていました。最後、やさしく消え入るように終わるのですが、何となくよくわからないうちに終わってしまいました(トホホ、、、)。

次の「アイネクライネナハトムジーク」第二楽章は、これまた聞こえづらかったのではないかと思いました。冒頭の有名な旋律は小さく開始したかったのですが、あえて大きめに弾くという結果となりました。でも一番前で聞いていてくれた人が、足でリズムを取っているのが見えて、一応楽しんでくれているのかなと思いました。「好きになった人」は再び拍手をたくさんいただきました。一曲くらい、こういう毛色の変わった曲が入っているのも良いかもしれません。

そしていよいよ最後、「川の流れのように」です。この曲は、もともとの旋律が良いこともありますが、編曲がとっても素晴らしく、私達も最も気に入っていて思い入れがある曲でした。弾いていても本当にいい気分にさせてくれる曲です(単なる自己満足?)。この曲にはチェロのソロがたくさん出てきますが、想像していたほどには音が響かなかったこのロビーで、チェロの音だけは非常によく響いていて安心しました。

アンコールの声に乗せられて、イッツアスモールワールドを弾きました。ノリがいいので、お客さんからはどこからともなく手拍子がわいて楽しい雰囲気の中で終了しました。わざわざ会場からロビーに出てきていただいた皆さん、本当にありがとうございました。音楽的には未熟な部分も多い演奏でしたが、ビアパーティーの余興としては及第点をいただけたかなと思いました。

ところで、数日前に下見に来た時には、ロビーの隅のコーナーの所で演奏しようと思っていました。ところが、当日はそこにグランドピアノが設置されていて、急遽、別の場所に変更しました。写真でもおわかりになると思いますが、階段近くの場所であったため、どうも音が階段を伝って下方に逃げていったような印象を持ちました。下見の時には、しゃべっている声ですら反響していた場所なのに、なぜこんなに響きが悪いのか疑問だったのですが、そんなことも一因となっていたかもしれません。こういう状況を的確に判断して臨機応変に対応できるようになるべきだなと反省しました。また、これもいつも思うことなのですが、人間が多いとどうしても音が吸収されてしまうように感じます。でも、これだけ多くの方々に集まっていただけたのは、逆に感謝しなくてはいけませんよね!
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